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2025.09.16

動物看護師

🐾 犬と猫の体重管理で健康寿命をのばそう! 🐾

こんにちは、愛玩動物看護師の山崎と足原です。

 

みなさん!!!

「食欲の秋」がとうとうやって来ました🍠🍂

美味しいものがたくさんのこの時期は、食事の幸せを感じると同時に、ふとした時に

「あれ、わたし体型大丈夫かな?😂」と気になる瞬間が増えますよね。

そんなふうに思った時、隣にいるワンちゃん・ネコちゃんの体型はどうでしょうか?

抱っこした時に「重くなったかな?」

「最近ちょっと疲れやすい?」など気になることはありませんか?

🐾 まんまるな姿は可愛いのですが🥹、実は肥満は病気のリスクを大きく高めてしまいます。

•心疾患:太った体に血液を送ろうと心臓に大きな負担

•糖尿病:脂肪が代謝に影響し膵臓に負担

•関節炎:関節に体重の負担がかかり痛みや炎症🦴

👉 そうならないために、今こそ体重管理を始めましょう!

 

体重管理がなぜ大切?

体重の増減は見た目だけの問題ではなく、体の中にも影響を及ぼします⚠️

肥満になると起こりやすい病気

•糖尿病 :血糖値のコントロールが難しくなる

•心臓病 ❤️:心臓に大きな負担がかかり寿命を縮める原因に

•関節炎や椎間板ヘルニア 🦴:足腰に負担がかかり、歩くのを嫌がるように

•膵炎や脂肪肝 🫀:内臓の病気につながりやすい

🐕 例えば「太ったことで関節に負担 → 散歩を嫌がる → 運動不足でさらに体重増加」という悪循環に陥ってしまうことも少なくありません。

🍃 痩せすぎによるリスク

•筋肉量が落ちて免疫力ダウン 🛡️

•皮膚や被毛の状態が悪くなる ✨

・感染症やケガからの回復が遅くなる

体重はただの数字ではなく、「健康のバロメーター」なんです。

 

👀 理想の体型を知ろう

まずは理想体重を知ることからスタートです⚖️

犬猫の理想体重は年齢・品種・性別によって異なりますが、目安は1歳の頃の体重といわれています。

また、体を触ったり見たりして肥満度を評価する【ボディコンディションスコア(BCS)】という指標もあります📊

•肋が軽く触れるか

•腰にくびれがあるか

•横から見てお腹が少し上がっているか

 

💡 おうちでのチェックのコツ

•胸に両手をあてて「肋骨を感じるか」確認

•スマホで上から写真を撮って腰のくびれを見比べる

•記録を残しておくと診察時に役立ちます📸

 

🏡 食事とごはん選び

体重管理で欠かせないのは食事内容と給餌量です

・年齢・体重・活動量に合わせたごはんを選ぶ

・適切な量を正確に与える(“だいたいこのくらい”では誤差が大きくなります💦)

👉 計量カップやスケールを使うのが安心です。

肥満傾向がある子には、カロリーが制限されたダイエットフードを選ぶのもおすすめです。

「今のごはんで大丈夫かな?」と迷ったら、ぜひご相談ください😊

 

🏡 日常でできる体重管理のポイント

1️⃣ 定期的に体重を測る

•成長期:月1回以上 📆

•成犬・成猫:3か月に1回程度 🐾

2️⃣ おやつの与え方には注意

おやつのあげすぎは肥満の原因となるので与える量には注意が必要です。体重過多の子には基本的には与えない方が良いでしょう。

どうしても必要な場合は体重管理のために家族の協力が必要になります。おやつをあげる量をあらかじめ決めておいてそれ以上はあげないというルールを設定しておくことが大切です。

👉 家族で「おやつノート📒」をつけて、誰が何をあげたか共有すると◎

また持病がある場合はおやつによって病気が悪化する場合や、療法食によって調整された栄養バランスが崩れてしまうといった事があるため注意が必要です。(原則与えない方がよいでしょう)

 

3️⃣ 体重管理用フードを活用

•満腹感を得やすく工夫されている 😋

•無理なく続けられる心強い味方

4️⃣ 運動を生活にプラス

•犬:お散歩+外でボール遊び 🐕⚽

•猫:キャットタワーやおもちゃで上下運動 🐈

「遊び=コミュニケーション」として楽しむのが続けるコツです✨

 

🏠 散歩が苦手なわんちゃんの室内運動

お散歩が苦手な子や、雨の日・暑い日など外での運動が難しいときにも、おうちの中でできる運動があります😊

🎾 遊びで運動

•ボール転がし:短い距離で投げて追わせるだけでも十分な運動に!

•引っ張りっこ:ロープトイを使って楽しく遊ぶだけで全身の筋肉を使い消費カロリー◎

🧩 知育で運動

•知育トイ・コング:中にフードを入れて、転がしたり工夫しながら食べることで頭と体を同時に使います。

•フード探しゲーム:部屋に数粒ずつフードを隠して嗅覚を使いながら探させると、脳トレ&運動になります。

🪜 上下運動

•クッションや低めの段差を利用した昇り降り(※関節に負担がない子限定)

•「おすわり・ふせ・お手」を繰り返すだけでも筋トレ効果あり

👉 無理に外で運動しなくても、遊びや工夫次第でしっかり体を動かせます。

シニア期の体重管理

高齢期は「太りすぎ」に加えて「痩せすぎ」も問題になります。

•筋肉量が落ちると足腰が弱くなり、転倒や骨折のリスク増⚠️

•体重減少が腎臓病・心臓病のサインになることも🩺

💡 工夫ポイント

•水分不足に注意! → ウェットフードやスープで補給🍲•関節にやさしいシニア用おやつを選ぶ🐾

•筋肉維持のために高齢期向けフードを活用

👉 シニア期は「体重を落とす」より「筋肉を維持する」ことが大切です。

 

 

🌟 まとめ

体重管理は「無理なダイエット」ではなく、健康で長生きするための習慣です✨

•定期的に体重チェック ✅

•ごはん・おやつの適正管理 🍖

•室内外での運動習慣 🐾

•シニア期は筋肉維持を重視 💪

飼い主様と一緒に取り組むことで、ワンちゃん・ネコちゃんの笑顔あふれる時間がもっと長く続きます🐶🐱💖

🏥 当院からのお知らせ

🍖 ダイエット外来

「なかなか痩せられない💦」「どうやってフードを選んだらいいかわからない🤔」

そんな飼い主様のために、当院では “ダイエット外来” を行っています✨

動物看護師がチームでサポートし、

•フードの選び方

•運動の工夫

•おうちでできる体重チェック方法

を一緒に考えます。

🍂 秋の健康診断キャンペーン(9/1〜10/31)

秋は「食欲の秋」🍠で体重が増えやすく、さらに気温差で体調を崩しやすい時期です。当院の健康診断では、血液検査🩸や画像検査📸を通じて 病気の早期発見・早期治療 をサポートしています。

「うちの子、体重がちょっと気になるな…🤔」

「健康診断は久しぶりかも💦」

そんな時は、ぜひお気軽にスタッフまでご相談ください💌

📞 ご予約はお電話、またはLINEからどうぞ!

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