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2023.01.15
TOMARIGI
皆さんこんにちは。副院長の三浦です。
最近は寒いだけでなく、乾燥がひどいですね。
私はお風呂から上がった後はすぐに保湿の化粧水で顔をパシャパシャしています。
将来のしわを増やさないよう今から対策という感じです。
冬は乾燥するだけでなく、寒さにより飲水量も減りやすいので、体は脱水しやすいです。
汗をかかないので、自分が脱水していることにも気が付きにくいのでさらに注意が必要です。
12月の看護師さんのブログにもありますが、冬はおしっこトラブルがとても増えます。
喉も乾燥するので咳が増えることが多いです。
皮膚が乾燥して痒みやフケが出ることも。
これらの原因は『乾燥』と『脱水』です。
寒さから生じるこの2つの現象への対策は冬の健康維持にはとても大切です。
このうちの『乾燥』への対策といえばなんといっても“加湿器”です。
やや電化製品オタクのような話になってしまいますが、今回は加湿器の選び方について紹介します。
電気屋さんに行くと、いろんなタイプの加湿器が販売されていると思います。「〜式」であったり、サイズ、デザインなど様々です。
以下にタイプ毎のメリット、デメリットを紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
①超音波式
メリット:超音波でミストを発生させるので、熱が発生せず安全性があります。価格も比較的安く、コンパクトなものもあるので、置き場所に合わせてデザインを選べます。
デメリット:熱を使わないので、雑菌が繁殖することがあります。そのため手入れを欠かさないようにしなくてはいけません。
②加熱式
メリット:加湿能力が高いので、お部屋が広い場合でも対応できます。熱のおかげで雑菌の繁殖も抑えることができます。
デメリット:ヒーターを使用しているので、蒸気に近くで触れたりすると火傷をする可能性があります。電気代も超音波式と比べるとやや高くはなります。
③加熱気化式(ハイブリッドタイプ)
(→温風により水を水蒸気に変えて加湿する)
メリット:熱により雑菌が繁殖しにくいので衛生的。加湿スピードもgood。
デメリット:本体価格、電気代共に高め。
④気化式
(→ただの風を水に当てて水蒸気を作る)
メリット:電気代が安い。ヒーターを使っていないので安全面も安心。
デメリット:風だけで水蒸気を作るために風量は多め。場合によっては音が気になるかも?
動物にとって適度な湿度は『40〜60%』と言われています。
温度計だけでなく湿度計も見てお部屋の湿度管理をしてみてください!
加湿器のタイプは、動物の安全性を考えると「超音波式」が良さそうですが、衛生管理をきちんと行うようにしましょう。
繁殖した雑菌がミストと一緒にお部屋にばらまかれてしまうかもしれません!
また加湿器の電源コードにも気を付けてください。ワンちゃんが電源コードを噛んでしまい、感電してしまう可能性もあります。
100円ショップにも販売しているケーブルカバーなどを利用するといいでしょう。
加湿は冬における人と動物の健康維持に大切です。コロナで忘れてしまいそうになりますが、インフルエンザも流行る季節です。お肌の乾燥も大敵です。
上手に加湿して、乾燥する冬を乗り越えていきましょう!
最後に、寒い季節ですが私の中で最近あった熱い話題を少し。
ボクシングの井上尚弥選手がバンダム級の4つのベルトを全て返上しましたね。次はスーパーバンダム級です。非常にワクワクします。本人もワクワクしますと言っていました。今後も目が離せません。
寒い日が続きますが、心は熱くいきたいですね。診察の際に皆さんの熱い話題があれば是非お聞かせください。共有できることがあれば最高ですね。
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