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2023.06.15

獣医師

猫ちゃんの関節の痛みのサインに気づいていますか?

こんにちは、獣医師の今瀬です。

 

梅雨に入り、蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

夏風邪も流行っていますので、体調管理にお気をつけ下さいね。

 

さて、今月は猫の変形性関節症についてお話させていただきたいと思います。

 

 

 

 

変形性関節症とは?

 

骨と骨のクッションの役割をしている軟骨に過度の負担がかかることで次第に関節が変形し、

 

慢性的な痛みや、動作に困難が生じる関節疾患です。

 

猫の変形性関節症は、

 

・加齢
・肥満
・外傷
・遺伝
・過度の運動
・関節不安定症
・繰り返す亜脱臼や脱臼

 

など、様々な要因が関与して起こります。

関節軟骨に過度な負担がかかると、軟骨に摩擦が起こり、軟骨構成成分が変化(変性)します。

 

 

徐々に軟骨がすり減ると、関節炎を発症し、痛みが出はじめます。

 

 

そして、関節の可動域が減少し、動作に困難が生じてきます。

 

さらに軟骨がすり減ると、骨同士がこすれ合い、骨が変形してしまい、激しい痛みになっていきます。

関節炎の出やすい部位は、

 

①手根(手首)
②肘
③膝
④足根(足首)
⑤股関節
⑥肩
⑧指
の順です。

この病気ですが、

 

なんと!

 

1歳以上の猫ちゃんの約74%、12歳以上の90%に変形性関節症があるとも言われています!!

 

しかし、猫の変形性関節症は、兆候が分かりにくく、飼い主様が気づかないことが多い疾患です。

 

猫は本能的に痛みを隠す動物で、痛がる様子をみせないので、歳のせいで動きが鈍くなったのかしら?などと勘違いされやすいのですが、日常のちょっとしたしぐさが痛みのサインのことがあります。

 

痛みのサインを見逃さないように、日頃からよく観察してみて下さい!

 

 

 

 

痛みのチェックリスト

 

・階段を登る時、
うさぎ跳び(後ろ足を同時に跳ねて登る)したり、休憩する。

 

・階段を降りる時
体を横向きにして一段づつ降りたり、休憩する。

 

・動くものを追いかけるとき
途中でゆっくりになったり休憩する。

 

・ジャンプするとき
飛び乗る前にためらう。1回のジャンプで届かず、前足をつけてから後ろ足を引き上げる。

 

・飛び降りるとき
飛び降りる前にためらう。大きくジャンプしない。地面に前足を伸ばして降りる。

 

・走る時
全体的に動きが遅く、歩きと早歩きを交互にする。

 

・その他にも…

気性があらくなった
体を触ると嫌がるようになった
おもちゃにじゃれなくなった
トイレの外で排泄する
物陰に隠れたり、逃げたりする
動きがゆっくりになった
グルーミングが減った
おとなしい
食欲が落ちた
睡眠時の姿勢が変わった
目を細める

 

などの変化にも、痛みが隠れているかもしれません。

 

 

皮膚にできた腫瘍を切除するために手術前の検査をした猫ちゃんのレントゲン写真です。

 

 

股関節と膝関節に重度の変形性関節症があり、偶然みつかりましたが、飼い主様は、足の痛みには気づかれていませんでした。
このように、レントゲンを撮った際に偶然写ってきて見つかることも多いのです。

 

痛みは、放置すると猫ちゃんのQOL(生活の質)も下がり、さらに関節炎も悪化しますので、早期に痛みを和らげ、身体機能を維持、改善してあげましょう!

 

治療ですが、
①体重のコントロール
②痛みの緩和
③運動の促進

 

を軸に、プランを立てていきます。

 

痛みの緩和には、従来、消炎鎮痛剤のNSAIDsというお薬を使用していましたが、腎臓や肝臓、胃腸に負担をかけるため、長期にわたる投与はできませんでした。

 

しかし、2023年2月から抗NGF抗体という新しい作用機序のお薬が導入され、治療の選択肢が増えました!

 

こちらのお薬は、ひと月に1回の注射薬なので、毎日の投薬ストレスがなくなります。

 

そして、腎臓、肝臓、胃腸への影響が最小限ですので、初期の腎不全の猫ちゃんにも使用できます!

 

オメガ3脂肪酸も炎症反応を減らすのに効果があり、食事やサプリメントで摂取するのもおすすめです。

 

運動は、おもちゃで遊んであげたり、色々な高さの登りやすいキャットタワーなどで遊べるようにし、無理ない範囲で積極的に動き回らせて関節を動かしてあげましょう!

 

そして、生活環境についても見直してみて下さい。

 

・ご飯やお水の器は使いやすいですか?

・ベッドは使いやすいですか?

・キャットタワーは上りやすいですか?(スロープや階段は必要ですか?)

・トイレの入り口は高くないですか?

・トイレは入りやすいように、複数ありますか?

 

早期に病気に気づいて、痛みを和らげて、心身ともに健やかに過ごしていけるといいですね!

 

 

 

さいごに

梅雨の合間に趣味のキャンプに行きました。山はいいですね!

 

 

2023.05.15

獣医師

わんちゃんねこちゃんのお口の中

こんにちは!獣医師の大澤です。

 

 

最近すっかり暖かくなりましたね。

 

 

でも夜は冷えることもありますのでお気をつけください。

 

 

毎年のことながら、衣替えのタイミングを見失ってしまいますね・・・。

 

 

 

今回はわんちゃんとねこちゃんのお口の中の構造について書かせて頂きます。

 

毎日一緒に生活していても、なかなか彼らのお口の中をじっくり観察したことはないかと思います。

 

歯や舌などそれぞれ細かくみると、やっぱりヒトとはだいぶ違う構造になっています!

 

それぞれの特徴や、そしてお口のお手入れについて簡単にご紹介しますね!

 

 

~舌と歯肉、唾液~

 

 

舌や歯肉には、唾液が湧き出る部分が潜んでいます。

 

 

唾液は、口の中をきれいにするとても大事な作用があり、歯垢や歯石が出来にくくしてくれます。

 

 

上顎の粘膜の部分は段差がでこぼこしています。前歯(正式には切歯といいます)の裏ををよくよくみてみると、ちょっとだけぷっくりしている部分があります。

 

 

これは切歯乳頭といって臭いを感じる神経の部分です。どうやらヒトでもあるそうですが、わんちゃんたちのほうがなんだかハッキリしています。

 

 

やっぱり嗅覚がヒトと比べるととても鋭いことに関係しているのでしょうね。

 

 

~歯~

切歯、犬歯、臼歯はわんちゃんとねこちゃんでそれぞれ本数が違います。

 

 

わんちゃんは、上顎の切歯6本、犬歯2本、臼歯12本。
下顎の切6本、犬歯2本、臼歯14本。

 

 

 

 

ねこちゃんは、上顎の切歯6本、犬歯2本、臼歯8本。
下顎の切歯6本、犬歯2本、臼歯6本。

 

 

切歯や犬歯は普段から目にする部分だと思いますが、臼歯はほっぺたの奥の方なのでなかなか見る機会がありませんよね。

 

 

すこ~しほっぺたをめくって見てみてください。

 

 

なかなか大きな存在感の歯が見えると思います。

 

 

上の臼歯と下の臼歯はかっちり挟まると鋏のようになっていますね。

 

 

ヒトと違い、食肉目と呼ばれる動物なので、まさしく歯が肉を引き裂くための鋏の役割を担っているんですよね。

 

 

彼らの祖先はそれぞれオオカミやヤマネコなので獲物をハンティングするための大事な武器です。カッコイイ!

 

 

 

 

 

しかし、家庭の中でヒトと生活するスタイルのなか、わんちゃんは特にオオカミの頃と比べて体がとっても小型化されました。

 

 

 

 

しかし、顎の大きさが小さくなっても歯の本数は変わりませんでした。

 

 

すると、口の中は大渋滞!

 

 

歯がぎっしり並んでいて、隙間がありません。

 

 

唾液の洗浄作用がうまく働きません。

 

 

すると、ほっぺたの奥の臼歯のまわりはとても歯垢がつきやすい環境になってしまいました・・・!!

 

 

ですので、小型犬のこたちはとても歯周病になりやすいです。

 

 

近年は、3歳以上のわんちゃんねこちゃんの80%は歯周病という統計報告もあります。

 

 

これを防ぐには小まめなデンタルケアが必要になります。

 

 

デンタルケアはいきなりしっかりやろうとしても難しい面が多いと思います。

 

 

 

 

当院ではいろいろなデンタルケアグッズを置いています。

 

 

歯磨きジェルや、歯磨きガム・・・出来る範囲から頑張って地道にやっていきましょう!

 

 

目標は、歯ブラシで前述した臼歯の隙間のところまで丁寧にみがくことですね。

 

 

5月27日にデンタルセミナーを病院で開催する予定ですので、どうかお気軽にご参加ください。

 

2023.04.15

獣医師

ぼくの心臓わたしの心臓大丈夫??

こんにちは。獣医師の田宮です。

 

冬の寒さから一転、心地よい春の陽気を感じられる季節になりましたね。

 

春は予防のシーズンです。当院ではフィラリア症や狂犬病、混合ワクチンなど、予防接種で来院されるオーナー様が多くなってきました。

 

予防接種時に定期健診をしたいと来られる方もたくさんいらっしゃいます。診察時にチェックするのが「心音」です。聴診器を胸に当てて、心臓の拍動やリズム、雑音を聴き取ります。実は心臓に雑音があり心臓病でしたなんてこともあり得るのです。

 

雑音があればレントゲン検査や心臓のエコー(超音波)検査をします。心臓が大きくないかな?逆流はないかな?それはどの程度なのかな?を確認します。今回は心臓病の中でもわんちゃんに特に多い僧帽弁閉鎖不全症について一緒に勉強しましょう。

 

心臓は全身に血液を送るポンプの役割があります。酸素の多い綺麗な血液を体に送って、酸素を使った血液を肺でまた綺麗にし、酸素の多い血液をまた全身へ送るという「循環」をしています。

 

 

 

ワンちゃんで多く見られる【僧帽弁閉鎖不全症】

 

心臓は左と右、更に上と下と4つのお部屋に分かれます。心臓にはこのお部屋の境界には血液が逆戻りしないように「弁」が付いています。

 

 

 

僧帽弁閉鎖不全症では左心房から左心室への弁=僧帽弁がうまく閉じなくて血液が逆流を起こしてしまうのです。

 

 

そうすると、逆流するところは、酸素の多い血液にする「肺」なので、肺に負担がかかってしまうのです。

 

 

 

 

逆流の度合い、スピードが軽度であれば問題となることはありませんが、逆流スピードが強く、早くなると肺への負担がかかり【肺水腫】という状態になり、肺がうまく膨らみません。

 

 

呼吸が荒くなったり、酸素が足りなくなり舌が真っ青になるチアノーゼを起こします。呼吸困難となり、治療のために緊急入院となることもあります。

 

僧帽弁閉鎖不全症では症状の程度によって心臓を収縮させたり、血圧をコントロールするような心臓薬を服用したりします。

 

 

軽度な場合は薬を飲まずに定期的に検査をし、経過をみていく子もいます。症状の程度は心臓のエコー検査を行なったり、レントゲンをとったり、血圧を測ったりすることで評価します。

 

症状が進んでいる場合はお薬を調節したりします。

 

☆画像エコーLA/Ao

 

この画像は心臓のエコー検査で左心房の大きさを評価しています。

 

こんな症状は要注意!?
①心臓の雑音があると言われた
②呼吸がおかしい
③咳をする
④疲れやすくなった
⑤寝ていることが多くなった

 

これらの症状は他の疾患や加齢に伴なうこともありますが、心臓病の一端である可能性もあるので、一度受診しましょう。

 

心臓病は普段生活している中では発見しづらい病気でもあります。最近ではヒトですが、「お医者さんで心音チェック」という心臓病の定期健診をオススメするCMも流れています。

 

 

発見のきっかけは聴診ですが、この小さな心音がとても大きな病気の治療や予防につながります。

 

 

症状がなくても一度心音をチェックしに来てください。

 

 

健康診断の際にはぜひ心音チェックをしましょう!

2023.03.14

獣医師

胆嚢の病気について

こんにちは!
獣医師の江場です

 

3月に入り急に暖かくなりましたね、ここ最近の最高気温はなんと5月並みだそうです!

 

冬の寒さが和らいだのは嬉しいことですが、
急な気温の変化で体調を崩さないように気をつけたいですね😃

 

 

 

 

さて、今回は胆嚢という臓器に関する病気、
『胆嚢粘液養腫(たんのうねんえきのうしゅ)』についてお話ししたいと思います。

 

そもそも胆嚢とはどんな臓器なのか?

 

簡単に言うと胆嚢は、
肝臓で産生される胆汁という消化液を一時的に貯蔵・濃縮する為の袋状の臓器です。

 

胆嚢からの胆汁は総胆管という管を通り、
胃の先にある十二指腸という腸管へ分泌され、
主に脂肪を消化吸収しやすくする働きがあります。

胆嚢粘液嚢腫ではこの胆嚢がムチンに富んだ
粘性の高い異常な胆汁が蓄積することで拡張してしまっている状態です。

 

詳細な発生機序ははっきりとしていませんが、
胆嚢壁を構成する粘液産生細胞からの過剰な粘液産生によって
異常な胆汁貯留が発生していると考えられています。

 

 

好発犬種として
シェットランド・シープドッグ、コッカー・スパニエル、
ミニチュア ・シュナウザ ーなどが挙げられています。

 

よくある症状は,嘔吐や食欲不振,元気消失,
嘔吐、腹部疼痛、黄疸、発熱などさまざまです。

 

 

過剰な粘液貯留の結果、胆道系の閉塞や胆嚢壁の穿孔・破裂をともなう場合は
重篤化することもあり、危険な病気と言えます。

そんな胆嚢粘液嚢腫、どのように診断・治療するのでしょうか?

 

血液検査により肝酵素(ALT、AST、ALP、 GGT) や
総ビリルビンの上昇がみられます。

 

 

診断には超音波検査による胆嚢の評価がもっとも有用で、
胆嚢壁の浮腫やキウイフルーツ様や星状といった胆嚢の断面図がとても代表的な所見です。

 

 

 

 

治療方法は外科療法と内科療法がありますが、
先ほど挙げたような臨床症状がある場合は
外科療法である胆嚢摘出が第一選択となりますし、

 

 

無徴候であっても将来的なリスクを考慮すると、
麻酔リスクや併発疾患など諸事情がない限りは
やはり外科療法を選択することがほとんどです。

 

 

また発症の素因として
副腎皮質機能進症や甲状腺機能低下症といった内分泌疾患、
高脂血症,胆嚢の運動性低下などが報告されています。

 

 

いずれも高齢の子に多い病気ですが、
実際に胆嚢粘液嚢腫は比較的高齢での発症が多いです。

 

わんちゃん猫ちゃんは見た目上は問題なく過ごせていても
実は隠れて病気が進行しており体調が悪くなってから発覚するケースが多いです。

 

 

先に挙げた疾患は健康診断で見つかる事が少なくはありません、
その為少なくとも年に一度は健康診断の受診をお勧めします。

 

 

当院では通常の検査よりもお得なバースデー健診を実施していますので
詳しくは病院スタッフまでお問い合わせ下さい😃

 

 

 

最後に
最近、昔からの趣味だった写真を再開しました📸
と言ってもまだ室内で飼い猫達を撮るくらいですが…
これから更に暖かくなってくるので、外での撮影もチャレンジしてみようと思います😊

 

 

2023.02.15

獣医師

狂犬病予防接種について

こんにちは!今月のブログを担当させていただきます、獣医師の宮平です。

 

少しずつ暖かくなって嬉しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか😊

 

 

 

 

さて、今年も狂犬病予防注射のシーズンが始まります。

 

わんちゃんの狂犬病予防注射は、狂犬病予防法という法律に定められた飼い主の義務になります。

 

毎年ハガキが届くから打ってるけど、どうして打たなきゃいけないの?というお声をいただくことがありましたので、今回のブログテーマにしました。

 

 

 

 

狂犬病は、わんちゃんだけでなく人も含めた哺乳類全般に感染する人獣共通感染症です。

 

狂犬病を発症した動物に咬まれたり引っ掻かれたりすることで感染します。

 

発症すると風邪のような症状から始まり、進行すると興奮や錯乱などの神経症状が現れます。

 

また、発症した場合の致死率はほぼ100%と怖い病気です。

 

 

 

日本では狂犬病が蔓延していた過去がありますが、ワクチンの普及などにより発生件数は減っていきました。

 

そして1956年を最後に発生しておらず(海外で感染し日本帰国後に発症した例を除く)、世界的にも狂犬病清浄国として認知されています。

 

が、しかし、日本やオーストラリアなど一部の国を除き、ほとんど全世界で発生しているのが現状です。

 

 

 

日本の検疫は厳しいですが、万が一国内にウイルスが持ち込まれてしまったら?

 

また、日本は今でこそ清浄国ですが、蔓延していた過去があります。

 

山奥に生息する野生動物がひっそりとウイルスを保持し続けている、という可能性もゼロではありません。

 

現に、日本と同じく蔓延していた過去がありながら清浄国となった台湾では、2013年に野生のイタチアナグマから狂犬病ウイルスが確認され、清浄国ではなくなりました。

 

このような理由から、清浄国である日本でも狂犬病注射が義務付けられています。

 

 

とても怖い病気ですが、ワクチン接種により発症や蔓延を防止できる病気です。

 

また、人に感染させない、人を守るための予防接種でもあります。

 

年に1回の注射で予防しましょう!

 

 

 

 

 

 

また、守山区、名東区、千種区、春日井市、尾張旭市、瀬戸市にお住まいの方は区役所・市役所への登録をこちらで代行できます。来院の際には狂犬病予防注射の案内ハガキをお持ちください!

 

暖かくなると蚊も増えてきますので、フィラリア予防もスタートです。春は忙しいですね🌸

 

 

 

 

 

 

 

最後に、私の愛猫しぇるを紹介します。

 

人が大好きで甘えん坊な女の子です。

 

持病があり時々通院していますが病院もへっちゃらで、看護師さんや受付さんに遊んでもらっています🥰

 

 

2023.01.15

獣医師

チョコレートに要注意!

こんにちは!九州最南端の鹿児島出身の獣医師内山智晴です。

よろしくお願い致します!

 

 

さて、改めまして新年あけましておめでとうございます!

お正月にお雑煮やおせち、美味しいご馳走を食べた方もいらっしゃるのではないでしょうか。美味しいものを食べて今年1年もこれから頑張っていきましょう!

 

 

ところで、美味しいものといえば、もうすぐ2月、、バレンタインデー、チョコレートのシーズンがきます。

みなさんがご存知かもしれませんが、私達は食べても無害でも、わんちゃんやねこちゃんは食べると害がある、そんな食べ物の1つがチョコレートです。

 

原料となるカカオに「カフェイン」や「テオブロミン」という物質が含まれます。

 

これらは、メチルキサンチンという化合物で、中枢神経や心臓の筋肉の収縮が刺激されたり、利尿作用が働いたりします。

 

わんちゃんやねこちゃんはこれらを肝臓で分解する能力が人間の約3分の1と低く、多量の摂取で中毒を起こし、以下のような症状を引き起こします。

 

「カフェイン」
・動悸
・ひきつけ
・ふらつき
・不整脈
・過度の興奮 など

 

「テオブロミン」
・下痢
・嘔吐
・腹痛
・頻呼吸
・多飲多尿
・ふるえ など

 

また、カフェインやテオブロミンの毒性はカカオの含有量によって異なっており、一般的にはビターチョコ>ミルクチョコ>ホワイトチョコの順に含有量が多くなっています。

 

具体的には、個体差はあるものの、体重1kgあたり15-20mgの摂取で毒性がでると言われています!

 

チョコレート中毒に特効薬はありません!
「食べさせない」が1番のポイントです。

 

もし愛犬、愛猫がチョコを食べてしまっても、無理におうちで吐かそうとせず、すぐにお近くの動物病院にご相談ください。

 

人間が食べれるものだから、大丈夫!ではなく、わんちゃんやねこちゃんが食べられないものもあることを改めて知っていただきたいです。

 

これから1年毎月楽しいイベントが盛りだくさんですが、その度にわんちゃんやねこちゃんに「人間の食べ物をあげない、食べられない」ように注意してください!!

 

最後に我が家の愛犬アランくんをご紹介します。昨年から家族の一員になりました。あっという間に我が家のアイドルになり、日々すくすく成長している姿を見るだけで毎日頑張れます。本当に親ばかですよね。

 

2022.12.15

獣医師

実は奥が深いネコちゃんのトイレ事情

こんにちは!獣医師の家田です。

 

気づけば2022年もあと半月…

時の流れの早さに驚いております。

 

少し変わっているかもしれませんが私が年の瀬が迫ってきたと感じるのは、宝くじ売り場に並んでいる人を多く見かけるようになった時です。

 

私が小さい頃、私の父親は12月になるとよく年末ジャンボ宝くじを買って帰ってきていました。当時は当選発表の日が待ち遠しく、新聞にかじりついて何度も新聞と宝くじを見返して番号を確認していたのを思い出します。

 

今年は久しぶりに購入して、当選発表の日は20年ぶりに父親と宝くじで一喜一憂してみようと密かに計画しております。

ネコちゃんの鍵しっぽは幸運をもたらすと言われています。

もし宝くじを購入される際は鍵しっぽのネコちゃんに願掛けしてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

さて、今回のテーマはネコちゃんのトイレについてです。

ネコちゃんのトイレ事情は実は奥が深いことはご存知でしょうか?

容器の大きさ、トイレの深さ、カバーの有無、トイレの数、設置場所、猫砂の種類、掃除の頻度

 

トイレを構成する要素はこれだけあります。

なるべく理想のトイレ環境を作ってあげられるように、今回はこれらを1つずつ解説していきます!

 

ですが、その前に・・・

おうちのネコちゃんはトイレをする時にこんな行動をしていませんか?

 

1.トイレの淵をひっかく

2.壁や床をひっかく

3.トイレの淵に足が2本以上乗せている

4.排泄中にトイレの淵に足を置いているか足を上げている

5.排泄前に猫砂を掘らない

6.トイレの滞在時間が短い

7.トイレに近づくものの排泄せず立ち去る

8.排泄物を隠さない

9.トイレに入ってもすぐにでる

 

これらは、ネコちゃんがトイレに不満をもっているときの行動として2007年にアメリカで発表された論文で紹介されているものです。

日本では最近トイレ嫌々サインとして広まってきていますが、日々診察をしているとまだまだご家族には浸透してないような気がしています。

 

というのも、トイレの淵に足を置いて排泄をする姿は愛くるしくて「かわいい!」と思われてしまうことが原因の1つかもしれません。

私自身もSNSでそういった動画を見かけることがありますが、トイレ環境についてお伝えしたい!とよく思ってしまいます・・・

 

理想的なネコちゃんの排泄の様子がどういったものかというと、

トイレに入って排泄する場所のニオイを嗅ぐ→猫砂を掻く→掻いた場所にしゃがんで排泄→排泄物のニオイを嗅ぐ→排泄物に砂をかけて隠したうえでトイレからゆっくりとでる

以上の行動をとります。

 

もちろん個体差はありますが、排泄物に猫砂をかけて隠したりトイレからゆっくりとでてきたりというのは現状のトイレに満足してくれている様子だと考えられます。

トイレをあまり気に入っていないとどうして良くないかというと、排泄の度にストレスを感じてしまい、ストレスが原因の1つとなって膀胱炎を起こしてしまったりトイレで排泄するのが嫌で粗相をしてしまったりする可能性があるからです。

 

では理想的なトイレ環境とはどういったものでしょうか。

7つの項目に分けてご説明していきます。

 

① 容器の大きさ

大きさは体長の1.5倍ほどが良いと言われています。これはトイレの中でも方向転換しやすいようにです。

私たちもトイレが広いと快適に感じますよね。ちなみに体長は首の付け根からお尻までの胴体の長さで考えてあげると良いかと思います。

 

② トイレの深さ

排泄の前後で砂を掘っても底が見えないくらいが理想です。容器の深さもある程度必要ですし、入れる猫砂の量が少なくてもいけません。

 

③ トイレカバーの有無

カバーは無い方が良いと思います。カバーがあると閉鎖的になってしまいます。人でいうところの仮設トイレのようなイメージです。

野良のネコちゃんは基本的には開放的な場所(公園の砂場など)で排泄を行うため、カバーは外してオープンにしてあげるのが良いでしょう。

ただ、ご家族のお話を聞いていると中にはカバーのついたトイレでしか排泄しないという子もいたのでやはり好みはあると思います。

 

④ トイレの数

よく言われるのはネコちゃんの頭数+1以上の数です。ネコちゃんが1頭ならトイレは2つ以上、2頭なら3つ以上ですね。

ただ、多頭飼いのご家庭だと家の中がトイレだらけになってしまいます・・・ですが、多頭飼いの場合は基本的に数頭でコミュニティーを作りますので、コミュニティーごとに使うトイレがある程度定まります。そのため必ずしも頭数+1以上の必要はありません。

 

⑤ 設置場所

複数のお部屋においてあげるのが良いでしょう。ただし、どのお部屋でも良いわけではありません。なるべく静かで暗すぎない場所がベターです。テレビや洗濯機の横は比較的うるさいことが多いので避けましょう。

また、ネコちゃんは夜行性だからと真っ暗な部屋にトイレを設置してしまうのもよくありません。

 

⑥ 猫砂の種類

猫砂に関してはかなり好みが分かれます。猫砂は固まるタイプと固まらないタイプに大きく分かれますが、そこからさらに鉱物系、紙系、木系、おから系等に分類されます。大まかな特徴はとしては以下の通りです。

鉱物系:自然の砂に近く、多くのネコちゃんが好みやすい。しっかりと固まる。

紙系:鉱物系よりもやわらかく固まる。軽量でトイレに流せるものが多い。

木系:他の種類の猫砂よりは固まりづらい。安価で軽量。

おから系:他の猫砂と比べるてやわらかく固まる。吸水力に長けている。

ネコちゃんがどの種類の猫砂を好むのか、という研究は数多く行われており、研究結果からは鉱物系が最も好まれることがわかっています。しかし、好みは様々であるため排泄の様子をしっかり観察して今の猫砂が気に入っているのかを判断する必要があります。

 

⑦ 掃除の頻度

トイレ掃除は定期的に行ってあげなくてはいけません。可能であれば月に1度は猫砂を全量取り替えて、かつトイレ容器も洗ってあげるのが良いでしょう。

減った分の猫砂をつぎたすだけだと細かな排泄物が残ってしまい不衛生になってしまいますし、固まるタイプの猫砂も固まりにくくなってきます。

以上が理想的なトイレ環境を作るポイントになります。

トイレ嫌々サインが出ていたり排泄トラブルを抱えているネコちゃんのご家族はもちろん、そうではないご家族も1つずつ項目をチェックしていき、改善できそうなものがあればぜひ改善してあげてください。

 

もしネコちゃんのトイレに関してご質問等あればいつでもご相談くだい!

2022.11.16

獣医師

ごはんのトラブルを対策しよう!

皆さんこんにちは。

獣医師の飯田です。

 

そろそろ紅葉が見頃な時期になりましたね。

先日は家族で豊橋にあるのんほいパークへ行ってきました。

動物との距離が近く子供達も大興奮でとてもいい所でした!

 

ぜひオススメしたいです!!

 

 

 

さて、今回は食欲の秋という事でご飯に関連した内容、特に食事アレルギーなどの

「食物有害反応」についてお話ししようと思います。

 

 

食物有害反応とは食べ物を食べたことによって引き起こされる

体にとって良くない反応の事を言います。

主に下痢や嘔吐、痒みなどが症状として出ます。

 

 

食物有害反応には食物不耐症と食物アレルギーがあります。

 

 

この2つは何か違うのか?

 

 

それは食物アレルギーは免疫が関与している反応、

食物不耐症は免疫が関与しない反応という違いです。

 

 

例えば食物不耐症の中には有名なところでいうと乳糖不耐性があります。

人でも牛乳を飲んだら下痢をしてします人がいますよね?(私もそうです…)

 

 

これは牛乳の中に含まれる乳糖を分解するラクターゼという酵素が足りていないため、

乳糖がそのまま大腸へ運ばれて下痢を引き起こしてしまいます。

ちなみにヨーグルトやヤギミルクは牛乳に比べたら乳糖は少なめと言われています。

 

 

これは酵素の量の問題なので、免疫が関与していない「食物不耐症」になります。

 

 

 

他にも食中毒や普段食べていない物を急に食べてしまうことなどによって起こる

消化器症状が食物不耐症に該当します。

 

 

つまり体がお腹に入ってきた物を代謝、消化しきれないと

この食物不耐症が引き起こされるということですね。

 

 

 

 

一方、食物アレルギーとは食べ物の中に含まれる主に蛋白質によって

体の免疫機構が過敏に反応してしまうことにより、赤み、痒みなどの皮膚症状や

嘔吐、下痢などの消化器症状が起こってしまいます。

 

 

食物アレルギーは1歳未満の若い時期に発症することが多く、例外はあります! )

季節関係なく年中痒みの症状が出てしまいます。

食物アレルギーの皮膚症状は主に目や口の周り、背中、肛門周囲、手足の先などに出やすいとされています。

 

 

 

 

 

食物アレルギーの症状を防ぐには

アレルギーを起こしにくいフードを食べてもらう必要があります。

 

 

それには「新奇蛋白食」といって、一般的なフードにはあまり入っていない

使われる頻度の少ない蛋白質(例えばタラやサーモン、馬肉など)

を使っているフードにする。

 

 

もしくは「加水分解食」といって、蛋白質の分子を小さくして体の免疫機構が

反応しにくいように処理をされたフードにする。

 

このような方法があります。

 

 

実際にどのようなフードにするのかはアレルギー検査をしたり、

今までどのようなフードを食べていたか、

おやつをあげていたか、

 

などのお話を聞いて適切な物を選択することがとても重要になります。

 

 

 

また、間食を減らす、体重管理を気をつける、乳酸菌やオリゴ糖などを摂取して

腸内環境を良くする事も大切ですね。

 

 

フードは毎日食べかつ健康状態にも直結するとても重要なものです。

その子にあったより最適な物をご提案しますので、お気軽にご相談下さい!

2022.10.13

獣医師

「肝臓の数値が高い」と言われたら…!?

皆さんこんにちは、獣医師の佐々木です。
最近肌寒くなってきましたね❄︎

うちの子が布団の中に入ってきてくれて、

心はあったまるそんな季節になってきました。

 

 

体が冷えるとワンちゃん猫ちゃんも体調を崩してしまうので気をつけましょうね。

 

 

さて今回は、肝臓についてお話しします。

秋は健康診断の季節!健康診断で「肝臓の数値がちょっと高いですね」

なんて言われた方もいるのではないでしょうか?

 

 

肝臓は「沈黙の臓器」とも言われるくらい我慢強く、

相当病気が進行しない限り症状を出しません。

肝臓の数値の上昇、実は肝臓のSOSかもしれません。

 

 

 

肝臓は我慢強いだけではなく働き者で、

身体にとって欠かせない役割をいくつも持っています。

 

 

☆肝臓の役割☆
①タンパク質合成
②ブドウ糖貯蔵
③ホルモン代謝
④胆汁生成
⑤解毒
⑥コレステロール合成
⑦尿素生成
⑧ビタミンD代謝

 

 

代表のものだけでもこんなにありますが、

まだ全てを解明できていないくらい沢山の働きがある複雑な臓器だと言われています。

 

肝臓病が進行すると、下痢、元気消失、

お腹を押すと嫌がる、メレナ(黒色便)などがみられます。

さらに重症になると腹水が溜まったり、発作やふらつき、

黄疸がみられ、死に至る場合もあります。

 

症状が出る頃にはかなり末期なことが多く、治療は困難です…

ですので、症状が出る前、「数値が高いだけ」

のタイミングで気づいてあげる必要があります。

 

 

でも、必ずしも
肝臓の数値が高い=肝臓病
ではありません。

肝臓の数値は、思っている以上に色々な要因で上がることがあるのです。

 

 

①食事による影響
肝臓は消化管で吸収した栄養素を合成しているので、

食後は負担がかかりやすく数値が僅かに上がることがあります。

また、食べてるものによっても数値の影響をうけます。

 

 

②胆嚢による影響
肝臓の隣には胆嚢という、肝臓で作った消化液を溜めている臓器があります。

特にワンちゃんはこの消化液「胆汁」が加齢とともにドロドロになることが多く、

それによって肝臓の数値が上がることがあります。少量なら問題はないですが、

多量の場合やゼリー状になってしまっている場合、治療が必要になります。

食事や飲み薬、場合によっては外科手術で治療します。

 

 

③空胞性肝障害
聞き慣れないワードだと思いますが、いわゆる「脂肪肝」です。

ホルモンの病気や歯周病、食事やおやつ、肥満によって

肝臓に脂肪が溜まってしまうことがあります。

肝臓が主体の病気ではないので、原因があればその改善を行います。

肝臓の症状が出る前に対応することが大切です。

 

 

もちろん肝臓の腫瘍や肝炎、肝硬変でも数値は上がるので、

原因が肝臓なのかそれ以外なのか、しっかり見極めて治療することが大切となります。

 

 

 

当院では、秋の健康診断キャンペーンを今月いっぱい行っています。

今回お話しした肝臓の数値だけでなく、腎臓、

ホルモン、心臓の数値を調べることができます。

また、特典で

「我が子とのツーショットチェキ」

「獣医師が選んだフードサンプル」

もついてきます!楽しく健康診断もできて、

ご飯の見直しもできて、一石二鳥、三鳥ですね♪(v^_^)v

 

 

病気は早期発見が何よりも大事です。

気になることがあれば、何でも相談してくださいね。

2022.09.16

獣医師

まだまだ皮膚のトラブルに要注意!痒みの原因はなに?

こんにちは!
獣医師の吉田です。

 

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
私たち人間も、そして、わんちゃん、ねこちゃんたちも

体調管理をしっかりとしていきましょう!

 

 

突然ですが、皆さん!『スパルタンレース』ってご存知ですか?

私はアウトドアの人間なので、いろんなスポーツをすることが好きで、

最近は『スパルタンレース』にハマっております!

写真のような障害物を超えながら、5km以上走り切るものです。

かなりハードですが、何よりも達成感がすごく気持ち良いので、

よかったら一緒に出ましょう笑

 

 

 

話が脱線しましたが、ここから本題に入ります。

 

日本の夏は高温多湿な気候なので、

皮膚のトラブルを抱えた子が多く来院されます。

 

 

例えば、
体が痒そう
フケが多い
耳をかゆがる
体をこすりつける
手足が赤い・舐める
皮膚の毛が薄い・抜ける

などなど

 

というわけで、今回は皮膚のトラブルのうち、
“痒み“についてお話しします。

 

 

“痒み“にも
・本当に痒いもの
・私たち人間から見ると痒がっているように見える行動
があります。

 

そしてその原因は、大きく分けて4つあります。

1つ目は、感染症によるものです。
例えば、皮膚に問題が起こり、常在菌が増えすぎたもの(膿皮症)や、

ニキビダニ症、皮膚糸状菌症、ノミアレルギー性皮膚炎などがあります。

 

治療方法は、主に内服薬やシャンプー療法を行いますが、

中にはフィラリア予防薬で予防できるものもあります。

特に皮膚糸状菌症は人にも移るので

私たち人間に痒みが出ていないか注意が必要です。

 

 

 

2つ目は、皮膚炎によるものです。

具体的には、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などが挙げられます。

治療方法には、低アレルゲンのご飯や、新奇タンパク質(普段食べないもので作られた)ご飯に変えたり、

乳酸菌を取り入れたり、痒み止めやシャンプーなどを行います。

 

☆季節の変わり目などに痒みが出てくるか否かを見ていくのがポイントです!

また、柴犬の子はアトピー性皮膚炎が多い犬種なので注意が必要ですね!

 

 

 

3つ目は、精神面からくるものです。
ある部分だけを過剰に舐めたり、自分の体以外を舐めたりする場合が該当します。

基本的にはストレスからの回避が大事ですが、抗不安薬などを使用する場合もあります。

 

 

4つ目は、先天的(体質)からくるものです。
具体的には、

脂漏体質(脂が多い・フケの出やすい体質)、耳の垂れた犬種、耳の毛の多い犬種などが挙げられます。

治療方法としては、シャンプーで物理的な汚れを落とすこと、

内服薬で脂の分泌量を減らすなどがあります。

 

特に高温多湿の夏場は悪化しやすいので、日頃からのスキンケアを大切にしていきましょう!

 

 

 

 

【速報】
今年も10月1日から31日まで、毎年恒例の秋の健康診断キャンペーンが始まります🍁!
ワンちゃん・ネコちゃんの1年は人間にとっての4〜5年に当たるため、

半年に1回の検診を推奨しています。

特に今回の秋の健康診断キャンペーンでは甲状腺に関しても検査できるので、

中高齢気になってから皮膚に変化が出できたなぁ。。

あまり食べていないのに最近体重が増えてきたかも。。

と気になる子は是非この機会にチェックしてあげてください!

わんちゃんねこちゃんが、健康に楽しく長生きしてもらえるように

全力でサポートさせていただきますので、ぜひご相談くださいね♪

 

 

 

最後に。。

  1. 我が家のくーちゃんの最高に可愛いシーンが撮れたので皆さんにおすそ分けです笑

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