もりやまな人々

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メディカルトリマー

坂場 久人(さかば・ひさと)

神奈川県出身

もりやま犬と猫の病院に入社しようと思った理由

この病院に入ったきっかけは専門学校で同級生の長谷川くん(現TOMARIGIスタッフ)からの紹介でした。元々トリミングサロンで働いており、そこで2年程経験を積んだのですが、自分が本当にトリマーとしてやりたい事はなんだろう、と考えながら仕事をする機会が増えてきました。その時に長谷川くんからケアセンターの話をよく聞いており、治療の一環としてシャンプー(薬浴)がとても有効だという事を教えてくれました。トリミングサロンで働いていた時期は、正直シャンプーは一つの作業としか思っていませんでした。そんな自分にとってシャンプー=治療というのはとても意外であり、興味をすごく持つようになりました。副院長である飯田先生は、特に皮膚の診療に強く、シャンプーの事も詳しいという話もよく聞いていたので、自分の本当にやりたい事を見つける為にここに就職しました。

忘れられないエピソード

ケアセンターによく来院してくださるワンちゃんが、ある時から表皮小環という皮膚のトラブルを起こしており、お家でも体を掻くようになったというお話を聞きました。普段から毎月薬浴で来院してくださるのですが、今までは皮膚のトラブルがなかった為、その時から薬用シャンプー(ノルバサンシャンプー)を使い始めました。数ヶ月が経ち、その子の皮膚を見てみると、皮膚の状態がかなり良化していて、そこで初めて自分が当たり前に行っている薬浴がこんなにもワンちゃん達の為になっているんだなと凄く実感しました。その子の薬浴をしてからより一層、自分が知らない知識等をもっと蓄えてワンちゃん達に沢山還元してもっともっと幸せに過ごして欲しいなと思い、業務に取り組んでいます。

現在注力していること

飯田先生に今使っているシャンプーの効能やどういう症状の子にどのシャンプーを使うのが良いのかを確認したり、皮膚に関する事をSNSで発信している皮膚科専門の獣医さんの投稿を見て、今行っているシャンプーの仕方が本当に合っているのか、もっとワンちゃん達の負担を減らせる方法はないかなどの勉強を重点にしています。獣医師とシャンプーの合う合わないを確認するのはとても大切だと思いますが、トリマー自身がその知識を付ける事によって、ワンちゃん達の皮膚の状態を見てシャンプーを変える事が出来るようになる事もすごく大切な事だと思ってます。ケアセンタースタッフは今、以上に皮膚の知識、シャンプーの知識をもっと付けなければならない為、自分がまず先駆者となり他のスタッフに情報発信をしていけるように努めています。

求職者へのメッセージ

トリミングサロンとは違った魅力のある動物病院ならではのお風呂の仕方、トリミングの仕方があります。ケアセンターは心臓の悪い子、足腰の弱い子が沢山来ますが、ワンちゃんの負担軽減を第一に考え、無理なく出来る範囲での美容を行ってます。僕はこの病院を通じて、ワンちゃん達を綺麗に丁寧にカットする事だけがトリマーの仕事だとは思わなくなりました。お風呂で皮膚のケアをする事、無理なく美容を行う事もトリマーの仕事であり、やりがいをすごく感じています!ケアセンタースタッフは全員和気あいあいとしていて毎年入る新人さんもすぐに打ち解けてくれています!一度実習をしてみて、実際に雰囲気などを体験していただければ、ここの魅力が十分伝わると思います!!

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