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2021.07.11

食欲不振について

こんにちは!!

ケアセンターの加藤です。

7月になって来てとても暑い日が続いてくると思います。そこで最近オーナー様からもお声が多いわんちゃんの「食欲不振」について話していきたいと思います😄

ご飯の時間が楽しみで、いつもペロリと食べてしまう愛犬の食欲がないときは、体調の悪いサインかもしれません。犬がご飯を食べない理由として、主に以下の3つが挙げられます。

 

①病気

②ストレス

③老化

 

もし、愛犬がご飯を食べないときは、ほかにも気になることがないかしっかり観察してください。

 

・水は飲むか?

・おやつなどご飯以外のものは食べるか?

・ご飯を食べない状態が何日続いているか?

・嘔吐や下痢の症状はあるか?

・最近留守番が多いなどストレスがかかることや疲れることはなかったか?

・夏バテや熱中症などはないか?

 

といったことをチェックしてみましょう🤔

 

①病気で食べない場合

わんちゃんがご飯を食べないとき、一番心配になるのは病気です!

場合によっては緊急性の高い病気の可能性もあります。異変に早く気が付くことが、病気の早期発見につながります。

特に子犬や老犬、闘病中のわんちゃんなど、体力のないわんちゃんがまったく食べないときは注意が必要です。

 

*元気がない*

食欲低下と元気がなくぐったりとしている時は体調が悪い可能性があります。いつもは名前を呼べばすぐに走って来るのに、ベッドでじっとして動かないなど通常と様子が異なる場合は病気を疑ってみましょう。震えていたり、呼吸が荒かったりしたらではありますが内臓疾患の疑いがあり、さらに咳を伴えば、呼吸器疾患の疑いもあります。

 

*下痢をしている*

下痢を引き起こしている時も病気が心配です。

血便など消化器系の異常がないか調べるために便をチェックし、可能であれば便を採取して動物病院に持参することをオススメします。

ご飯を食べないからといって食欲不振のワンちゃんに無理やり食べさせようとしないで下さい。

元気があって、うんちやおしっこなどもいつもと変わらないが、食べかたにムラがある、全部食べないで少し残すといった場合は23日は様子をみてもいいかもしれません。

しかし、まったく食べ物を受け付けない、元気がないなど病気が疑われる場合は、できるだけ早く動物病院に相談をするようにして下さい😭

 

②ストレスで食べない場合 

わんちゃんは、ストレスを感じているときにご飯を食べなくなることがあります。ストレスによる食欲不振は、わんちゃんのストレスサインに飼い主さんが早く気が付いてあげることが大切です。

では、わんちゃんはどんなことにストレスを感じるのでしょうか?

 

⭐︎環境の変化があった⭐︎

家族や同居犬が増えた、引っ越ししたなど、生活環境の変化によって、犬はストレスを感じることがあります。

 

⭐︎コミュニケーション不足⭐︎

留守番が多い、散歩や触れ合いの時間が少ないといった飼い主さんとのコミュニケーション不足から寂しさを感じると、犬はストレスを抱えてしまいます。

 

⭐︎新しい刺激があった⭐︎

旅行などふだんとは違う知らない場所に出かけたり、ほかの犬と会ったりなど、いつもと違う新しい刺激をストレスに感じる犬もいます。

 

⭐︎飼い主と離れた⭐︎

ペットホテルの預かりサービスや動物病院での入院、ペットサロンの利用などで、飼い主さんと離れることや狭いケージに入れられることに強いストレスを感じる犬もいます。

 

ストレスでご飯を食べない場合は、まずは原因を見つけて、ストレスを解消させてあげましょう。さらに

 

できるだけ留守番の時間を短くする!

一緒に遊んであげる時間を増やす!

楽しい散歩をさせてあげる!

 

愛犬とのコミュニケーションを多くとるように心がけてください。

食べないからといって、叱ったり無理に食べさせようとするのは、犬がさらにストレスを感じてしまうのでNGです。

 

③老化

ワンちゃんは人間と同様、加齢とともに消化機能や代謝量が低下して食が細くなり、食欲不振になると言われています😣

一般的に老化が始まっているとされる7歳を過ぎたワンちゃんに、以下のようすが見られたら、その原因を取り除いてあげましょう。

 

*歯や口周りが痛そう(歯の衰え)*

わんちゃんが食べたものをこぼしてしまうことがあります。その場合、歯周病や歯が抜けたことが考えられます。それらの痛みによって食事を嫌がることも。ドライフードの場合は、ごはんにお湯や水を加えて柔らかくし、食べやすくしてあげましょう。

 

*フードが合ってなさそう(消化の衰え)*

わんちゃんも年齢を重ねると代謝が落ちてきます。元気な成犬用ドッグフードでは、消化する内臓に負担がかかっている場合も

食事の量を調整したり、シニア用ドッグフードに切り替えるなど、わんちゃんの内臓機能や代謝量に合わせた適切なごはんを試してください。

 

*食事の姿勢が辛そう(筋力の衰え)*

老犬になると、足や首の筋力が落ち、ごはんの姿勢を維持するのが辛くなります。 ごはんを置く台などを用意し、楽な姿勢で食べられるようにしてみましょう。わんちゃんの胸の高さに合わせた台に載せると、ごはんを飲み込みやすくなります。

 

食欲不振の原因は犬によって様々です!

 

日頃から愛犬をよく観察して、行動パターンを把握し、食欲不振になった時に単なる甘えや好き嫌いなのか、病気なのかを判断できるようにすることが重要です🤔!!

 

食欲低下のほかにも症状がある時は迷わず獣医の診察を受けましょう!!

 

病気ではないと診断されたら、次はストレスの原因を考え、愛犬の不安を取り除くことで食欲低下を緩和させることを目指しましょう😆

 

 

 

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