もりやまTOPICS

TOPICS

  • HOME
  • もりやまTOPICS

2025.02.14

TOMARIGI

トリミングについて

こんにちは!
TOMARIGIの庄田です。

まだまだ寒い日が続いていますね❄️⛄️体調には十分お気をつけてお過ごしくださいね✨

 

さて、今回はトリミングについてお話していこうと思います。🐶✂️

おうちのわんちゃんどれぐらいの頻度でトリミングをしていますか?
1ヶ月に1回、2〜3ヶ月に1回などなど。
今後のトリミングの頻度の参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

○トリミングの目的
まずはなぜトリミングをするのか、その目的についてお話したいと思います。

 

トリミングは“可愛いカットにして綺麗な見た目にする”という目的だけではありません。
わんちゃんが生活をしやすくしたり、皮膚の状態を健康に保つ目的もあります。

また、犬種によっては被毛が伸び続ける子もいます。毛が伸びてくると目に毛がかかってきて前が見えにくくなったり、足回りの毛が伸びてくると歩く時に滑りやすくなり怪我に繋がったり。口周りの毛が伸びてくると口の中に毛が入ったりご飯やおやつなどが毛について不衛生な状態になってしまいます。

その他にも毛玉ができて皮膚が引っ張られたり、理想とするカットができなくなることもあるのて定期的なトリミングが必要です。

 

○トリミングの頻度
ここからは本題であるのでトリミングの頻度です。

犬種や毛の長さ、季節などによっても異なりますが、基本的には1ヶ月に1回をおすすめしています。

 

1ヶ月に1回定期的に出した方が良い理由が3つあります。

 

 

1、早期発見
シャンプーと、乾かすドライイングの際や、カットをして仕上げる際に、わんちゃんの全身を隈なく、何度も触る職業です。
わんちゃん達の体の変化にも気づくことができます。

例えば…
前回のトリミングの際には“後ろ足にしこりのようなものはなかったのに今日はしこりがある”“体の1部に赤みがある”など変化にも気づくことができます!

だからこそ、飼い主さんの次に一番わんちゃんの全身を触ったり、見たりしている私たちトリマーは飼い主さんが気づいていない症状にいち早く気づくことができます!

 

 

2、トリミングに慣れていないと危険
子犬の頃から定期的なトリミングに出さず成犬になってから『お正月だからトリミングに出そう!』などの理由で、年に数回程度のトリミングをする場合、『トリミング慣れしていない』ことが多いです。

トリミングテーブルの上で、ジッとしていることに慣れていない子は、トリミング台から飛び降りようとする子もいます。

 

トリミングはハサミやバリカンなどの刃物を使用します。そのため施術する際、常にわんちゃんは危険と隣合わせになります。
なので、トリミングを受け入れた後でも、様子を見て『トリミングをお断り』するトリミングサロンも多くあります。

家で洗うのが大変になったからといって、トリミングに出したくても、トリミングに慣れていないせいで、どのサロンに行っても断られてしまった…なんてことも良くある話です。
自分の愛犬がそんなことにならないためにも、子犬の頃から、定期的にトリミングに連れていくことで、トリミングに慣れさせておくことが大事です。

 

 

3、毛玉を放置してたらトリミング嫌いになるかも…。

トイプードルやビションフリーぜなどのカット犬種は、どうしても毛玉になりやすい犬種です。

飼い主様の中で、定期的にトリミングに出さずに、『毛玉』が酷くなったからトリミングに出す、毛が伸びてきたからトリミングに出すという期間の空いたサイクルでトリミングに出していると、トリミングに行くと毛玉が酷くて『痛い』思いをし、それがトラウマになって『トリミング嫌い』になってしまう子もいます。

 

特にトイプードルやビションフリーゼは、トリミングペースが3ヶ月もあくと、確実に毛玉になっていますし、1ヶ月に1回のペースでも毛玉の出来やすい子もいます。

また3か月以上経過すると毛玉が広範囲に広がって刈り取ることになり、希望したスタイルに仕上がりづらくなってしまいます。
日々状態を見て、愛犬にあったトリミングペースを見つけてあげるといいと思います。

 

 

⚠️頻繁すぎるのもよくない⚠️
皮脂は皮膚を守る役割を持っています。
犬の場合は皮脂を除去してしまうと回復に数日かかります。また3〜4週間が皮膚のターンオーバーの周期とも言われています。

 

洗浄力の強すぎない低刺激なシャンプーを選び洗ってあげることが重要です!「余分な」皮脂と外から付いた汚れが落とせれば、あとは皮膚の自浄作用で清潔に保つことができます。
シャンプーをしたら最低でも10日から2週間は空けることをお勧めします!!

 

また、人間にも言われていますが、皮脂を落とし過ぎて肌が乾燥すると、角質層を守るために身体が通常よりも多くの皮脂を分泌するようになるので、逆効果にもなります。

 

シャンプーで汚れと余分な皮脂を落とした後に重要なのは、保湿です!!
犬は数日間、肌が直接外気に晒されるわけです。乾燥を防ぎ、肌のトラブルを未然に防止するために保湿剤を使用して肌に潤いを与えることをお勧めします。

 

 

・老犬のトリミング
生活しやすくするために被毛を短くカットしたりすることもあります。被毛が長いままだと食事や排泄物で汚れてしまったり、飼い主さんが洗うのに時間がかかり、時間がかかるのは老犬にもかなりの負担になります。
そのため、お手入れしやすく汚れやすいところなどは短くカットしてあげることが重要になってきます。

 

・仔犬のトリミングについて
仔犬の初めてのトリミングはいつから可能かというと、生後3カ月を過ぎ、ワクチン接種を済ませてから2週間ほど経ってからになります。

 

いかがでしたでしょうか?
今後の目安になりましたか?
トリミングの空き状況はLINEやインスタグラムで随時配信していますので是非チェックしてみてください!- ̗̀ 📢💭

 

Copyright©もりやま犬と猫の病院 All rights reserved.