CT

コンピュータ断層撮影( Computed Tomography、略称:CT)は、
身体のまわり360°からX線を照射して走査し、コンピュータを用いて処理することで身体の内部画像を構成し、様々な方向から体内を確認できる検査装置です。
また血管内に造影剤を投与して撮影することによりより詳細に観察ができ、用いるCT検査を追加することにより、レントゲン検査や超音波検査だけでは分からない病態の診断や手術に必要な情報を適格に把握できます。
当院のCT装置は16列の検査器なので撮影時間を短縮し、動物の負担を軽減することができます。
人間の医療においても早期の腫瘍を発見する検査機器として日常的に使われています。動物にとってもCT検査をX線、エコー検査のように身近な検査にしたいと考えています。
【近隣の動物病院様へ】
CT撮影の依頼も承っています。必要な場合はご連絡ください。
検査お申込みの流れ
CT検査は完全予約制になります。
かかりつけの病院に通院している方は紹介が必要となります。
電話・FAXにて対応させていただきますので、一度ご連絡ください。
電話でのお申し込み
TEL052-739-1299
FAXでのお申し込み 
全身麻酔の必要性
動物のCT検査は全身麻酔をかける必要があります。その間動物はじっと出来ませんし、呼吸を止めることも出来ないからです。呼吸をしていると画像がブレてしまいます。また、検査の目的によって造影剤を使用する場合があります。造影剤を使用することにより血管や病変が鮮明になり、より正確な診断が可能となります。
そのため、検査前日の20時以降の絶食と、当日の朝以降の絶水をお願いします。また、麻酔前検査として一般身体検査、血液検査、レントゲン検査を事前に実施します。
予約から検査までの流れ
  • ① 当院に一度ご連絡お願いします(飼い主様・主治医の先生)
  • ② 当院にて診察を行います(麻酔前の血液検査・レントゲン検査・心電図検査等)
    他院での検査データがありましたら、持参お願いします。
  • ③ CT検査日の確定
  • ④ 絶水・絶食
    検査前日は20時までにお食事を済ませて、以降は絶食してください。
    お水は検査当日の朝から抜いてください。
  • ⑤ 検査当日
    検査を実施します。検査当日は午前9時〜9時半までにご来院いただくようお願いします。
CT検査が有効な病気
  • レントゲン検査や超音波検査ではわかりにくい部位の病変も撮影ができます。
  • 構造が複雑な部位やリンパ節などの小さな臓器を含めた、全体像が把握できます。
  • 病変とその周辺の臓器や血管との関係性を把握できます。
  • 3D画像を構築できますので、飼い主様にも病気の状況を立体的にイメージしてもらうことができます。
  • CT検査による健康診断も可能です。
  • CT検査で分かる異常は多岐にわたります。脳・肺・腹部臓器・骨などにおいて、 腫瘍の浸潤範囲や転移の確認などに威力を発揮します。
  • 腫瘍以外でも、その他の検査で原因のはっきりしない胸腔・腹腔内の異常、 手術前の精密検査(骨折・消化管内異物など)、呼吸器症状、顔面の腫脹、意識障害、四肢麻痺などの際にCTが有用です。
頭部 水頭症 外耳炎・中耳炎 歯科疾患
腫瘍 骨折 脳障害
(脳・鼻腔・口腔・眼窩)
意識障害 顔面の腫れ
胸部 腫瘍 肺葉捻転 気管虚脱
(肺・腫瘍の肺転移)
骨折
脊椎・脊髄 骨折 腫瘍 椎間板ヘルニア
腹部 腫瘍 門脈シャント 結石(腎臓・膀胱・尿管)
(肝臓・腎臓・脾臓・膵臓・副腎・膀胱・腸・リンパ節)
異物 腸閉塞・重積 捻転(胃・腸・脾臓)
骨折