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2022.03.15
TOMARIGI
こんにちは!
もりやま犬と猫の病院TOMARIGIのメディカルトリマーの長谷川です!
冬も終わりに近づき、春の暖かさを感じる頃となりました!
季節の変わり目はワンちゃんの毛の生え変わりの季節!
TOMARIGIでも抜け毛に悩むオーナー様がご来院する数が増え出来ました。
さて、そんなTOMARIGIでは抜け毛に限らず、さまざまな悩みを持ったワンちゃんがご来院することが良くあります。
今回はそんな悩みの一つであり、最近相談のあった子犬の《噛み癖》について、お話ししていこうかと思います!
噛み癖の原因
ワンちゃんは乳歯から永久歯に生え変わる生後4ヶ月齢〜10ヶ月齢になると、歯茎が痒くなると言われています。この痒さを解消する為に、物を噛んだり、人の手や足を噛んだりします。
歯が生え変われば痒さは消えますが、噛み癖が残ってしまうワンちゃんもいるようです。
噛み癖により起きる問題点
⚫︎怪我をさせてしまう可能性がある。
子犬のうちは甘噛みでも、大人になると犬の噛む力はとても強く、最悪何針も縫う大怪我につながってしまう事もあります。
また、周囲の人に噛み付いてしまいトラブルになるケースもあります。
⚫︎スキンシップやお手入れが難しくなる。
運動や一緒に遊ぶことはワンちゃんにとってとても重要です。しかし、噛み癖があることで飼い主と遊ぶ時間が減り、ストレスの原因になってしまいます。
また、ブラッシングや、爪切りなどのケアを嫌がるようになると、十分なお手入れができなくなってしまいます。
・物や家具などを壊す。
飼い主さんの洋服や靴、ソファーや椅子などの家具を噛むようになってしまうこともあります。
おもちゃや小物などを噛んでしまう場合は、誤って飲み込んでしまう可能性もあるので大変危険です。
噛み癖のしつけ法
噛み癖はしつけによって、人や物に噛むのをやめさせたり、軽減させる事が出来ます!
まずは、ワンちゃんが噛む原因を明確にし、それに対して適切に対処する事が大切です!
また、間違ったしつけ方は逆に噛み癖を悪化させる事もあるので、気をつけなくてはいけません。
🐾子犬の甘噛みのしつけ🐾
子犬が甘噛みをする理由は主に3つ。
歯が痒い、遊び、関心を持たせたい、などがあります。
子犬の甘噛みはあまり痛くはなく、可愛いので許してしまいがちです。
ですが、そこで噛ませたままにしてしまうと、『噛んでもいいんだ』と子犬が勘違いしてしまいます。
⚫︎基本的には噛ませない事が大切で、子犬が手を甘噛みしてしまった際は、遊んでいると思わせない様に冷静に、無視するか静かに叱る様にしましょう。
⚫︎犬と遊んでいる中で興奮して噛んできてしまう場合、
必要に応じてハウスや、クレートに入れて、落ち着かせる事も一つの方法です。
噛む=遊びと、認識させない為の方法ですが、犬がハウスを嫌いになってしまわない様に気をつける必要があります。
⚫︎噛む事をなんでもかんでもやめさせてしまう事は、ストレスの原因になり、ストレスから噛み癖に繋がってしまいます。コングや、ロープなど、噛んでもいいおもちゃを与えてあげましょう。
🐾しつけの際の注意点🐾
犬が何かイタズラをしてしまう事はよくある事です。
その際に、飼い主が感情的に怒ったり、叩いたりする事はしてはいけません。
特に叩いてしまうと、自分の身を守る為、噛むという行為がエスカレートしてしまいます。
犬がイタズラをしてしまった際は冷静に叱るようにしましょう。
また、しつけを行う際は、家族の誰かが行うのでは無く、家族全員で話し合い、してはいけない事を全員で共有し、全員でしつけを行いましょう!
まとめ
噛み癖は早めに対処する事が大切です!
また、犬が噛む理由はさまざまで、ただ叱るのではなく、心穏やかに犬と向き合うことが、解決への第一歩となっていきます。
また、治すのが難しいと感じたら是非相談下さい!
第三者からの意見を聞く事で、何か解決の糸口が見つかるかもしれません!
もちろんTOMARIGIではパピーちゃん達のトリミングをする事は沢山あります!
トリミング中もしつけの意識を持ちワンちゃん達が楽しくお手入れが出来る様に接しています。
また、当院ではしつけ教室やパピーパーティーなども行っております!
噛み癖に関わらず、お悩みが有ればいつでもTOMARIGIやスタッフにお気軽にご相談下さい。
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