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2022.08.13

獣医師

誤食に要注意

こんにちは、獣医師の吉ヶ崎です。

 

まだまだ暑い日が続いていますが皆さん夏バテにはなっていませんか?

人もわんちゃん猫ちゃんも熱中症には引き続き気をつけていきましょう!

 

 

今回は誤食についてお話をしていこうと思います。

動物病院での診察で意外と多いのが誤食による体調不良です。

その内容は犬猫用のおもちゃ、

植物や食べ物の種、ジョイントマット、

石、毛玉など様々です。

 

これらが腸につまったりして腸閉塞を起こすことにより

嘔吐・食欲不振・腹痛などを起こすことがあります。

 

 

また、猫ちゃんは紐が大好き。飲み込んでしまうこともあります。

紐を飲み込んでしまうと、腸に絡まってしまい同様の症状をおこします。

 

腸閉塞の診断は、レントゲン検査やエコー検査、

時にはCT検査などにより判断をします。

 

異物が腸まで行ってしまうと開腹手術になってしまったり、

腸が傷ついてしまっている場合は腸の一部を切除しなければいけない場合があります。

 

異物が胃内にあるうちは催吐処置や内視鏡による摘出ができることもありますので、

わんちゃん猫ちゃんの誤食に気付いたら早めの受診をしましょう!

 

(※もちろん、誤食は腸閉塞だけでなく、ものによっては中毒を起こすことがあるので注意が必要です)

 

 

 

また、誤食をしないように普段の生活でも気を付けていけることがあります。

・お散歩中は目を離さない
・飲み込んでしまいそうな大きさのおもちゃを与えない
・口に咥えているものを離してもらうトレーニングをする

 

 

もちろん防ぎきれないこともあるので
心配なことがあれば病院に連絡をしてくださいね。

 

 

最近のわたげちゃん、とってもお利口さんですが、

油断していたらお水を飲まれてしまいました、、、

スタッフのお水を飲むのがブームみたいです。

油断禁物ですね。(かわいいので許しました)

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