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2023.10.26

獣医師

「震え」に気をつけよう!

こんにちは、獣医師の佐々木です(=^x^=)

 

最近急に肌寒くなってきましたね〜

 

半身浴が好きなのですが、ついついお風呂に入りすぎちゃいます(・_・;

 

季節の変わり目は風邪を引きやすいですよね。

 

人間だけではなく、ワンちゃんねこちゃんも同じで、調子を崩しやすいので要注意です。

 

 

 

さて今日は、寒くなってきたことにちなんで、
『震え』についてお話ししたいと思います。

 

 

「なんだか今日はずっと震えている…」

 

 

実はこの症状で病院に来院されること、とっても多いんです。原因がはっきり分からない症状なので、不安になりますよね。

 

それでは震えの原因について説明していきたいと思います。

 

 

 

①痛み

痛みから震えるケースは非常に多いです。

特に、腰痛や頸部痛の場合、突然痛みが出てくる可能性もあります。病院では、全身を丁寧に視診と触診をすることで、痛い場所を特定します。

 

 

②寒い

単純に体温調節のために震えることも少なくありません。

特に、体温調節が苦手な子犬や老犬は体温が下がりすぎないように、暖かい環境をつくってあげましょう。

 

 

③発熱

感染症や熱中症など、熱が高くなると震えることもあります。

抱っこしていつもより熱い、と感じたら熱があるかもしれません。

 

 

④吐き気や中毒

「気持ち悪い」と思っている時も震えが出ることがあります。

何か誤って食べてしまったあとに震えていたら、中毒症状の可能性もあります。

よだれが出ていたり、繰り返し嘔吐をしている場合は緊急性が高い可能性があります。すぐ病院へ連れて行きましょう。

 

 

⑤恐怖、興奮

精神面から震えることももちろん多いです。

動物病院に来ると、怖くて震えちゃう子、たくさんいますよね。

逆に嬉しくて仕方がない時、興奮している時も、震えることがあります。

 

 

⑥低血糖

「飼い始めた子犬子猫がご飯も食べない、震えている」

要注意です。

血糖値が下がりすぎているかもしれません。すぐに病院に行きましょう。

 

こどもじゃなくても、病気や栄養不良で大人の子が低血糖になることもあります。
 

 

いかがでしょうか。

 

本当にいろんな原因で『震え』が出る可能性があることが伝わっていただければとおもいます。

 

場合によっては緊急性が高いケースもありますし、緊急性がなくても、痛みや気持ち悪さがある場合はできるだけ早めに対処してあげたいですよね。

 

「この震え方はいつもと違うな…」

 

そう感じる場合は、できるだけ早めに病院へ連絡してくださいね。

 

 

うちの子は元気いっぱいだ!という場合も、病気が隠れている可能性があります。

 

 

 

当院では現在、【秋の健康診断キャンペーン】を行っております。

 

 

健康診断できるだけではなく、その子に合わせて獣医師が選ぶフードのプレゼントやワンちゃんとの記念撮影など、嬉しい特典が付いているのは、秋の健康診断だけです!

 

 

 

是非この機会に健康診断してみてはいかがでしょうか?

 

 

来院、是非お待ちしております。

 

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