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2025.02.28
動物看護師
こんにちは、愛玩看護師の西岡です!
だんだんと暖かくなり、
お出かけする機会も増えてくる季節ですね🐾
春は楽しみなことも沢山ですが、わんちゃん猫ちゃんの体調を脅かしてしまうこともあります。
今回は春に注意したいポイントと、お家でもできる対策をご紹介していきます!
◎皮膚トラブルについて
🌸春の暖かさは、花粉や換毛期などの様々な要因によって皮膚疾患が悪化しやすい季節になります(><)
そんな皮膚トラブルに対して、お家でできることをご紹介します!
【花粉🌲】
吸い込んだ場合だけでなく、直接皮膚を介して皮膚が炎症を起こしてしまうケースがあります。
〜お家でできること〜
・空気清浄機の設置
・衣服のケア
・お散歩の後に体をウェットタオルで拭く
・ブラッシング
これらをやることで花粉の多くを取り除くことができます!
【換毛期🫧】
古くなった皮膚によるフケや、抜けて浮き上がった毛が溜まると皮膚炎の原因になることがあります🐕
ブラッシングをすることで、不要なフケや被毛を取り除けるので、皮膚の健康を保つためには必須になります🤝🏻✨
また、ブラッシングは愛犬とのコミュニケーションにもなり、メリットも沢山なので春は特に積極的に行いましょう!
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◎お腹のトラブル
春は昼夜の気温差が激しく、わんちゃん猫ちゃんにとって体調を崩しやすい時期でもあります😿
🐕おうちの子、こんな様子見たことはありませんか?
・そわそわしている
・背中を丸めたり、お尻を突き上げた姿勢をとる
・お腹に触られるのを嫌がる
・食欲、元気がない
・嘔吐、下痢
もしこんな様子があれば「腹痛」を感じているかもしれません🌀
【原因】
感染症、 気候変化による体調不良、 ストレス、ホルモン異常、 急性膵炎などなど。。
原因は季節性でないことも沢山ですが、この時期に多いのが、寒暖差や春に起きやすい人の生活リズムの変化も一つに挙げられます。
気になる症状が見られたら動物病院へ早めの受診をお勧めします。
【対策】
・寒暖差に対して..
→室内の温度管理を行い、寒暖差が激しくならないように調節
・生活リズムの変化に対して..
→留守が増えるようになった場合は、知育トイの活用をして、頭を日中に使ったり、退屈させないのも急に人がいなくなることへのストレス軽減にもつながります!
③危険な動植物たち🌿
春は色々な動植物がとても活発になります🌷
お散歩の時やお部屋に花を飾ったりと楽しみが多いですが、実はワンちゃん猫ちゃんにとっては危険な中毒になる植物、生き物があります😱
【植物】
◎チューリップ、ヒヤシンス、水仙🌷
→下痢、嘔吐、よだれが多く出るなどのの症状を引き起こす。特に球根には、この中毒成分が多いとされています
◎ユリ🌱
→少量でも急性腎不全のリスクになる中毒量があるとされており、植物全体がこの成分に覆われています
【動物】
◎ヒキガエル🐸
→口にすると毒の成分により激しい嘔吐、下痢、呼吸困難を引き起こします
◎ヘビ🐍
→噛まれた部位は強い痛みと腫れる症状がでます
種類によっては、血液が壊されて出血や貧血を引き起こします
◎蜂🐝
→刺されると腫れて痛みを伴います
アナフィラキシーショックを発症することもあるので注意が必要です
いかがだったでしょうか。
体調のトラブルに対して、おうちで簡単に対策できることもたくさんあります!
これらに気をつけながら、わんちゃん・ねこちゃんとの春の素敵な思い出をたくさん作ってください😌
当院では、フィラリア検査をする際に簡単に健康診断を一緒に行うこともできます!
最近健康チェックをしてないかも、、と言う方もこの機会に是非いらしてください☺️
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