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2022.01.14

TOMARIGI

音楽の力

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。副院長の三浦です。

私は寒いのが大の苦手ですが、大学の研究室時代の教えで術衣の下は必ず半袖です。長袖は来ません。なので余計寒いです🥶

最近は新型コロナ感染がまた増えてきているので、手指の消毒やうがいなどを改めて意識していきたいですね。

 

さて、HP上の私のプロフィールにもあるのですが、私は音楽が大好きです。聴くのはもちろんですし、私自身ドラム🥁をやっています。私は音楽には素晴らしい力があると思っています。人を感動させたり、元気にしたり。

 

 

 

またこんな事を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

「サボテンに話しかけるとよく育つ」

「美味しいお肉にするために牛にクラッシック音楽を聴かせる」

音楽の力は人以外にも働くのでしょうか。気になったので調べてみました。

 

イギリスのとある大学で行われた検証では、『ある種の音楽を犬に聴かせることによってストレスレベルが低下した』という結果が得られたそうです。

そして、特にその効果が顕著だったのが、『レゲエ』と『ソフトロック』でした。

 

レゲエは1960年代後半にジャマイカ🇯🇲で生まれた独特なリズムが特徴の音楽です。世界的にはボブ・マーリーが有名ですね。日本だと三木道三の「Lifetime Respect」がひと昔に流行りました。

ソフトロックはあまり聞き馴染みのないジャンルかもしれません。1960〜1970年代に製作されたポップミュージックが1990年代頃になって再評価されて世に出てきたもののようです。明確な定義はありませんが、美しいメロディーやコーラスが特徴で、どこかメランコリックな雰囲気が漂います。まだマイナーなものが多いですが、カーペンターズやスティングなどはご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

…話の内容がかなり偏ってしまいましたが、この2つのジャンルに共通なのは『ゆったりとしたリズム』です。

動物は自身の心臓の鼓動に近いリズムを感じることでリラックスするとも言われており、動物を抱く時は自分の心臓の音を聞かせるイメージを持つと良いです。

レゲエとソフトロックに含まれる低音領域であるベースとドラムのテンポが犬の心臓の鼓動に近いのかも知れませんね。

 

・興奮しやすくて少し落ち着きがない

・お留守番で不安になりやすい

・やんちゃでいたずら好きで困っている

 

そんなわんちゃん、猫ちゃんに試してみてはいかがでしょうか。ただ最初は音量を小さくして、少しずつ慣らしてあげてくださいね。

また一緒にいる人がリラックスしているとそれに同調する傾向があるとも言われているので、飼い主さんが好みかどうかも大切です。

もしかしたらハードロックやヘビメタといった激しい音楽が好みなんて子もいるかもしれないですね😎🎸(この場合は特に小さい音から慎重に試した方がいいかもしれません笑)

 

TOMARIGIでは、お預かり中のわんちゃんによりリラックスしてもらえるよう、優しい声掛けやふれあいを意識しております。

もしお家のわんちゃんのお好みの音楽が見つかったら教えてください。より快適な時間を過ごしていただくために、音楽の力が役に立つかもしれません。

 

“音”を”楽しむ”と書いて『音楽』

 

私は音楽をする時はいつもこの言葉を想っています。

人と動物がより楽しく共に人生を送れるよう願っています。そしてそのお手伝いが少しでもできるよう、日々頑張っていこうと思います。

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