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2021.06.06

TOMARIGI

犬の花粉症

こんにちは!獣医師の三浦ですキラキラ

 

桜もあっという間に散ってしまいましたが、暖かく過ごしやすい日が続きますね。

 

しかし!

この時期なると憂鬱になってくる方もいるのではないでしょうか。

 

 

そう・・・花粉症です。

この写真を見るだけでムズムズする方もいるのではないでしょうか。

 

くしゃみ、鼻水、目が痒い・・・。

大きなストレスになると思います。

 

この時期に診察しているとよく聞かれるのが、

「ワンちゃんも花粉症になるのか?」という質問です。

 

 

答えは、イエスです。

ワンちゃんにも花粉症と言えるようなものがあります。

ただ、人のそれとはやや異なります。

 

 

ワンちゃんの花粉症とは、いわゆる環境中のアレルゲンに反応して体が痒くなるアトピー性皮膚炎です。

アトピー性皮膚炎の多くはダニ(=”ハウスダストマイト”)に反応しますが、特にスギやブタクサの花粉に対して症状を示す場合は花粉症の可能性が考えられます。

 

症状は、顔、脇の下、股、足の先などの痒みです。

たまに結膜炎やくしゃみ、鼻水といった人と同じような症状が出るワンちゃんもいます。

 

「この時期になると毎年痒くなる!」というワンちゃんは、

もしかしたら花粉症かもしれません。注意

 

 

そんなワンちゃんへはどうしてあげたら良いのでしょうか?

いくつか対策をお教えします!

 

 

 

まずは散歩から帰ってきた後の対策です。

お外に行くと体に花粉を付けて帰ってきてしまいます。

 

それをブラッシングで落としてあげましょう!毛並みに沿って優しくやってあげてください♪

(さらにブラッシングについて知りたい方は、前回のブログをチェックしてみてください!)

 

固く絞ったタオルで優しく拭いてあげるのも効果的なので試してみてください♪

 

 

 

次はシャンプーです。

アトピー性皮膚炎のワンちゃんは皮膚バリア機能が低下しているので、湿疹ができやすいです。

痒みが出やすい時期は普段よりシャンプーの頻度を増やしてあげると症状が落ち着くかもしれません。

 

 

 

すでにアトピー性皮膚炎の治療を受けているというワンちゃんは、痒くなる時期が近づいてきたら早めにお薬を開始しましょう。

ひどくなってからだと、お薬をたくさん飲まなくてはいけなくなるすることもあります。

症状が軽いうちに獣医師へご相談ください。

 

 

 

 

4月は花粉症だけではなく、フィラリア予防の時期でもあります!!

TOMARIGIご利用時には予約無しで優先的に診察を受けることができますので、フィラリア予防がまだの方はご利用の際にお気軽にスタッフへお声がけください😄

 

また、当院では今年から完全時間予約制の予防診療を行なっています(月、水、金、土日祝)。

オーナー様とワンちゃんをお待たせすることなく診察を受けられるシステムとなっておりますので是非ご利用ください!!

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