Soft tissue surgery
Sick & Treatment
陰部から膿が出るという分かりやすい症状が出るだけでなく、熱っぽくて何となく元気食欲がない、水を飲む量が増えたという分かりにくい症状しか出ないことも多いです。
避妊手術をしていない中高齢の雌犬に多いです。雌猫に発生することもあります。
膿の溜まった子宮を摘出する手術を行います。発見が遅れると命に関わることも多い病気のため、早期発見が重要です。手術が行えないような高齢犬や重症の場合には、子宮内の膿を排出させる注射を用いて治療することもあります。
嘔吐や食欲不振がみられます。
元気いっぱいの若齢犬が多いです。遊びに熱中しすぎておもちゃを食べてしまう猫もいます。
飲み込んでしまった異物が胃内にある場合は、吐き気の出る注射を使って吐かせる処置を行います。吐かせる処置により消化管を傷つける恐れがある尖った金属などを飲み込んでしまった場合には、麻酔をかけて内視鏡によって摘出することもあります。さらに内視鏡でも安全に摘出できない場合や、小腸で閉塞を起こしてしまった場合には開腹手術が必要になることもあります。
膀胱内の結石によって血尿や頻尿などの症状が出ることが多いです。尿道の細い雄では、膀胱内の結石が尿道に詰まってしまうこともあります。
水をあまり飲まない猫やミニチュア・シュナウザーやシーズーに多いと言われますが、どんな種別にも発生します。
ストラバイト結石など、結石の種類によっては食事の変更によって結石を溶かすことができることがあります。一方、シュウ酸カルシウム結石などは食事の変更によって溶解できませんので、膀胱切開による結石の摘出が必要になります。
胆嚢内の胆汁がゼリー状に固まり、最終的に胆嚢破裂を起こすこともあります。症状は嘔吐や食欲不振、尿が急にオレンジ色になる黄疸が生じることもあります。
中高齢の犬に多いです。基礎疾患として副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)や甲状腺機能低下症を患っている子は特に注意が必要です。ミニチュア・シュナウザーやシェットランド・シープドッグに多いとも言われます。
軽症例では利担剤を用いた内科療法が選択されますが、重症例では手術が必要になることもあります。胆嚢破裂により命に関わることが多いため、早期発見・早期治療が非常に重要になります。
排便時にお尻の横が膨らみ便が出にくくなります。重症例では前立腺や膀胱もお尻側に脱出し、排尿困難が生じることもあります。
未去勢の中高齢の雄犬に発生します。
肛門周囲に脱出した臓器を腹腔内に戻し、脱出してきた穴を縫い縮めていきます。穴が大きい場合には医療用のメッシュを用いる事もあります。性ホルモンによって肛門周囲の筋肉が萎縮して生じるため、同時に去勢を行います。手術をしても再発する事があるため注意が必要です。
先天的な肝臓周囲の異常血管により、消化管から吸収された毒素が無毒化されずに全身を巡ってしまう病気です。食事後に発作や涎を垂らして異常な行動をする事があります。軽症例では全く症状を示さず、血液検査で疑われる事もあります。
若齢のトイ犬種に多いです。猫にもまれに発生します。
造影剤を用いたCT撮影を行い肝臓を迂回する異常な血管を探し、この異常血管を結紮します。発見が遅れると肝機能不全により手術が行えないこともあるため、早期発見が必要です。
動物医療センター もりやま犬と猫の病院
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