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2022.10.15
TOMARIGI
こんにちは!
副院長の三浦です。
暑い季節から一気に肌寒い季節へと移り変わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私にとって『秋』は2番目に好きな季節です。
(1番好きなのは『夏』です!☀️)
秋といえば…食欲・読書・運動・芸術の秋ですね。
今回は犬猫の『食欲』と『運動』に関して、私の専門分野である『循環器』と『整形外科』に焦点を当ててお話ししようと思います。
『食欲』
少し言い換えて“太る”と“痩せる”とします。
循環器疾患に関しては『体重を維持する』という事が大切です。病気が進行するにつれて、食欲の低下、活動性の低下が起こります。
循環器疾患の診察の時には、心音の聴診、血液検査、レントゲン検査、超音波検査など必要に応じて行いますが、1番最初に行う体重測定は非常に重要です。
体重が減っていれば、十分に食事が取れていなかったり体力を消耗していることが考えられます。
逆に突然の体重増加は浮腫やうっ血の可能性があるため注意が必要です。
体重が維持されていることは、その子の状態が維持できているという事を意味します。毎回何気なく測るものですが、大切にしていきましょう。
整形外科に関しては、太る、すなわち体重増加が明らかなマイナスとなります。関節への負担が大きくなるためです。
痩せることももちろん大切ですが、まず太らせないことも重要です。ヒトも同じですが、一度太ってしまうと痩せるのはとても大変です(私自身最近とても痛感しています…)。
お家で定期的に体重測定をして、知らない間に太ってしまっていた!を防ぎましょう。
『運動』
心臓病があったら運動してはいけないのだろうか?そんなことはありません。非常に激しい運動でなければ全く問題はありません(病気の重い子の場合は運動制限が必要となりますので、ご相談ください)。適度な運動は脳にも体にも良いので、お散歩は毎日欠かさず行ってあげてください。
整形外科に関しても運動は必要ですが、具合を考えなくてはいけません。関節が弱い子が痩せるために頑張って運動しすぎてしまうと、余計に痛めてしまうことがあるので気を付けましょう。まずは食事管理です!
この場ではこのくらいにしたいと思います(本当はもっともっともっとお話ししたいことがありますが…)。
今回の内容に関してその他ご相談などございましたら、いつでもご指名にてご来院ください。
TOMARIGIご利用前後の診察でも構いませんので、スタッフまでお気軽にお申し付けください。
また循環器疾患、整形外科疾患のワンちゃんでも負担をかけないよう優しく丁寧に対応いたします。
病院併設のサロンとしてお役に立てるよう、今後もスタッフ一同努力して参ります。
写真は我が家の猫達です。
くるみ(1枚目奥から2番目)、ゆべし(1枚目奧)、そばこ(1枚目手前、2枚目)です。
こんな話をしておいて末っ子のそばこちゃんはぽっちゃりむちむちです。ダイエット頑張ります!
猫ちゃんのことも何でもご相談くださいね(^ ^)
年中無休・夜間対応