当グループは、「個人が長所を伸ばし、それぞれの長所が集う強固なチーム」を目指しています。スポーツのサッカーを例にあげると、各ポジションで異なる役割を得意とする人がそれぞれいるからこそ、チームとして強くなります。私たちも同様に考え、異なる強み・特性を持つ人がいるために、病院としての総合的な力が強まるのだと信じています。
そこで、まず一定の水準までは知識・技術の底上げを行い、そこから先は個人の長所・興味を伸ばすスタイルを採っています。一次診療の総合診療を究めたい、特定の診療分野を究めたい・ホスピタリティに磨きをかけたい、チーム組織がうまく進化するようマネジメント力を強化したいなど、注力いただく分野はなんでも結構です。
人は嫌なことは少しやらされるだけでもテンションが下がるものですが、こと「好き」なことに関しては、いくらやっても嫌になりませんよね？
「好き」「興味をひかれる」ことを見つけていただければ、一緒になってその分野を伸ばします。
当グループでは、個人のスキルアップを目的とした「セミナー有給制度」を用意しています。これは、セミナーに参加する費用・交通費を全額負担するだけでなく、セミナーに行く日を有給扱いとする特別有給制度です。年に最大10日利用が可能です。
個人の成長をバックアップいたします。
下記のスケジュールは参考のもので、個人に合わせたペースで行います。
主に、動物看護師の仕事内容をマスターいただきます。
目的：将来指示を出す側になるために、看護師の仕事を理解すること
・掃除・ペットホテルのお世話・入院舎管理・在庫管理・診察保定・補助・薬作成・検査など
獣医師業務としては、、、、
・オペ助手・麻酔導入・麻酔係・器具出し・入院患者管理など
・予防診療から臨床に入る。
その他→皮下点滴処置、健康診断診察、嘔吐下痢など胃腸疾患、皮膚疾患、ケンネルコフ、FVRなどの感染症疾患、仔猫の診察など
・オペでは、避妊・去勢手術、歯石除去手術、体表腫瘍切除など
最初は、オペ助手から。その後執刀を担当する（オペ助手は先輩獣医師）
・去勢、避妊の執刀（オペ助手は動物看護師＝独り立ち）
・その他症例のオペ
・1ヶ月の診察件数350件（1日15件前後）
・1ヶ月のオペ件数20件前後が目安
◎具体例
循環器疾患、神経疾患、内分泌疾患など
初診患者診察
夜間救急診察
◎オペ具体例
膀胱切開、胃切開、腸切開、脾臓摘出、大腿骨頭切除、子宮蓄膿症手術、乳腺腫瘍切除、内視鏡処置、CT検査など
・1ヶ月の診察450件へ
・指導医として後輩獣医師の指導
・セカンドオピニオン診察
・各自専門分野、得意分野を作っていく
・大学病院や専門病院での研修
◎オペ具体例
腸吻合、胃拡張捻転、胆嚢切除、肝葉切除、帝王切開、会陰ヘルニアなど
この成長イメージで進んでいくと、入社3年目で開業医レベルへ到達が可能です。年間症例数が約6万件の当院だからこそ可能である制度だと思います。淺井院長が3年で開業しているという経歴を持っていますので、すでにノウハウがあります。
総合診療医へと成長していくことをバックアップしていきます。
成長スピードは個々に差がありますのでそれぞれに合わせたカリキュラムで成長をバックアップしています。
・教育担当の先輩動物看護師が1名付き、診察の流れや動物看護師の業務全般を覚えていただきます。その中で診察を円滑に進めるための準備や保定の技術習得を目指します。
・看護師に求められるホスピタリティについて理解し、社会人としてのマナーを大切にした上で飼い主様との円滑なコミュニケーションを築きます。
・入院管理全般の習得、検査や薬の調剤、オペ看護師など幅広い業務に携わる
・飼い主様への補助的な説明（予防や家庭での投薬､フード等について）ができるようになる
教育担当者として新たに入社した人に、動物看護師としての業務内容や診察での動きを教えます。
人に教えることで、知識の再確認と、伝え方の勉強にもなります。また、知識だけでなく、動物看護師としての考え方も同時に教えることが必要とされます。
・後輩看護師の指導及びサポート
・セミナー有給制度を活用し、より専門的な知識を習得し、勉強会を開催してスタッフに還元する
・受付業務にも携わり、オールマイティに仕事ができるようになる
・現場全体を見ながら、診察がスムーズに進むように指示出しができるようになる
