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2022.03.01
受付
こんにちは!受付の佐藤美智子です。
つい先日年が明けたと思っていましたが、早くも3月ですね。
だんだん暖かい日が増えてきて、過ごしやすい季節になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか??
暖かい日差しがスタッフルームにも入ってくるようになったので、
休憩時間にわたげ・うりちゃんと日向ぼっこをすることも増えてきました。
日差しでうりちゃんの眼がさらにキラキラになってとっても可愛いです。
さて、そんなうりちゃんのおめめ
じつは赤ちゃんの頃は全く違う色をしていたんです!
これはうりちゃん推定2ヶ月の頃で、
グレーがかったブルーの眼をしています。
キトンブルーといって、ねこちゃんの種類に関係なく子猫はこの眼の色をしています。
生後3週間を過ぎたあたりから色素がつきはじめ、
生後8カ月くらいでそれぞれの本来の色へと変わっていきます!
こちらはわたげの眼の成長記録
だんだん黄色になっていっているのがわかりますか?
眼の色からも成長を感じられるのはねこちゃんのかわいい特権ですね!
しかし、成猫になってからの眼の色の変化は病気かもしれません。
そのままにしておくと失明の恐れがある病気もあります。
眼の色によっては、眼以外の病気の可能性もあるので、どんな色になったら注意が必要か知っておくことも愛情のひとつです。
例えば↓↓↓
〈白くなる〉
角膜に炎症が起きる「角膜炎」
角膜に傷ができる「角膜潰瘍」
水晶体が白く濁り瞳の真ん中が白く見える「白内障」など様々です。
〈赤くなる〉
「結膜炎」は白目の部分が赤くなるため、気づきにくい病気です。
「あっかんべー」と下まぶたを押し下げてみるとわかります。また、虹彩・毛様体・脈絡膜に炎症が起きる「ぶどう膜炎」にかかると白眼が赤くなります。
このほか、角膜と虹彩の間に出血が起こる「眼房出血」は、眼球全体が真っ赤になります。
〈黄色くなる〉
肝臓の病気で黄疸が出ると白眼が黄色くなります。
その他、細菌およびウイルス感染、腫瘍、肝炎、肝硬変などの可能性があります。
〈緑色になる〉
「緑内障」を発症すると、充血の症状が現れ、やがて眼球が緑色っぽく見えてきます。
進行すると眼球が拡大し飛び出てきます。
〈黒くなる〉
「角膜黒色壊死症(角膜分離症)」にかかると、角膜が壊死し、眼の表面にかさぶたができて黒く見えます。
片方の眼にホクロのような茶色や黒色のシミができたら「悪性黒色腫(メラノーマ)」かもしれません。
進行すると緑内障を発症することがあります。
これらはほんの一部ですが、こんな変化をしていたら一度診察を受けてみてください。
早期発見することで進行を遅らせたり、止めたりすることができる場合もあります。
ねこちゃんの眼は人間にすると0.3ほどの視力しかありませんが、
視野は約280度もあるので後ろにいる獲物を見つけることができます。
人間にはない能力を備えたねこちゃんの眼は嗅覚や聴覚とともに、生きていくうえで大切な器官です。
私たちにとっても、ねこちゃんのキラキラした眼は大切な宝物ですよね
そんなねこちゃんと私たちの大切な宝物を守っていきましょう!
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