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2024.07.16

受付

歯と健康について

こんにちは。

受付の角谷です。

 

本格的な暑さになってきましたが、皆様いかがお過ごしてしょうか。
暑い時は40度近い気温になり、日陰にいてもサウナのように蒸し暑い…ってことがありますよね、、、
皆様、水分補給忘れず熱中症には十分気をつけてお過ごしください!

 

 

さて、今回私がお話しするのは「歯と健康について」です。

 

 

最近飼っている猫ちゃんの口が匂う・・・と思ったことが多々ありました。

「お口の中の健康が健康長寿の鍵を握る」というほどお口の中の健康は重要です。

ですが、飼っているねこちゃんわんちゃんは「歯が痛い」とは喋ってくれません。
早期発見するためには口腔内を定期的にチェックする必要があります。
そこで、お家でできる口腔内のチェックの仕方をご紹介します。

 

 

○口腔内のチェック方法

 

①歯茎の腫れやぐらつきはないか
歯と歯肉、舌を観察し、出血や腫れ、ぐらつき、歯石などがついていないか確認します。

 

②粘膜はきれいなピンク色か
唇をめくって、粘膜を見ましょう。健康ならピンク、白っぽい時は貧血、黄色っぽいときは黄疸の疑いがあるかもしれません。

 

③口臭は臭くないか
口を開けて匂いを嗅いで、嫌な匂いはしないか。匂いが強いと歯肉炎・歯周病、肝臓や腎臓の疾患の疑いがあるかもしれません。

 

④よだれが出していないか
口内炎や歯肉炎の疑いもあります。

 

 

歯磨きのタイミングでお口の中をチェックします。

ねこちゃんわんちゃんも人と同じように歯磨きできますが、子猫、子犬のうちから慣れさせておくのがベストです。
歯磨きに慣れていないと、口を開けることや、口元を触るだけても抵抗します。
いきなりするのではなく、段階を踏んでトライしてみましょう。

 

 

○歯磨きの仕方

 

①最初はスキンシップで口元をなでて、口を触られることに慣れさせましょう。

 

②唇をめくり、指で歯に触ることに慣れさせます。前歯ができたら奥歯へも挑戦。ただし、無理は禁物です。咬まれます。

 

③タッチに慣れたら、歯磨きシートや、湿らせたガーゼなどで歯の表面をこすってみます。

 

④ここまでできたらブラシを使います。歯と歯茎を擦ります。歯ブラシを水で湿らせるだけでもいいですが、専用の歯磨きペーストもあります。

 

 

少しでも歯磨きできたらたくさん褒めてあげましょう。

 

また、病院でできるお口の健康をチェックする方法もご紹介します。

オーラストリップという、口腔内の衛生状態を「すばやく、簡単に、視覚化」できるチェックシートがあります。

 

 

約10秒ほどで判定できるので、日頃の診察の時にでも気軽にできます。

 

 

また、8月には歯の健康に関わるお得なキャンペーンも実施する予定ですのでぜひ皆さんチェックしてみてください!

2024.06.14

受付

雨の日でもストレス解消!室内での遊び方🐕

こんにちは✨
受付の佐々木です。

 

だんだんと暑い日が多くなり、雨も多くなってくる時期にやって来ましたね☔️
わんちゃんにとってお外に出られない日々が続いてしまう時期ですね💦

 

 

今回は、雨の日でもストレス解消できるわんちゃんの室内での遊び方を2つご紹介いたします!

 

 

まず1つ目は、引っ張りっこです!

準備するものは、ロープや引っ張りっこ用ぬいぐるみなど、専用のおもちゃを用意します。
※丈夫で、愛犬が丸飲みしないサイズを選んでください。

 

引っ張りっこは、犬の「噛みたい」という本能的な欲求を満たすことができ、飼い主さんとのコミュニケーションもとれる遊びです。

 

 

❕遊び方のポイント❕
1.おもちゃを生きている動物のように動かす

 

2. 真っすぐ引っ張るだけでなく、左右に振ったり上下に動かしたりする

 

引っ張りっこをやめるタイミングは、飼い主が決めます。愛犬が飽きてしまう前に一度休憩を入れましょう。
おもちゃを離して欲しい時は、「ハナセ」や「チョウダイ」が合図です。
離すのが難しいときは、おやつや別のおもちゃと交換してください。

 

 

2つ目は、宝探しゲームです🎁✨

宝探しゲームは、犬が鼻を使っておもちゃやおやつを見つける遊びです。宝探しゲームは、犬の本能である狩猟本能を満たすことができると言われています。

 

初めは、紙コップや両手を使います!
両手のどちらかにおやつを隠し、愛犬におやつが入っている手を当ててもらいましょう。
紙コップの場合は、最初は2つから初めて慣れきたら3つ、4つと増やしていきましょう!

 

 

だんだんとわんちゃんが慣れてきたら、少し難易度を上げて、部屋のどこかにおやつまたはおもちゃを隠し、宝探ししましょう💪

 

 

❕遊び方のポイント❕
1. 1回5~10分程度の時間で区切りましょう。

2.わんちゃんが飽きないように、難しすぎる場所には隠さない。

 

 

⚠️室内遊びでの注意⚠️

① 室内は片付けておく
愛犬が当たったら危ないものや、飲み込んだら危険なものは片付けておきましょう。

 

② 滑り止め対策を行う
滑り止めの対策がなされていないフローリングは、愛犬が走ったときに滑ってケガをする恐れがあります。

 

③ テンションを上げ過ぎない
周りが見えなくなると、室内で暴れてケガをする恐れもあるので気をつけましょう。

 

④ おやつをあげすぎない
おやつの食べ過ぎは、犬の健康によくないので、あげすぎには注意が必要です。

 

⑤熱中症に気をつける
雨の日は湿気も多いので室内でも熱中症にならないようこまめに休憩しましょう。

 

雨の日でも楽しく遊んで、ストレス解消しましょう🎵

 

 

最後に、天気のいい日に公園に行って大はしゃぎした愛犬のココアちゃん(10歳)をご紹介します🐶🐾

 

2024.05.15

受付

ぽかぽか気分で免疫力アップ!?

こんにちは!受付の佐橋です。

 

5月に入り、半袖で過ごせるぐらい暖かい日が増えてきましたね!

わんちゃん、ねこちゃんにとっても散歩やお出かけにぴったりの季節です☘️。

 

 

今回は、ぽかぽかな5月の気温にちなんで、わんちゃんの「ひなたぼっこ」についてお話したいと思います☀️!

 

 

みなさんのおうちのわんちゃんは、ひなたぼっこ好きでしょうか?

我が家のコロン(16歳)は、ひなたぼっこが大好きで下の写真のようにいつもお昼寝しています。

 

 

実は、ひなたぼっこによって3つの良い健康効果を得ることが出来るのです…!

 

 

1.「幸せホルモン」の分泌
日光を浴びることで、神経伝達物質であるセロトニンが分泌されます。
睡眠の質向上や、ストレス緩和、老犬では、昼夜逆転防止に繋がります。

 

2.免疫力の向上
日光を浴びることで、体内でビタミンDを生成したり、成長ホルモンの分泌を促すことができます。
ビタミンDは、免疫力の向上や骨粗相症、くる病の予防に繋がり、成長ホルモンは、代謝の働き、認知機能、免疫機能に働きかけます。

 

このように、良いことがあるひなたぼっこですが、注意点もあります。

 

⚠️注意点⚠️
①長時間は避ける。
1日15〜30分で充分な効果が得られます。
②目の病気のリスク
紫外線を浴びすぎると白内障、角膜炎のリスクがあります。
③水分補給を行う。
水分補給がすぐ出来る環境を整えてあげましょう。特にシニア犬は注意が必要です。

 

 

適度なひなたぼっこで、わんちゃんと健康ライフをおくっていきましょう!!

 

 

最後に、5/8に誕生日を迎えたコロンくんの写真をお送りします🎂💐。

 

2024.04.16

受付

病院🟰大好きな場所に

こんにちは、受付の鈴木です。

新年度に入り新生活がスタートしたり、学校や職場で新たな出逢いがあったり、わんちゃん・ねこちゃんをお家に迎えられた方もいるのではないでしょうか。

 

当院も新入社員を迎えて新しい一年がスタートしました。

地域の皆様の頼れるホームドクターとして、わんちゃん・ねこちゃんはもちろん皆様の幸せのお手伝いをさせていただきます。

 

4月に入りフィラリアやノミダニの予防シーズンということもあり、多くのわんちゃんねこちゃんが受診されています。

 

人と同様にわんちゃん・ねこちゃんも慣れていない経験・場所には「この後になにが起きるのかな?!」と緊張をしてしまいます。
診察や予防を目的として受診した際に、顔見知りではない看護師さんに身体をぎゅっと拘束をされ顔見知りではない獣医さんにお注射をチクっとされた経験を積み重ねると、どうしても病院に対して苦手意識を抱いてしまいます。

 

逆に病院に対して良い印象を抱いてくれていると…

 

・わんちゃん・ねこちゃんのストレスを軽減することが出来る。
・飼い主様も安心して気兼ねなく来院することが出来る。
・スタッフもスムーズに診察が出来る。
メリットがあります!

愛犬・愛猫が病院でもリラックスして過ごしてくれていると、皆さんも気兼ねなく診察に行くことができるかと思います。これは、疾患の早期発見に繋がるかもしれません。

 

病院🟰大好きな場所になってもらうために当院に来て楽しかったな〜、嬉しかったな〜という経験をさせてあげましょう!

 

例えば‥

 

・頑張ってくれた後に大好きなおもちゃで沢山遊んであげる。

*ワクチン接種後等で治療後は激しい運動は控えて安静に過ごしていただきたい場合がございますので獣医さんに確認しましょう。

 

・スキンシップが大好きな子は、頑張ったね〜と沢山褒めたり身体を触ってあげる。

 

・同居犬・猫がいる場合はその子も連れて行く。
家族の付き添いによって安心感が生まれます。また、付き添いに来た子もスタッフに撫でてもらったり、大好きなおもちゃで遊んだり楽しい経験を積み重ねることで病院に対して良い印象を抱いてくれます。

そうすることによっていざ治療によって受診した際にも、知ってる場所で知ってるスタッフがいるのでその子のストレスを軽減してあげることが出来ます!

病院を、大好きなスタッフに会える場所、行くのが楽しみな場所となるような貯金を当院でコツコツしていきましょう。

 

 

最後に私の愛犬とハムスターくんを紹介致します。
チワワのらむちゃん(13歳)
先日、長久手にあるドッグカフェに行ってきました。

終始にっこり笑顔のらむちゃんでした。

ハムスターのらいくん
怖がることなく恐竜の置き物と仲良くツーショット。

カメラ目線バッチリならいくんでした。

暖かい日が増えてお出掛け日和の時期となりました。

皆様も是非、愛犬・愛猫と素敵な思い出を作っていってくださいね!

2024.03.15

受付

春に気をつけたいお花🌸

こんにちは、受付の西村です。

春というのに寒い毎日がつづきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は先日、田原市にある菜の花を見に行ってきました!

 

一面に広がる黄色い菜の花に「うわぁー春が来る」とワクワク、ウキウキの気持ちになりました🌼

 

 

これから暖かくなりさらにお出かけしやすくなりますね!愛犬とお散歩に行ってお花を一緒に見たり、写真を撮ったりするのにはとってもいい季節です🌼

 

 

でも、私たちが普段目にするお花の中にはワンちゃんにとって有害なものがあるのはご存知ですか?

そこで今回は春に気をつけたい誤食をすると危険なお花について紹介していきます。

 

 

《サクラ》
種子や果肉に注意⚠️
症状:粘膜の充血、呼吸促迫、頻脈、嘔吐、痙攣

 

《ツツジ》
葉や花に注意⚠️
症状:嘔吐、下痢、痙攣、昏睡、よだれが大量に出る

 

《チューリップ》
全ての部位が危険⚠️
症状:痙攣、嘔吐、下痢

 

《スイセン》
球根に注意⚠️
症状:嘔吐、下痢、昏睡、低体温、触れると皮膚炎になることも

 

《シクラメン》
特に根の部分が危険⚠️
症状:神経麻痺、痙攣

 

《ユリ》
全ての部位が危険⚠️
症状:腎不全、脱水症状、視力低下

 

 

お花はとても綺麗で愛犬とお散歩中に近寄って見たり、愛犬と一緒に写真を撮ったりしますが誤って食べたりしないようよく注意してください。

 

もし愛犬が食べてしまったら、自己判断で放置しないで、できるだけ早く動物病院を受診してください。

 

平気そうに見えても後から症状が出てきて重症化してしまう可能性があるのです。たとえ食べたものが少量でも動物病院に電話で相談しましょう!

 

 

当院は年中無休24時間対応しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいね📞

 

最後に私の愛犬、春の写真をご覧ください🌸

 

 

2024.02.15

受付

「最高のコミュニケーション♪」

こんにちは!受付の藤谷です。

暖冬と言われていますが寒さが苦手な私は家ではこたつから出れずぽかぽか温まりながら過ごしています。

以前飼っていたウサギちゃん🐰もこたつが好きでいつも撫でられながら気持ちよさそうにしていました。

 

 

今回は「わんちゃんが喜ぶ」撫で方のポイント、撫でられると気持ち良い場所などをご紹介したいと思います!

 

 

《撫でるタイミング》

 

わんちゃんが撫でてほしい時は、飼い主さんに寄ってきてピタッとくっついたり、前足でおねだりしてきたり、お腹をゴロンと見せてきたりするなどアピールしてくる時は撫でてほしいサインです。

 

撫でてほしくない時は、食事中や眠っている時です。
食べ物を取られないよう守ろうとしたり、ぐっすり眠っている時はびっくりして安心して眠ることができなくなってしまうためやめましょう。

 

初対面のわんちゃんはボディランゲージもよく観察します。
顔がこわばっていたり、耳を後ろに向けている、尻尾が下がって足の間に入っていたりする時は触るのはやめそっとしてあげましょう。

 

 

《撫で方のポイント》

急に触ったり頭の上から撫でるのではなく、背中や肩、首まわりなど別の場所から手の平全体を使いゆっくりと軽いマッサージをする感じで毛並みにそって撫でてあげると安心します😌

 

《撫でて気持ちが良い場所》

 

♢お腹
お腹はわんちゃんの急所であり、お腹を見せるのは心を許して信頼している証です。
お腹を見せるアピールをしてきたら優しく撫でてあげましょう。

 

♢首まわり、肩
わんちゃんは飼い主さんを見上げる姿勢が多いため、肩や首に負担がかかりやすく、さらに鎖骨がなく筋肉だけで前足と胴体を支えているため、周りの筋肉が凝りやすい要因になっています。
重点的に撫でるといいです。

 

♢背中から尻尾の付け根
背中から尻尾の付け根は撫でやすく、背中を撫でるとクネクネするわんちゃんもいますよね。
クネクネと動かすのはリラックスしている状態です。
わんちゃんは尻尾で気持ちを表現するので、よく動く尻尾の周りは疲れが溜まりやすい部位です。
マッサージしてあげると喜んでくれます。

 

♢耳の後ろ、付け根
よく動かす部分の耳の付け根は疲れやすいため優しく揉みほぐすように撫でてあげましょう。
当院のあんこちゃんもマッサージしてあげるとトロ~ンとした顔になり気持ちよさそうにしています。

 

♢あごの下
あごの下には緊張を和らげるツボがあるため撫でられると気持ちが良いみたいで、
撫でられるのが大好きなわんちゃんが多いみたいです。

 

 

わんちゃんとスキンシップをとることによって、人とわんちゃん双方の「オキシトシン」というホルモンの分泌量が増えます。
このホルモンはストレスや不安な気持ちを緩和させたり、幸福感を高めるため「幸せホルモン」とも言われています。

 

そして、
撫でることにより身体のちょっとした変化に気づくことができ、病気やケガなどの早期発見にもつながります。

撫でてあげることはメリットがたくさんです!

 

みなさんのうちの子こんな風に「撫でてアピール」するよ!
など可愛いエピソードがあったら聞かせて下さい♪

 

 

最後にぼうちゃんのお腹撫でてアピールで失礼します🐾

 

2024.01.13

受付

気をつけたい「ペットの交通事故」

みなさん、こんにちは!
受付のブログを担当させていただく伊藤です。

 

お正月休みも終わり、徐々に元通りの生活に戻られている最中でしょうか。
雪こそ降らないものの、毎日寒い日が続いていますね🤧

 

今回はペットの交通事故についてお話しします。
実はある一定数発生しており…

 

事故を減らすためには私たち飼い主が気をつけてあげる必要があります。

 

 

交通事故は、わんちゃんであれば首輪が抜けて逃げ出したところ、

ねこちゃんであれば散歩や脱走したところで車と接触してしまったというのが最も多い主訴です。

 

そこで今回は、万が一わんちゃん、ねこちゃんが事故に遭ってしまったときの

必要なご対応を説明致します。

 

 

●まずは安全なところに避難🏃‍♀️

二次災害を防ぐため、できる限り安全な場所へ移動しましょう。
状態が確認できていないうちは、できるだけ動かさないように慎重に移動させてあげてください。
自分で動ける場合、パニックになって暴れてしまうことがあるため十分注意が必要です。

 

●状態を確認しましょう🐶

・意識はあるか、呼吸しているか、舌の色はどうか。
・立ち上がれるか、体を動かすことができるか。
・足を引きずったり挙げたりしていないか。
その他いつもと変わったことがないか様子を見ます。

 

●動物病院へ連絡しましょう🏥

・なにと(自転車、二輪、自動車など)接触したのか、
・どれくらいの速度で接触したのか、
・どの向きで接触したのか、
・接触した直後のペットの様子

など確認できていることを説明し、獣医さんの指示を仰ぐとよいです。
外見上は元気そうにしていても、内臓に損傷を受けている可能性もあります。

自己判断はしないで、受傷時の状況を伝えて念のため受診することをお勧めします。

 

⚫︎お相手様と連絡先を交換しておきましょう。

まずはペットの受診が最優先ですが、
後日保障等の人間同士の話し合いが出てくると思いますので、確実に連絡が取れる連絡先だけは必ず聞いておきましょう。

 

 

皆さまのわんちゃんやねこちゃんが痛い思いをするだけでも辛いことですので、

事故に遭わないようにできることから始めましょう😄

 

事故防止のために、過去にアップされたこちらのブログもぜひ参考にしてみてください。

ワンちゃんの身を守るために〈首輪・胴輪・リード〉

 

当院は24時間・365日、土日祝や夜間も診療を行っております。

経験豊富なスタッフがいつでもサポートさせていただきますので、
もし万一の事故が起こってしまったら、当院にご相談ください。

 

今年も皆さまとわんちゃん、ねこちゃんの安心・安全を願っております。

2023.12.15

受付

ネコちゃんから人間に感染する病気について

こんにちは。 受付の市村です。

ついこの前まで真夏日が続いていたのに、あっという間にクリスマスですね。
ネコちゃんとの冬の楽しみといえば、布団で一緒にヌクヌク寝ることですよね!

 

我が家でも、寝てる時に布団に入ってきたり、上に乗ってきたり、朝起きたらウチの子のお尻が目の前にあったりと、冬は楽しいハプニングがたくさんあります♪

 

 

さて、ネコちゃんとの触れ合いはとても幸せですが、
ネコちゃんから人間にうつる病気があることはご存知ですか?
今回はネコちゃんから人間に感染する病気について、ご紹介いたします。

 

【ネコちゃんから人間に感染する病気について】

 

1.猫ノミ

■猫ノミとは?
猫に寄生するノミのことを「猫ノミ」と云います。
体長1mm程度の吸血性の寄生虫で、室内飼いのネコちゃんでも知らないうちに
猫ノミが家の中に侵入し、感染してしまうことがあります。

■ネコちゃんから人間への感染経路
猫ノミを保有するネコちゃんと接触することで人に感染します。

■人間の症状
激しい痒みが起こり、水ぶくれになったり、赤く腫れたりする場合があります。

■予防方法
①定期的にネコちゃんにノミの予防をしましょう!
当院でノミの予防が出来ますので、お気軽にご相談ください!

②室内を清潔に保ちましょう!
掃除機をこまめにかけて室内を清潔に保ち、ノミが繁殖しないようにしましょう。

 

 

2.猫ひっかき病

■猫ひっかき病とは?
バルトネラ菌というノミが媒介する細菌による感染症です。
ノミが既に感染しているネコちゃんの血を吸った際、ノミの体内にバルトネラ菌が入り、
そのノミが別のネコちゃんの血を吸うことで感染します。

■ネコちゃんから人間への感染経路
ネコちゃんに引っかかれたり、噛まれたりすることで人に感染します。

■人間の症状
リンパ節の腫れによる発熱、頭痛、倦怠感、食欲不振が見られます。
人がネコちゃんに引っかかれた傷が原因で、上記の症状が出ます。

■予防方法
①定期的にネコちゃんにノミの予防をしましょう!
ノミが媒介する細菌が原因の感染症の為、定期的にネコちゃんにノミの予防をしましょう。
当院でノミの予防が出来ますので、お気軽にご相談ください!

②傷口をよく洗って消毒しましょう!
ネコちゃんに引っかかれたり、噛まれたりしたら、傷口をよく洗って消毒しましょう。
また、ネコちゃんの爪切りは定期的に行いましょう!

 

 

3.皮膚真菌症

■皮膚真菌症とは?
真菌(カビ)が原因の感染症で、円形の脱毛や過剰なフケが見られる皮膚病です。

■ネコちゃんから人間への感染経路
真菌症を保有するネコちゃんと接触することで人に感染します。

■人間の症状
皮膚に赤い円形の皮膚炎や脱毛の症状がみられ、強いかゆみがが見られます。

■予防方法
①室内を清潔に保ちましょう!
掃除機をこまめにかけて室内を清潔に保ち、埃や汚れを取り除きましょう。

 

 

4.トキソプラズマ感染症

■トキソプラズマとは?
トキソプラズマ原虫という寄生虫が人間の身体に入ることで起きる感染症です。

■ネコちゃんから人間への感染経路
ネコちゃんの排せつ物からの経口感染が主な感染経路です。

■人間の症状(成人)
成人が感染しても80%は症状がなく、20%が風邪のような症状が出ます。
なお、日本人の20%程度が既に抗体をもっているようです。

■人間の症状(妊婦さん、胎児)
妊婦さんが感染しても、本人が重症化することはほとんどありませんが、
胎児が「先天性トキソプラズマ症」を発症することがあります。
発症した胎児は、目や脳、肝機能に障害が生じる可能性があり、
また、重症化すると流産や死産の可能性がありますので注意が必要ですが、
妊婦さんが感染する割合は0.1%程度、そのうち胎児への感染割合は10~15%程度と、
感染リスクはそれほど高くないようです。

 

■予防方法
①ねこちゃんとキスはやめましょう!
経口感染が主な感染経路の為、ネコちゃんに口の周りを舐めさせるような事は
控えるようにしましょう。

②排泄物に触ったら必ず手を洗いましょう!
ネコちゃんのトイレを掃除したら必ず石鹸で入念に手を洗いましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
ネコちゃんから人間にうつる病気は、ノミの予防、過度な接触を避ける、清潔を保つ等で、
ある程度、予防することが出来ます。

 

ネコちゃんとの触れ合いは、幸せホルモン「オキシトシン」の分泌や免疫力UPにも繋がりますので、これらをご注意の上、一緒に寝たり、ネコちゃんの体に顔を埋めてモフったりと、ネコちゃんとの充実ライフをお過ごしください!

 

なお、当院ではノミの予防についても獣医師からアドバイスをさせていただいております。

お気軽にお声がけください。

 

 

これからますます寒さも厳しくなりますので、どうかご自愛くださいませ。

2023.11.14

受付

気をつけよう”誤食”

皆さまこんにちは。
受付の貝谷 優奈です。

お家ではチワワと一緒に暮らしております。

 

11ヶ月のちくわくんです!

今後ともよろしくお願い致します!

 

お外が苦手で人見知りな子ですが、お家では沢山走り回ったりおもちゃで遊んだり、とっても元気いっぱいです🙆🏻‍♀️

ですが、まだまだ若いので色々な物に興味を持っていて時にはひやっとする誤食をしてしまうことも、、

 

そんなちくわくんも気をつけたい、”誤食”についてお話させていただこうと思います。

 

【誤食とは】

誤食とは本来わんちゃんねこちゃんが食べてはいけないものを誤って食べてしまうことです。

 

誤食をしてしまうと、嘔吐や下痢を起こしたり、消化管が傷ついたり、呼吸が出来なくなり深刻な事態になることもあります。

 

これからの季節、クリスマス🎄やお正月🎍などで装飾品が増えるお家が多く、誤食をしてしまう機会が多い時期になります。

 

誤食を防ぐためには飾らないことが1番ですが、せっかくのイベント、飾り付けなどをして盛大に楽しみたいですよね😣

 

 

まずはしっかりと予防、対策をすることが重要です!

 

対策①
ツリーなどの飾りは細かいものではなく、大きめな飾りをつけるようにしましょう。わんちゃんねこちゃんの口より大きな飾りをつけると誤食の可能性が減り安心です。

 

対策②
電飾などは出来るだけ付けないようにしましょう。コードの誤食は感電してしまう恐れがあるのでとても危険です⚡️

手の届かない高い位置に飾るようにしてお留守番の時はコンセントを抜くようにしましょう。

ただし、ねこちゃんは高い位置でも届いてしまうので注意が必要です。

 

 

また、ご馳走やお酒など装飾品以外にも誤食の危険は沢山あります。

 

例えばケーキ🍰

特にチョコレートが含まれているケーキは注意が必要です。チョコレートはわんちゃんにはもちろん、ねこちゃんにもNGな食べ物です。チョコレートを食べてしまうと嘔吐や下痢などの中毒症状を起こします。

大量に食べてしまうと震えや痙攣などの症状がでるほか、最悪の場合は死に至ってしまうこともあります。
食べる際はわんちゃんやねこちゃんをケージに入れるなどして対策をしましょう。

 

また、寒い時期に大活躍の使い捨てカイロも注意が必要です。
使い捨てカイロの成分は毒性が低く、重い中毒を起こす心配はありません。ですが大量に食べてしまうと下痢や嘔吐が見られることがあります。また、使用中のカイロは発熱しているため粘膜を傷つけることもあります。

 

ついつい置きっぱなしにしてしまいがちなカイロですが、使用後はすぐにゴミ箱に捨てるなどして対策をしましょう!

 

 

特にお留守番の時は誤食しそうなものは置かない、普段からしつけをしておくなどの予防も必要になると思います。

 

また万が一誤食が起きてしまったら、慌てずにまずは当院にご連絡をお願いします。

 

食べたものはどんなものなのか、いつ食べたのかなどをお伺いさせていただき、ご来院いただく必要性があるか獣医師が判断してお伝えさせていただきます。

 

 

これからの季節、楽しいイベントが沢山ありワクワクしますが、開放的な気持ちになり注意を怠ってしまうと、大切なペットが危険な目にあってしまう可能性があります。

 

しっかりと予防、対策をして、わんちゃんねこちゃんと一緒に素敵なクリスマスや年末年始を過ごしましょう‼️

2023.10.14

受付

味覚の秋到来!!わんちゃんねこちゃんの味覚は!?

みなさまこんにちは!受付の細越です。

この間までかなり暑かったのが一気に気温が下がり、
秋を感じる日が多くなりましたね🍂
皆様いかがお過ごしでしょうか?

秋はたくさんの食材が実り、美味しいものがいっぱいで
味覚の秋・食欲の秋っていいますよね🍎

そこで今回はわんちゃんねこちゃんの
味覚についてお話していこうかなと思います!

 

まずはじめに・・・

【味覚について】

味覚は舌の上にある「味蕾」という細胞で感じ取っています。
わんちゃんねこちゃんそれぞれお話ししていくと・・・

 

 

〇わんちゃんの味覚について

わんちゃんの、先ほどお話した味蕾の数は約2000個(人間は1万個)

味は中々感じにくいものの、「甘味・旨味・酸味・苦味」の4種類を
感じ取ることができます。

 

私たち人間と少し違うところは
「塩味」はあまり感じません。また苦味は苦手のようです😣

甘味は強く感じることができ大好きですが、ここでいう甘味は砂糖のようなものではなく
肉や魚などの旨味のことのため、
お菓子などはあげるのは中毒症状にも繋がる危険性があるので注意が必要です⚠️

 

〇ねこちゃんの味覚について

ねこちゃんは上記でお話した味蕾の数が約500個とかなり少なく(人間は約1万個)
味覚も酸味・塩味・苦味の3種類しかほぼ感じません。

わんちゃんと人間と違うところは
甘味を感じないところですね。

 

ただ苦味に関しては非常に敏感です!!

 

〜苦味〜
わんちゃんねこちゃん共通して言えるのが
苦味はやはり得意ではないということです。
苦味が苦手とお伝えさせていただきましたが
そこでオーナー様が悩まれるのが
やはり、何かお薬をあげたりしないといけない時ですよね。

苦味の強いお薬は中々おうちの子は
飲んでくれないということが多いのではないでしょうか。。。

 

そこでおすすめなのが、
お薬をあげる時に助けてくれる

〇メディボール
〇グリニーズお薬サポート

です♫

 

過去のブログでもご紹介させていただいた投薬補助トリーツメディボールですが

今回新しい味が入荷しました!!

 

秋らしいさつまいも味!!

 

さらに珍しいヤギミルク味です!!

 

また新商品の投薬補助トリーツとして

グリニーズお薬サポートが登場しました♩

 

ぜひこれらを活用いただければ、
わんちゃんねこちゃんも美味しくお薬をあげることができます💊

 

気になる方はお気軽にお近くのスタッフにお声がけください⭐︎

 

わんちゃんねこちゃんの味覚を理解してあげることによって、投薬が必要な子も美味しくお薬が飲めて、健康な生活を送っていきましょう!

 

 

最後に、寒くなってきて毛がもふもふしてきた我が家のねこちゃん達の写真をお送りします♡

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