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2024.04.03

獣医師

椎間板ヘルニアについて

こんにちは!獣医師の大平です。

 

時の流れは早いもので、桜が咲く季節となりました。

 

あたたかくなってきて、絶好のお散歩日和な日も多く、院内犬のぼうちゃんもウキウキで外をお散歩しております。

 

 

 

 

このブログを読んでくださっている方々にとって かけがえのない存在である子たちへより良い医療を提供できるよう、今年度も引き続き全力で頑張りますので、これからもよろしくお願いします!

 

さて、今回のブログのテーマは椎間板ヘルニアについてです。

 

人にもある病気ですから、この記事を読んでくださってる方々もご存知かもしれません。

 

椎間板ヘルニアとは、大まかに言うと老化や刺激によって椎間板と呼ばれる部位が変形し、脊椎の神経を圧迫してしまうことで起こる病気です。

 

ヒトとは異なり、ワンチャンは「腰が痛い!」と話すことが出来ませんが、その代わりに以下のような症状で訴えかけてくれます。

 

・ふるえ

・抱くとキャンと鳴く

・食欲不振

・元気の低下

 

どれも心配になるような症状ばかりですね。。。

 

椎間板ヘルニアはその重症度がグレードという形で分かれており、グレードに応じて治療方針も変わってきます。

 

グレード1 : 痛みのみ。問題なく歩けるが、触ると痛がり、ふるえる。

グレード2 : 痛みもあり、ふらつく。

グレード3 : 自力で起きることができない。

グレード4 : 力が入らず、自力で排尿ができない。

グレード5 : 痛みを感じなくなってしまう。

 

また、診断は基本的に除外診断(似たような症状を起こす病気を否定して、最終的に診断する)となります。

 

似たような症状を起こす病気には、

 

・胃腸炎・膵炎

・外傷

・骨折

・脱臼

・尿道閉塞

・椎間板脊椎炎

・馬尾症候群

 

などがあります。これらをしっかりと血液検査、レントゲン検査、エコー検査で除外し、診断となります。

 

 

治療には薬による内科療法と手術による外科療法があります。

 

基本的にグレード2までは内科療法により90%以上の子が良くなってくれますから、例外もありますが、お薬での治療をすすめています。

 

グレード3以降になると内科治療には反応しにくくなってしまうため、精密検査(CT・MRIによる確定診断)後に手術を提案させていただく場合が多いです。

 

また、治療中は基本的にケージの中で絶対安静を推奨しています。

 

内服薬には基本的に消炎鎮痛剤を処方します。

 

鎮痛剤にも様々な種類があり、中には痛みを抑える漢方薬やサプリメント、鍼灸治療もありますから、その子にあった薬を選択して処方させていただきます。

 

 

椎間板ヘルニアには、髄核と呼ばれる部位が石灰化し突出することで神経を圧迫するハンセン1型と、老化により椎間板が変性し脊髄を圧迫するハンセン2型があります。

 

ハンセン1型の椎間板ヘルニアはミニチュアダックスフンド、トイプードル、ビーグル、シーズー、ペギニーズ、パピヨン、ラブラドールレトリバー、ジャーマンシェパード、ロットワイヤーに多いと言われています。

 

ハンセン2型は、1型にかかりにくいワンちゃんに多いと言われています。

 

1型は、激しい運動を控えめにしたり、肥満にならないよう食事管理したり、階段の昇り降りを辞めさせたりすることで予防可能です。

 

また、これらは脱臼や骨折、内分泌疾患などの予防にも繋がりますので、是非始めてみてください!

 

では最後に、身を寄せ合っている可愛いうちの子の写真で締めさせていただきます。笑

 

左の子がルナくん、右の子がソルくんです。

 

 

実家にも両親と暮らしている愛猫がふたりおりますので、また次の機会にご紹介します!

 

皆様の最愛の子達が、1日でも長く 健やかで幸せな毎日を過ごせますように。

2024.03.02

獣医師

わんちゃん、ねこちゃんの輸血って!?

こんにちは
獣医師の星山です。

 

2024年もあっという間に2ヶ月が過ぎましたね。皆さん如何お過ごしでしょうか?

 

今回は、『輸血』について少しだけお話しさせていただきます。

 

 

 

みなさん、病院での健康チェックでお口の中を見られた経験はないでしょうか?

 

 

私たちはお口の中の粘膜の色、歯や歯肉の状態、舌、お口の中全てを見ていますが、中でも粘膜の色は貧血を教えてくれることがあるんです。

 

 

粘膜の色の異常は、血液の異常を示しています。

 

通常は、ピンク〜赤色に見えますが、貧血では白色になります。

 

黄疸が起こると黄色、チアノーゼの状態で紫色に見える場合があります。

 

ぜひお家でも、日々の健康チェックとして、覗いて見て下さい。

 

 

それでは…貧血について

 

⭐︎貧血の原因

 

貧血はたくさんの原因がありますが、大きく分けて3つに分類されます。

 

 

①出血(失血)性貧血

体の中もしくは体の外へ血液が喪失、漏れ出して起こる貧血。

外傷
消化管出血による慢性的な出血
外科手術など。

 

 

②溶血性貧血

血管内もしくは血管外で赤血球が破壊されて起こる貧血。

薬物中毒
免疫介在性疾患
感染症
物理的な破壊
ヘム合成能の欠損
赤血球の代謝異常

 

 

③赤血球産生障害(低下)

赤血球を作る能力が低下し、起こる貧血。

・髄外性
炎症性疾患
感染症
慢性腎不全
肝不全
甲状腺機能低下
副腎機能低下
低アンドロジェン症
栄養不良

 

・骨髄性
骨髄腫瘍
免疫介在性疾患
感染症
薬剤
中毒
鉄欠乏性貧血

 

 

 

⭐︎貧血時の症状

 

原因により様々な症状が出ますが…
元気食欲がない、
急に立てなくなった、
ぐったりしている など

 

 

もし、貧血が疑われたら…

 

 

まずは、検査可能でしたら原因の検査を行います。

 

軽度の貧血、原因がわかる場合は、原因を治療するお薬や注射での治療を開始しますが、緊急時や、重度貧血には検査と合わせて輸血の選択をします。

 

 

そのため、輸血を必要とするわんちゃんねこちゃんは、緊急性が高いことがほとんどです。

 

しかし、現在の日本では、血液を保存することが難しく輸血のストックが病院にはありません。

 

常に血液が不足しており、輸血ができる病院も限られている現状です。

 

そこで、ドナーとなるわんちゃん、ねこちゃんから供血をお願いさせていただくことがあります。

 

現在、当院では先代の院内犬であったわかめの名前から、『わかめの輪』を作り、

多くのわんちゃんねこちゃんがこの輪に、登録していただいています。

 

 

貧血にはたくさんの種類があり、緊急時や重度貧血には輸血を行う必要があります。

 

突然の事故や病気、手術などの時、救命のために輸血が必要になることがあるのは動物も人も同じです。一刻を争う状況での輸血の選択、輸血から救われる命がたくさんあります。

 

輸血の輪、命の輪を広げるために、条件がございますが、供血のドナー登録をしていただけるわんちゃん、ねこちゃんを随時募集しています。

 

わんちゃんの条件🐕

1.健康で体重15kg以上

2.年齢1~5歳以下

3.狂犬病ワクチン・混合ワクチンを毎年接種している

4.フィラリア、ノミダニの予防をしている

5.血液型1.1陰性

6.妊娠していない子

 

 

ねこちゃんの条件🐈

1.健康で体重4kg以上で完全室内飼育

2.年齢1~5歳以下

3.3種混合ワクチンを毎年接種している

4.FIV・FeLV陰性

5.血液型A型 or B型

6.妊娠していない子

 

 

ドナー登録、供血をしていただいたわんちゃんねこちゃんへささやかなプレゼントもご準備しております。

 

 

最後に、最近お昼は暖かくなってきましたね☀️

春がすぐそこまで来ています♪

日向ぼっこしながら寝ている我が家の猫ちゃん、 かふぇくんです。とってもかわいいです。

 

 

それでは、まだまだ朝晩は冷えますので、皆さん寒暖差に気をつけてお過ごしください。

2024.02.01

獣医師

お口の中が赤いっ!?

こんにちは!

 

獣医師の宮平です

 

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか❄️

 

わんちゃんや猫ちゃんも身体を冷やすと体調を崩しやすくなるので気をつけましょう!

 

 

 

ところで、最近うちの猫がやたら口をくちゃくちゃしていたので口の中を見てみると、、口の奥が真っ赤でした😭口内炎です😭

 

 

そこで今回は猫ちゃんの口内炎について書こうと思います。

 

 

◎口内炎について

 

口腔内粘膜で炎症が起きたもので、腫れたり出血したりします。

痛みを伴う場合が多いです。

歯ぐきにでにたときは歯肉炎と呼ぶこともあります。

 

 

◎原因は?

 

・ウイルスや細菌感染

・歯周病

・猫エイズ、腎臓病、糖尿病などの免疫低下を起こす疾患

 

などが挙げられます。

 

 

ちなみに猫ちゃんの混合ワクチンには口内炎の原因となるカリシウイルスが含まれています。

 

 

ワクチンを打ったから絶対発症しないというわけではないですが、症状を軽減する効果があります。

 

 

◎症状は?

 

・食欲低下

・よだれが多い

・口をくちゃくちゃする

・口臭がきつい

・毛づくろいをしなくなる

・歯茎が赤い

 

などがあります。

 

 

中〜高齢の子がなりやすいイメージかもしれませんが、実は1歳くらいの若い猫ちゃんでも口内炎が見つかることがあります。

 

 

まだ若いから大丈夫!!と油断せず、変わった様子がないか常にしっかり見てあげましょう💡

 

 

◎治療方法は?

 

○内科的治療

・抗生剤

・痛み止め

・インターフェロン注射

・サプリメント

・Pidi

 

○外科的治療

・抜歯手術

 

 

内科的治療は口内炎の症状軽減のために行われます。

 

 

症状の程度に応じて投薬や注射を行います。

 

 

また、「Pidi」とは去年当院で新しく導入した治療機器です!

 

窒素をプラズマ化しそれを患部に吹き付けることによって、抗炎症・組織修復促進などの効果が得られます。

 

数分間風を当てるだけなので全身麻酔不要で、猫の歯肉口内炎における薬に頼らない新しい維持管理の選択肢として期待されています!

 

 

 

 

 

 

また、完治が望める治療は外科的治療です。

 

歯の根っこがだめになりぐらぐらしている歯を抜歯したり、場合によっては全ての歯を抜歯することもあります。

 

抜歯は歯石の発生場所となる歯をなくす→ウイルスや細菌の住むところがなくなることで、症状消失と再発防止を目的としています。

 

 

どの治療を行っていくのかは、その子の症状、性格、体調などを見ながら決めていきます。

 

また、歯石を作らないことも歯肉炎の予防として大切です。

 

理想的なのは歯みがきを毎日することですが、猫ちゃんは特に難しいですね…!

 

どうしてもできない子には、水に入れるだけの液体歯みがきなどがおすすめです。

 

 

猫ちゃんは痛みを隠すのがとても上手です。

 

歯が痛いシグナルがないかどうかしっかり観察し、何か変わったことがあればすぐにご相談くださいね🦷

 

 

 

 

最後に、最近当院のホテルにお泊りした愛猫しぇるちゃんの写真です。

 

毎日看護師さんに甘えて可愛がってもらっていたようで、飼い主として嬉しいです🥰

 

2024.01.05

獣医師

肥大型心筋症とは

新年明けましておめでとうございます!

 

獣医師の泉對です。寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

我が家の愛猫2匹は暖かいお部屋でぬくぬくと過ごしております。

 

ハチワレちゃんが「おさら」男の子、黒猫ちゃんが「のぞみっち」女の子です。

 

ふたりとも保護猫ちゃんです。とても可愛いですよね!

 

歴代我が家にいた子たちも紹介させてください。

 

こちらが「すりっぱ」男の子

 

 

そしてこちらが「ふるふる」男の子です。

 

やはりどちらも保護猫ちゃん、保護犬ちゃんです。

 

いやーやっぱり可愛いです!

 

 

私は名古屋に来る前は東京にいて獣医師として働く傍ら、保護団体に所属し、わんちゃんを保護してから新しい家族が見つかるまでの一時預かりをするボランティアをしておりました。

 

ふるふるはその縁で我が家に来た子で、病気をたくさん持っていて高齢だったこともあり、なかなか家族が見つからず、そのまま泉對家に迎え入れることになった子です。

 

すりっぱもふるふるも天寿を全うし、今は天国にいますが、ふたりとも心臓の病気がありました。

 

すりっぱは肥大型心筋症、ふるふるは僧帽弁閉鎖不全症という病気で、どちらもそれぞれ猫ちゃんわんちゃんで1番多い心臓の病気です。

 

前置きが長くなりましたが、今回は猫ちゃんの肥大型心筋症についてお話したいと思います。

 

僧帽弁閉鎖不全症についてはこちらをご覧下さい。心臓の機能などについても分かりやすく書いてあります!

 

ぼくの心臓わたしの心臓大丈夫??

 

肥大型心筋症のこわいところは、症状が何もなく、聴診しても心雑音が聴こえないこともしばしばあるということです。

 

無症状で心雑音のない猫ちゃんの11〜16%に認められるという報告もあります。

 

けっこう多いですよね。

 

 

◎肥大型心筋症とは

左心室の心筋が進行性に分厚くなっていく病気です。心臓は血液を全身に送り出すポンプの役割をしているのですが、心筋が厚くなると左心室の部屋が狭くなり、うまく全身へ血液を送り出すことができなくなります。

 

 

◎原因はなに?

遺伝的な要因が考えられていますが、メイン・クーン、ラグドール、アメリカンショートヘア、ノルウェージャン・フォレスト・キャット、ブリティッシュ・ショートヘアー、スコティッシュ・フォールドなどの純血種の他、短毛のMix猫にも多く、詳しくは分かっていません。

 

 

◎どんな症状が出るの?

症状がない子も多いですが、進行してくると

・疲れやすい

・咳

・開口呼吸

などが見られます。猫ちゃんは通常開口呼吸はしません。この症状が出たときはかなり苦しいときです。

 

また動脈血栓塞栓症といって、血栓が血管に詰まる病態を突然発症することもあります。

 

これは死亡率も高いこわい病態で、後ろ足の血管に詰まることが多いのですが、

・突然後ろ足が動かなくなる
・痛がる
・足先が冷たい

などの症状が出ます。

 

 

◎どんな検査をするの?

・身体検査

聴診をして心雑音など異常がないか確認します。

前述の通り、心雑音がなくても肥大型心筋症ではないとは言えません。

 

・心臓のエコー検査

心筋の厚さ、弁の動き、血流、心臓の収縮力などを見ます。肥大型心筋症の診断の上で、エコー検査は欠かせません。

 

・レントゲン検査

心臓の全体的な大きさ、肺などの評価をします。肥大型心筋症は心筋が内側に厚くなり、全体的な心臓の大きさは正常なことも多く、レントゲン検査だけでは除外できません。

 

・血液検査

その他内臓の病気がないか確認します。

高齢の猫ちゃんで多い甲状腺機能亢進症や腎臓などの病気があると、そのせいで心筋が厚くなることがあります。

また、心臓に負担がかかると上がってくる数値をみたりすることもあります。

 

・血圧測定

高血圧から心筋が厚くなることがあります。

 

・心電図検査

不整脈がないかなどをみます。

 

◎治療はなに?

肥大型心筋症を根治させる治療法は残念ながらありません。

基本的には心臓の負担をとる薬などを服用し、進行を抑えていく治療となります。

また、普段の生活に気を付けて頂くことも大切で、

・塩分の多い食事
・急な体重の増加
・急な温度や湿度の変化
・過度な運動

は心臓に普段がかかるので、避けるように注意が必要です。

食事に関しては処方食を出すこともあります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

猫ちゃんの心臓の病気で1番多い肥大型心筋症ですが、症状がなく通常の検査だけでは見つけることが難しい場合もあります。

 

心臓の病気は命に直結するだけに、早期発見、早期治療がとても大切です。

 

因みにすりっぱは肥大型心筋症と甲状腺機能亢進症と両方あったのですが、内服薬を飲んで長生きすることができました!

 

わんちゃん猫ちゃんが元気に長生きできるよう、全力でサポートしたいと考えております。

 

何か気になることがあればいつでもご相談下さい!

2023.12.08

獣医師

しこりに注意!

皆さん、こんにちは。

 

獣医師の内山です。

 

最近、ぐっと寒くなる日が増えて、寒暖差に驚いています。

 

 

冬支度が進み、ついに我が家でもコタツが登場しました。こんな寒いときは、おうちのワンちゃんやネコちゃんをつい抱っこしたしたくなりますよね。

 

そこで、ふと、

 

あれ?なんか、体にできものある??

 

と、愛犬、愛猫の体を触っていて初めて体にしこりやできものが出来ていることに気づいたことはありませんか。

 

今回は、そんな「体にできるしこりやできもの」についてご説明します。

 

 

 

 

 

はじめにどんな病気があるかご紹介します。

 

①脂肪腫

皮膚の下にできる脂肪の塊で、良性の腫瘍です。

加齢と共にでてきたり、増えたりすることが多く、大きさが変わらない場合は、基本無治療で様子を見ることが多いです。

しかし、徐々に大きくなったり、できる場所によって歩行の邪魔になる場合は、外科切除を行います。

 

 

②皮脂腺腫

 

いわゆる「イボ」です。

皮脂腺の細胞の異常増殖によってできる良性腫瘍です。

加齢性に出てきますが、特にトイ・プードルやシーズー、コッカースパニエルに多いです。

凍結療法や外科切除で治療をします。

 

③皮膚組織球腫

組織球という細胞の増殖した皮膚にできる良性腫瘍です。

3歳以下の若齢犬で多く、手足や頭部にできるドーム状の見た目のしこりです。

ほとんどの場合、1、2ヶ月で、自然に小さくなっていくことが多いです。

 

 

④肥満細胞腫

肥満細胞という免疫関わる細胞の悪性腫瘍です。

見た目や発症年齢は様々であり、ボストンテリアやパグで発症が多いです。

治療の第1選択は、外科切除ですが、他の臓器に転移している場合や悪性度によって放射線治療や内科治療も併用していきます。

 

 

⑤乳腺腫瘍

文字通り乳腺の腫瘍です。

未避妊の女の子に多く、良性、悪性共にありますが、確定診断は病理検査が必要になるため、完全に切除しなければなりません。

悪性の場合は、再発や転移に注意が必要です。

 

⑥リンパ腫

リンパ球という免疫に関わる細胞の悪性腫瘍です。

中高齢の子で多く、皮膚にできるもの、内臓にできるもの、様々なタイプがあります。

一般的には、抗がん剤での治療となっていきます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

単にしこりやできものといっても様々な病気があります。

 

 

動物病院では、細い針で吸引して細胞をとり、顕微鏡で観察して診断していきます。

 

 

それだけで確定診断できない場合、全体的に切除して、病理検査を行ったり、血液検査や画像検査で総合的に判断していきます。

 

 

できものやしこりは、見た目だけでは判断できないことが多いです。

 

 

早期の発見や対応によって、結果が変わる場合もあるため、自己判断せず、早めに病院に連れてきてください。

 

 

予防として毎日体を触ってあげたり、健康診断に連れて来ていただいてワンちゃんネコちゃんの健康を共に守っていきましょう!

 

なんでも相談に乗りますので、お気軽にお声掛けください!!

 

 

2023.10.26

獣医師

「震え」に気をつけよう!

こんにちは、獣医師の佐々木です(=^x^=)

 

最近急に肌寒くなってきましたね〜

 

半身浴が好きなのですが、ついついお風呂に入りすぎちゃいます(・_・;

 

季節の変わり目は風邪を引きやすいですよね。

 

人間だけではなく、ワンちゃんねこちゃんも同じで、調子を崩しやすいので要注意です。

 

 

 

さて今日は、寒くなってきたことにちなんで、
『震え』についてお話ししたいと思います。

 

 

「なんだか今日はずっと震えている…」

 

 

実はこの症状で病院に来院されること、とっても多いんです。原因がはっきり分からない症状なので、不安になりますよね。

 

それでは震えの原因について説明していきたいと思います。

 

 

 

①痛み

痛みから震えるケースは非常に多いです。

特に、腰痛や頸部痛の場合、突然痛みが出てくる可能性もあります。病院では、全身を丁寧に視診と触診をすることで、痛い場所を特定します。

 

 

②寒い

単純に体温調節のために震えることも少なくありません。

特に、体温調節が苦手な子犬や老犬は体温が下がりすぎないように、暖かい環境をつくってあげましょう。

 

 

③発熱

感染症や熱中症など、熱が高くなると震えることもあります。

抱っこしていつもより熱い、と感じたら熱があるかもしれません。

 

 

④吐き気や中毒

「気持ち悪い」と思っている時も震えが出ることがあります。

何か誤って食べてしまったあとに震えていたら、中毒症状の可能性もあります。

よだれが出ていたり、繰り返し嘔吐をしている場合は緊急性が高い可能性があります。すぐ病院へ連れて行きましょう。

 

 

⑤恐怖、興奮

精神面から震えることももちろん多いです。

動物病院に来ると、怖くて震えちゃう子、たくさんいますよね。

逆に嬉しくて仕方がない時、興奮している時も、震えることがあります。

 

 

⑥低血糖

「飼い始めた子犬子猫がご飯も食べない、震えている」

要注意です。

血糖値が下がりすぎているかもしれません。すぐに病院に行きましょう。

 

こどもじゃなくても、病気や栄養不良で大人の子が低血糖になることもあります。
 

 

いかがでしょうか。

 

本当にいろんな原因で『震え』が出る可能性があることが伝わっていただければとおもいます。

 

場合によっては緊急性が高いケースもありますし、緊急性がなくても、痛みや気持ち悪さがある場合はできるだけ早めに対処してあげたいですよね。

 

「この震え方はいつもと違うな…」

 

そう感じる場合は、できるだけ早めに病院へ連絡してくださいね。

 

 

うちの子は元気いっぱいだ!という場合も、病気が隠れている可能性があります。

 

 

 

当院では現在、【秋の健康診断キャンペーン】を行っております。

 

 

健康診断できるだけではなく、その子に合わせて獣医師が選ぶフードのプレゼントやワンちゃんとの記念撮影など、嬉しい特典が付いているのは、秋の健康診断だけです!

 

 

 

是非この機会に健康診断してみてはいかがでしょうか?

 

 

来院、是非お待ちしております。

 

2023.10.03

獣医師

それ歳のせいだと思っていない? 今年も開催!〜秋の健診〜

 

こんにちは!😊

 

 

獣医師の吉田と申します!

 

 

まだまだ蒸し暑く眠れない日が続くなーっと思ったら急に夜は冷えるようになりましたね🥵

 

こんな急激な気温の変化は体調が悪くなりやすいので、

 

人だけでなく、わんちゃん猫ちゃんも注意が必要ですね💦

 

 

 

突然ですが、

 

みなさんのお家のわんちゃん猫ちゃんに

 

このような様子はないですか??🐶😸

 

・最近、なんだか元気がないな〜

・最近、昔に比べて太りやすくなったな〜

・なんだか前よりも水飲む量が増えてきたかも。。

 

これらの症状、夏バテだったと思っていなかったですか??

 

 

動物たちもシニア期(7歳以上)になると、

 

 

 

ホルモンの病気(甲状腺、副腎)や腎臓病が多くなります。

 

 

 

これらは動物たちがサインを出してくれることもありますが、

 

 

私たちが気付けず、だいぶ時間経ってから出てくることもあります。。

 

 

では、各病気のサインとはなんでしょうか?

 

 

以下にまとめましたので参考にしてください!

 

 

 

【甲状腺機能亢進症😸】

 

 

・高齢猫に多い

 

・痩せる

 

・攻撃的になる

 

・皮膚が薄くなる

 

 

甲状腺ホルモンが多いと、

 

肝臓(肝酵素上昇)、

 

消化器(多食、下痢、嘔吐)、

 

泌尿器(高血圧、多飲多尿)、

 

循環器(頻脈、心筋肥大、心不全)

 

などの病態を引き起こしてしまいます。

 

 

ですので早期治療を行い、これらの合併症の管理が大事となります。

 

 

 

【甲状腺機能低下症🐶】

 

・体重増加

 

・しっぽの先の毛が抜ける

 

・動きたくなるなる

 

・元気がなくなる

 

・寒さに弱くなる

 

 

甲状腺ホルモンが少ないと、

 

上記のような犬の健康に影響を与える可能性があるため、

 

病状が進行する前に早期の診断と治療が重要です。

 

血液検査で診断可能であり、治療は内服薬(甲状腺ホルモン補充療法)を用いることが一般的です。

 

 

 

 

【副腎皮質機能亢進症🐶】

 

・水飲む量やおしっこの量が増える(多飲多尿)‼️

 

・お腹が張ってくる

 

・痒みのないのに毛が抜ける

 

・左右対称の脱毛

 

・皮膚が薄くなる

 

 

別名クッシング症候群とも言われます。

 

 

 

特に一番上の症状(多飲多尿)があったら注意が必要です。

 

 

副腎から出るホルモンの数値を測定する検査して、

 

 

 

数値が高ければ、内服薬を用いて治療します。

 

 

治療しないと、糖尿病など他の病気を引き起こしてしまう危険性もあります。

 

 

 

【腎臓病(腎不全)🐶😸】

 

・おしっこの量が増える

 

 

・水飲む量が増える

 

・尿路結石がある

 

・急に体重が減った

 

・吐き戻しが増えた

 

 

 

血液検査では、腎数値(Cre、BUN)を見ますが、これが異常でる頃にはすでに70%異常の機能が失われた状態です。

 

 

 

今は、SDMA、シスタチンCといった項目のようにそれ以前から異常値が判断できるものもあるので、

 

 

より早期発見・治療ができるようになりました!

 

 

 

血液検査だけでなく、尿検査、画像診断と組み合わせて診断します!

 

また、合併症として、

 

高血圧、貧血、口内炎、胃潰瘍、便秘

 

があります。

 

 

この中でも、高血圧は網膜剥離、心不全など

 

 

他の臓器にも影響を及ぼしてしまうことがあるので要注意です。

 

特にワンちゃんは、腎臓病と診断されてからの悪化が早いので、早期発見早期治療が大事です。

 

 

 

 

ですので、【定期的な健康診断】が大事となります!

 

 

そこで!

 

 

おすすめなのが、『秋の健康診断』です!

 

🍁今年も10月1日から31日まで、毎年恒例の秋の健康診断キャンペーンが始まります🍁!🍁

 

ワンちゃん・ネコちゃんの1年は、

 

人間にとっての4〜5年に当たるため、

 

半年に1回の検診を推奨しています。

 

特に今回の秋の健康診断キャンペーンでは、

 

甲状腺や腎臓、心臓などに関しても検査できるので、

 

体調が心配な方はもちろん、

 

まだまだ元気に見える子たちも、

 

是非この機会にチェックしてあげてください!

 

(わんちゃん、猫ちゃんからの小さなメッセージを受け取ってあげてください💌)

 

 

獣医師と一緒に、無理なくできる範囲で、

 

早期発見・早期治療や予防を二人三脚でしていきましょう!

 

中には、フードを変えることで予防できる病気もたくさんありますからね!

 

※健康診断を受けた子は適したフードがもらえます!✨

 

 

わんちゃんねこちゃんが、健康に楽しく長生きしてもらえるように全力でサポートさせていただきますので、

 

些細なことでもぜひご相談くださいね♪😄

 

 

そして我々(人間)も、体調に気をつけてこの季節の変わり目を乗り越えましょう!

 

 

 

最後に、実家の犬(くーちゃん)のワンシーンもお届けします🐶

 

 

暑いから冷たいシートの上にいますね😂

 

 

 

2023.08.31

獣医師

多飲多尿に気をつけよう!

こんにちは、獣医師の高見です。

8月ももう終わりに近づいていますが、まだまだ残暑が厳しい日が続いていますね。

 

熱中症もそうですが、そんな夏の暑さにまけて夏バテになっていませんか?

 

冷房の効き過ぎた部屋にいたり、冷たいものを飲み過ぎたりしていませんか?

 

自分は冷たいものを飲み過ぎて少し夏バテです笑笑

 

皆さんもお気をつけてください。

 

 

 

前を置きはさておき、今日はそんな

【たくさん水を飲む】についてお話しをしていきます。

 

 

たくさん水を飲むことを【多飲】と言います。

 

 

また、たくさんおしっこをすることを【多尿】といいます。

 

一見たくさん飲んでたくさん尿をすることが健康と思いがちですが、じつは多飲多尿は病気のサインの可能性があります。

 

では多飲多尿になってしまう原因は?

 

 

 

いくつかにわけると以下の通りになります。

 

腎臓の病気   慢性腎臓、腎盂腎炎

 

ホルモンの病気 クッシング症候群、糖尿病など

 

高カルシウム 上皮小体機能亢進症、がん

 

重篤な炎症  子宮蓄膿症、膵炎など

 

尿崩症    脳からのホルモン分泌異常

 

心因性    精神的なストレス、空腹

 

などがあげられます。

 

 

特に多飲多尿以外にも症状がある場合、(元気がない、食欲がない、吐いているなど)すぐに治療が必要な病気も多いため、できるだけ早く病院で検査を受けてください!

 

 

動物病院では血液検査や超音波検査、ホルモン検査などを行い、これらの病気を診断していきます。

 

 

では、そんな多飲多尿を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

ポイントは3つです。

 

 

①多飲の基準値

どれくらいからが多飲になるなのでしょうか?
明確な基準が決まっているわけではありません。食べ物の水分量(ドライフードか缶詰か)や種類、活動性によっても飲水量や尿量は変わってくるからです。

 

ただおおよその基準として

犬:体重1kgあたり100ml以上

猫:体重1kgあたり60ml以上

 

といわれています

 

 

 

②自宅での確認

 

自宅で尿量・飲水量を測っていただけると、診察でとても参考になりますが、なかなか難しい場合があります。

 

そんな時は以下の症状をポイントにしてみるのよいです。

1. 水をいれた器がすぐに空っぽになる

2. ペットシーツを頻繁に交換するようになった

3. トレイの砂の塊が大きくなった

4. おしっこの色がいつも水のように薄い

5. トイレが我慢できず粗相してしまう
 

 

 

③動物病院で検査をしましょう!!

 

①②で気になる項目が見つかったら、動物病院での検査を受けにいきましょう。

 

とくに尿の濃さ(尿比重)を測定することで、腎臓がしっかりと尿を濃縮することができているのかを調べることができます。

 

*検査の注意点として

できれば朝一番の尿を採取しましょう
水をあまり飲まない寝ている間が一番濃い尿が作られます。

 

そのため朝一番の尿を検査することで、正確に腎臓の機能を評価できます。
 

当院では尿採取に便利な容器をお渡ししていますので気軽にご相談してください。

 

 

 

 

まとめ

 

多飲に気づいたらまずは尿検査や血液検査をを行いましょう。

 

また調子が悪いときはすぐに病院に診察に来てもらい原因を調べましょう。

 

病院で診察しているだけでは、なかなか多飲多尿に気づけません。

 

日頃から自宅でワンちゃんネコちゃんの様子を確認しておくことが重要です。

 

何か少しでも気になることがあれば当院に相談してください。

 

最後に、

暑い夏がまだまだ続くので、かき氷を食べに出かけるのもありですね。

(食べるまでに1時間並びました😅😅)

2023.08.13

獣医師

お口の健康を守ろう!

こんにちは。獣医師の内山です。

 

 

夏が本番を迎え、毎日うだるような暑さが続いていますが、皆さん如何お過ごしでしょうか??

 

 

 

この暑さの中、エアコンの下で愛犬、愛猫と横になりながら過ごしていると、ふと、我が子たちの口からきつい臭いが、、
なんてことはないでしょうか?

 

 

この子の歯は大丈夫なのか?

 

このまま何もしなくていいのか?

 

今のケアで合ってるのか?

 

 

 

 

このように歯について気になりだしたそこのあなた!当院では、そんな悩みをおもちのあなたにうってつけなキャンペーンを実施します!!

 

愛犬、愛猫の口の中の健康をチェックできるキャンペーン、題して「おくちピカピカキャンペーン」です!!

 

 

 

ご存知の方もいるかもしれませんが、このキャンペーンは昨年も実施し、今年も開催となります。

 

昨年は、約350名の方々に参加していただき、大変好評をいただきました!

 

 

毎月の健康チェックや、予防接種のついででも、全くかまいません。

 

 

たったの550円で歯や歯肉のチェックに加えて口臭の原因菌がどれくらい存在しているかも確認できます!さらに様々なお得な特典もついてきます!!

 

 

もしかしたら、すごい特典もあるかも??特典の内容は、院内での掲示や当院のインスタグラム等で発信していますので、ぜひ確認してみてください。

 

開催期間ですが、今年は、8月1日〜8月31日までの1ヶ月間の実施となります。

 

 

 

 

ここでわんちゃんやねこちゃんの口臭の原因や歯周病について少し詳しくお話します。

 

わんちゃんは3歳以上の子の約8割が歯周病といわれており、ねこちゃんは痛みを隠すことが多く、歯肉炎、口内炎に気づきにくいです。

 

 

歯周病が進行し、歯肉がグズグズになり、歯が抜けてしまうこともあります。

 

 

この状態ではかなり口の中に痛みがあり、食欲や元気がなくなる場合もあります。

 

わんちゃんやねこちゃんの口の中では、細菌が歯垢中のタンパク質やアミノ酸を分解して、口臭の原因となるガスを産生します。

 

 

また、このガスが多いほど歯周病が進行しますが、歯垢・歯石除去や抜歯によって口臭が改善したという報告があります。

 

それだけ口臭は、歯の健康チェックにおいて重要な項目ですが、実際どの程度なのか、分かりにくいと思います。

 

 

その口臭の程度を測るために、口臭の原因物質の濃度を視覚化できるオーラストリップという試験紙を使用します!

 

 

 

これにより今の歯の健康状態を把握し、適切なケアについてお話させていただきます。

 

 

その他のことで口や歯について、何か気になることがある方は遠慮なくお尋ねください!

 

 

 

 

 

他にもお家のわんちゃんやねこちゃんに以下のような症状があるという方はぜひキャンペーンをうけてみてください。

 

・元気がない

 

・食欲がない

 

・口の中にできものがある

 

・出血がある

 

・口臭が気になる

 

・柔らかいものを好む

 

・物を食べづらそうにする

 

・最近食欲が落ちた

 

・奇声(痛みによる)を発するなど

 

 

口の中や歯の状態はそのまま健康に直結してきます。

 

 

愛犬、愛猫の健康維持するためにはまず「歯」から健康にしていきましょう。

 

 

昨年参加された方も、今年初めての方もぜひご参加ください。

 

2023.07.15

獣医師

怖いマダニの病気

こんにちは、獣医師の北原優です。

 

 

先月ですが、驚いたニュースがありました。

 

 

https://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1054774/1054871.html

 

 

豊田市で重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者さんが出たというニュースです。

 

 

 

SFTSとはマダニが媒介する人獣共通感染症(人と動物が双方に感染する病気)で、ウイルス(ブニヤウイルス科フレボウイルス属)が原因となります。高熱や下痢や嘔吐が出て、血液検査では血小板や白血球が減少をしてしまい、命の危険に関わる事もある怖い病気です。

 

 

SFTSは西日本での発生が多かったのですが、地球温暖化の影響で野生動物がダニを連れて北上する事で分布が広がりつつあります。

 

 

愛知県では数年前に半田市の発生があり、今回が3件目なのですが、じわじわと名古屋市にも近づいてきているように感じます。

 

 

 

人獣共通感染症なので、人間もわんちゃんもねこちゃんも感染する可能性があります。

 

 

野外でマダニに噛まれて、飼い主様とわんちゃん同時に感染をしてしまい残念ながらわんちゃんは亡くなってしまったなんて話もありました。

 

 

 

 

 

他にもダニからわんちゃんねこちゃんに感染する病気としては、

 

 

バベシア症:バベシア原虫という寄生虫がわんちゃんの赤血球に感染をする事で貧血、発熱、黄疸などの症状を引き起こす病気

 

 

猫ヘモプラズマ症:ヘモプラズマという細菌がねこちゃんの赤血球に感染する事で貧血、発熱を引き起こす病気

 

 

 

人間に感染する病気としては

 

 

ダニ媒介性脳炎:フラビウイルス というウイルス が発熱、頭痛、震え、痙攣発作などの症状を引き起こす病気

 

 

つつが虫病、日本紅斑熱:リケッチアという細菌が倦怠感や高熱を引き起こす病気

 

 

など恐ろしい病気が多々あります。

 

 

 

 

 

ダニなどの外部寄生虫から感染する病気からわんちゃんねこちゃん含めたご家族様を守る為には予防が1番です。

 

 

当院ではわんちゃんなら今のシーズン必須のフィラリア予防薬にノミダニ予防の成分が入っているタイプがあったり、食べたりつけたりするとノミダニ予防効果が3ヶ月長持ちするタイプの薬もあります。

 

 

 

ねこちゃん向けだとフィラリアとお腹の寄生虫とノミダニのオールインワンタイプのつける薬や、わんちゃん同様つけると3ヶ月長持ちする薬があります。

 

 

 

飼い主様とその子が1番使いやすい薬をご提案できますので、是非来院した際にご相談させて下さい!

 

 

 

最近だと通販で手に入るタイプのノミダニ予防薬もありますが、昔ながらの予防薬の成分だと県内には耐性があるダニの発生もあるので予防効果が不十分ではないかという話もあります。

 

 

 

よく野外へお出かけするという方の相談もお待ちしています。

 

 

 

 

 

今月は東京にねこちゃんの勉強会に行って参りました。

 

 

動物病院関係の方以外にも一般の方も参加できるブースもありとても賑わっていました。

 

 

それだけ、飼い主様方のねこちゃんに対する愛が強い方がとても多いんだなと再認識させられました。

 

 

 

自分たちも飼い主様達の情熱に応えられる様に日々進歩する獣医学を学んで飼い主様方達により良い提案できる様精進して参ります!

 

 

 

 

 

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