もりやまTOPICS

TOPICS

  • HOME
  • もりやまTOPICS

2023.08.31

獣医師

多飲多尿に気をつけよう!

こんにちは、獣医師の高見です。

8月ももう終わりに近づいていますが、まだまだ残暑が厳しい日が続いていますね。

 

熱中症もそうですが、そんな夏の暑さにまけて夏バテになっていませんか?

 

冷房の効き過ぎた部屋にいたり、冷たいものを飲み過ぎたりしていませんか?

 

自分は冷たいものを飲み過ぎて少し夏バテです笑笑

 

皆さんもお気をつけてください。

 

 

 

前を置きはさておき、今日はそんな

【たくさん水を飲む】についてお話しをしていきます。

 

 

たくさん水を飲むことを【多飲】と言います。

 

 

また、たくさんおしっこをすることを【多尿】といいます。

 

一見たくさん飲んでたくさん尿をすることが健康と思いがちですが、じつは多飲多尿は病気のサインの可能性があります。

 

では多飲多尿になってしまう原因は?

 

 

 

いくつかにわけると以下の通りになります。

 

腎臓の病気   慢性腎臓、腎盂腎炎

 

ホルモンの病気 クッシング症候群、糖尿病など

 

高カルシウム 上皮小体機能亢進症、がん

 

重篤な炎症  子宮蓄膿症、膵炎など

 

尿崩症    脳からのホルモン分泌異常

 

心因性    精神的なストレス、空腹

 

などがあげられます。

 

 

特に多飲多尿以外にも症状がある場合、(元気がない、食欲がない、吐いているなど)すぐに治療が必要な病気も多いため、できるだけ早く病院で検査を受けてください!

 

 

動物病院では血液検査や超音波検査、ホルモン検査などを行い、これらの病気を診断していきます。

 

 

では、そんな多飲多尿を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

ポイントは3つです。

 

 

①多飲の基準値

どれくらいからが多飲になるなのでしょうか?
明確な基準が決まっているわけではありません。食べ物の水分量(ドライフードか缶詰か)や種類、活動性によっても飲水量や尿量は変わってくるからです。

 

ただおおよその基準として

犬:体重1kgあたり100ml以上

猫:体重1kgあたり60ml以上

 

といわれています

 

 

 

②自宅での確認

 

自宅で尿量・飲水量を測っていただけると、診察でとても参考になりますが、なかなか難しい場合があります。

 

そんな時は以下の症状をポイントにしてみるのよいです。

1. 水をいれた器がすぐに空っぽになる

2. ペットシーツを頻繁に交換するようになった

3. トレイの砂の塊が大きくなった

4. おしっこの色がいつも水のように薄い

5. トイレが我慢できず粗相してしまう
 

 

 

③動物病院で検査をしましょう!!

 

①②で気になる項目が見つかったら、動物病院での検査を受けにいきましょう。

 

とくに尿の濃さ(尿比重)を測定することで、腎臓がしっかりと尿を濃縮することができているのかを調べることができます。

 

*検査の注意点として

できれば朝一番の尿を採取しましょう
水をあまり飲まない寝ている間が一番濃い尿が作られます。

 

そのため朝一番の尿を検査することで、正確に腎臓の機能を評価できます。
 

当院では尿採取に便利な容器をお渡ししていますので気軽にご相談してください。

 

 

 

 

まとめ

 

多飲に気づいたらまずは尿検査や血液検査をを行いましょう。

 

また調子が悪いときはすぐに病院に診察に来てもらい原因を調べましょう。

 

病院で診察しているだけでは、なかなか多飲多尿に気づけません。

 

日頃から自宅でワンちゃんネコちゃんの様子を確認しておくことが重要です。

 

何か少しでも気になることがあれば当院に相談してください。

 

最後に、

暑い夏がまだまだ続くので、かき氷を食べに出かけるのもありですね。

(食べるまでに1時間並びました😅😅)

Copyright©もりやま犬と猫の病院 All rights reserved.