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2022.06.14

ケアセンター

その目やに、涙やけ

こんにちは!

動物医療センターもりやま犬と猫の病院ケアセンター メディカルトリマーの坂場です😊

最近気温が上がってきて暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?🤔

僕は暑いのが苦手なので、家のエアコンをガンガン効かせて過ごしてます😌

熱中症などがそろそろ出てくるころだと思いますので、飼い主様、わんちゃん共にお気をつけください🙀

 

 

最近ケアセンターにくるオーナー様からよく目やに涙やけについてご相談を受けます。

身近な悩みでもあり、時には目に傷がついていて、そこから涙が増えたり、目やにが沢山出たりします。

今回はその目やに、涙やけについて書いていきます🐶

 

・そもそも目やにとは?

老廃物と目を保護してる時の粘液が混ざって出来るもので、基本的に瞬きをするときに涙で流れます。

・目やにがなぜできるのか?

まず一つは人間と同じように生理現象として出来るものです。

この場合だとガーゼやティッシュなどで拭き取ってあげるだけで特に問題はありません。

次に目の病気が原因で多く出てしまってる場合です。以下の病気で例に出していきます。

角膜炎

黒目の表面を覆っている角膜が炎症を起こしてしまっている状態です。

ゴミなとが目に入ったり、目をこすったりなどにより角膜が傷ついてしまうことで角膜炎になります。

結膜炎

白目を覆っている結膜が炎症を起こしてしまっている状態です。

病原体の感染やゴミが入ったり、アレルギーなどによって起こる病気です。

他にもいろいろな病気が原因で起こりますが、涙の量が少なくて目やにが増えている事もあります。

目やに1つでもなにか異常があればすぐに病院にご相談いただけるといいと思います😌

 

 

 

 

次に涙やけについて話していこうと思います。

ケアセンターに来てくださる方でも涙やけの悩みを持っていらっしゃる方がとても多く、涙やけがすごいから目元短くしてほしいという注文も沢山受けます😣

・涙やけがなぜ起きるのか、その原因は?

涙やけは涙が出続けてしまうことで起きています。

普通のわんちゃんであれば涙が出続けるということは基本的にはありません。

涙は本来目頭にある涙点という穴を通り、鼻涙管という管に入って鼻先へ出ていきます。

しかし、何からかの原因で涙点や鼻涙管が上手く機能してないと、涙が出続ける状態になります。

 

☆1つ目は鼻涙管閉塞という病気によって涙やけが増える場合です。

鼻涙管閉塞とは、涙管や鼻涙管が細くなってしまったり、閉塞してしまう病気です。

涙やけのほとんどが鼻涙管閉塞と言われている為、病院でご相談する際は、この病気について少し話してみるといいと思います。

 

☆2つ目はアレルギー反応によって起こってしまう場合です。

ハウスダストや花粉など、ご飯のアレルギーなどで目の周りにアレルギー反応が起こり、炎症して涙が止まらなくなったりします。

 

☆3つ目は目やにと同様にゴミなどが入り、目に刺激を与えてしまって涙やけの原因となってしまいます。

まつ毛などでも目に刺激を与えてしまう場合があるので、目の周りに毛の多い犬種は目に傷が付きやすく涙やけが多くなりやすいと言われてます。

 

他にもご飯で消化不良を起こして体の中に老廃物を溜め込んでしまい、それによって鼻涙管を詰まらせてしまう事もあります。

涙やけの改善はご飯を変えることによって良くなるという話をよく聞きます😊

腸内環境を整えたり、消化の良いご飯に変えることで症状が改善されるという事だと思います😊

涙やけで困っているオーナー様、わんちゃんは一度ご飯について病院で相談してもらったり、ケアセンターご利用の際にも、獣医の診察が可能な為、ケアセンタースタッフにご相談いただければと思います😌

もちろん日常ケアとしても目元の毛を切ってあげたり、水に濡らしたコットンやティッシュなどで定期的に目元を拭いたりということも大切です!

ちなみに、ケアセンターのご来院される方で、目やにが多い子は目元の毛を可能な限り短く切ったり、目薬をお返しの前に差したりしています😀

 

 

 

目やにが多いわんちゃんや涙やけが多いわんちゃんは是非スタッフにご相談下さい!

オーナー様、わんちゃんが1番生活しやすいようにスタッフ一同オーナー様に寄り添い、対応させていただきます🙇‍♂️

ご予約の電話お待ちしております!

 

 

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