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2022.01.14

TOMARIGI

音楽の力

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。副院長の三浦です。

私は寒いのが大の苦手ですが、大学の研究室時代の教えで術衣の下は必ず半袖です。長袖は来ません。なので余計寒いです🥶

最近は新型コロナ感染がまた増えてきているので、手指の消毒やうがいなどを改めて意識していきたいですね。

 

さて、HP上の私のプロフィールにもあるのですが、私は音楽が大好きです。聴くのはもちろんですし、私自身ドラム🥁をやっています。私は音楽には素晴らしい力があると思っています。人を感動させたり、元気にしたり。

 

 

 

またこんな事を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

「サボテンに話しかけるとよく育つ」

「美味しいお肉にするために牛にクラッシック音楽を聴かせる」

音楽の力は人以外にも働くのでしょうか。気になったので調べてみました。

 

イギリスのとある大学で行われた検証では、『ある種の音楽を犬に聴かせることによってストレスレベルが低下した』という結果が得られたそうです。

そして、特にその効果が顕著だったのが、『レゲエ』と『ソフトロック』でした。

 

レゲエは1960年代後半にジャマイカ🇯🇲で生まれた独特なリズムが特徴の音楽です。世界的にはボブ・マーリーが有名ですね。日本だと三木道三の「Lifetime Respect」がひと昔に流行りました。

ソフトロックはあまり聞き馴染みのないジャンルかもしれません。1960〜1970年代に製作されたポップミュージックが1990年代頃になって再評価されて世に出てきたもののようです。明確な定義はありませんが、美しいメロディーやコーラスが特徴で、どこかメランコリックな雰囲気が漂います。まだマイナーなものが多いですが、カーペンターズやスティングなどはご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

…話の内容がかなり偏ってしまいましたが、この2つのジャンルに共通なのは『ゆったりとしたリズム』です。

動物は自身の心臓の鼓動に近いリズムを感じることでリラックスするとも言われており、動物を抱く時は自分の心臓の音を聞かせるイメージを持つと良いです。

レゲエとソフトロックに含まれる低音領域であるベースとドラムのテンポが犬の心臓の鼓動に近いのかも知れませんね。

 

・興奮しやすくて少し落ち着きがない

・お留守番で不安になりやすい

・やんちゃでいたずら好きで困っている

 

そんなわんちゃん、猫ちゃんに試してみてはいかがでしょうか。ただ最初は音量を小さくして、少しずつ慣らしてあげてくださいね。

また一緒にいる人がリラックスしているとそれに同調する傾向があるとも言われているので、飼い主さんが好みかどうかも大切です。

もしかしたらハードロックやヘビメタといった激しい音楽が好みなんて子もいるかもしれないですね😎🎸(この場合は特に小さい音から慎重に試した方がいいかもしれません笑)

 

TOMARIGIでは、お預かり中のわんちゃんによりリラックスしてもらえるよう、優しい声掛けやふれあいを意識しております。

もしお家のわんちゃんのお好みの音楽が見つかったら教えてください。より快適な時間を過ごしていただくために、音楽の力が役に立つかもしれません。

 

“音”を”楽しむ”と書いて『音楽』

 

私は音楽をする時はいつもこの言葉を想っています。

人と動物がより楽しく共に人生を送れるよう願っています。そしてそのお手伝いが少しでもできるよう、日々頑張っていこうと思います。

2021.12.15

TOMARIGI

ワンちゃんの上手な写真の撮り方

こんにちは!メディカルトリマーの長谷川です!

いつもTOMARIGIをご利用頂きまして、誠にありがとうございます!

 

現在TOMARIGIではSNSを通じて、皆様の可愛いワンちゃんの姿を写真📸でお届けしている事はご存じでしょうか?
TOMARIGIをご利用中のワンちゃん達がとてもお利口で楽しく過ごしている様子を、これからもアップしていきたいと思います!✨

👇👇👇Instagram👇👇👇

https://instagram.com/petcare_hotel_tomarigi?utm_medium=copy_link

 

 

そんな訳で、今回は上手なワンちゃんの写真の撮り方をご紹介していきたいと思います。

 

まず初めに、写真撮影では「ワンちゃんの動き」に対して柔軟に対応することが必要になります。どうしてもじっとしていなかったり、思うような動きをしてくれないことはよくあります。
そこで、まず撮る人側の方が心に余裕を持ち、ペットと一緒に遊ぶような気持ちで撮影する事が大切です。
つまりは忍耐が必要ということです!

 

また、ワンちゃん達と大好きな遊びをしてから撮影を始め、撮影が終わったらまた遊ぶ。そうする事でいつでもいい表情が撮りやすくなります。
「写真を撮られる前後に楽しいことがある!」と覚えてくれるようにしてみましょう!

 

ここからはいくつかのポイントに分けてご紹介していきたいと思います。

 

 

ポイント①
【ピント合わせの位置】

 

多くの人は目にピントを合わせてしまいがちですが、
ワンちゃんの顔はマズルが長い子では鼻のほうにピントが合ってしまうなんて事も良くあります。
その為ピントを合わせるのは目と眉毛のフチがベストだと言われています!

 

ポイント②
【わんちゃんの表情を引き出す】

 

「わんちゃんの良い表情」というのは皆さんはどこで感じとることが出来るでしょうか? 目の表情はもちろんですが、意外と重要なのが「耳の表情」になります。
耳が後ろに引いていると怖がった印象になってしまいがちです。耳が前を向いて立っていると明るい印象になるので、そこを狙いましょう!

 

また、その他にもいい表情を引き出すコツがいくつか有ります!
・リラックスしているときに撮る
・遊びながら撮影する
・少し離れて撮影する
・普段からカメラに慣れさせる
・音を出して注意を引く
などが有効的です!

 

ポイント③

【カメラ目線を引き出す】

 

表情を引き出せてもカメラ目線にするのが難しく、何回も撮り直す人も多いのではないでしょうか。
次はカメラ目線を引き出すポイントをいくつか紹介します!

 

・ペットの集中力は長くても10分程度!撮影時間は短めに!
・カメラの設定や構図を決めてから撮影に臨む
・大好きなオモチャなどを使って瞬時に撮影出来る様に誘導する

 

また、しばらく何も声をかけずに静かに待っていると、自然とカメラに視線が向く場合もあります。辛抱強くシャッターチャンスを待ちましょう!

 

 

ポイント④
【カメラの高さ】

 

高さはハイアングル、アイレベル、ローアングルに分けられます。
それぞれ説明していきます。
①上から(ハイアングル):一番スタンダードなアングル。上目遣いになるので、可愛らしい表情が撮れます。
②正面から(アイレベル):ペットの目線に高さを合わせるとナチュラルな雰囲気の写真が撮れます。
目でみたままの姿を残すことができる。
③下から(ローアングル):ペットが目立ちやすい。背景をうまく入れることができる。
無駄なものを写したくないときにも効果的!

 

 

ポイント⑤
【光の向き】

 

写真撮影において光の向きは大切です。
光の向きによって写真の印象が変わってくるので、光の影響について知っておく事で、写真を取るのがうまくなれます!
光には《順光》と《逆光》があり、それぞれにメリットデメリットがあるためそれぞれ説明していきます。

 

〈順光(顔に向かって光が当たる)〉
クッキリとした色鮮やかな仕上がりになります。
風景を入れて撮るときには青空の色がしっかり出てくれます。
強い光が顔に当たるので、まぶしさで目を閉じてしまうことがあります。

 

〈逆光(背後から光が当たる)〉
後方からの光でペットの毛が輝いて写ります。表情も背景も柔らかい印象となります。
強い逆光だとワンちゃんの顔が真っ暗になってしまうので、加減が必要です。

 

 

斜光などを利用して、顔全体に光を当てて、かつ犬が眩しく無いところを探すテクニックもあります。
光の向きによって色々な写真を撮る事が出来るので、是非試してみてください!

 

 

最後にその他のテクニックを紹介していきます。

 

・連写機能で奇跡の一枚を狙う!
・スマホを逆さにして撮ってみる(少し違った雰囲気になります)
・暗い場所で白い紙をレフ板代わりにする
・おやつをあげて舌ペロショットをゲット♪
・ぼかしを入れてでプロっぽく雰囲気のある1枚に
・手帳型のスマホカバーでブレ防止
・魚眼レンズで鼻でか写真
・スマホのアプリ、無音カメラなどを使う
・ジャンプをしている時に撮る、「飛行犬」などを狙う

 

 

 

愛犬のかわいい写真をたくさん撮れるよう、いろいろ試してみてください!
トマリギご利用の際にお申し出頂ければ、美容中の写真をお撮りしてお見せしますのでお気軽にどうぞ!

2021.11.14

TOMARIGI

可愛いけど、におう!?

こんにちは!メディカルトリマーの大西です!

 

突然ですが、お家のわんちゃんのにおいが気になるという方はいらっしゃいますか?

私の家にもチワワがいるのですが、とっても可愛いけど時々体臭が気になってしまうことがあります…。

 

 

なので今回のブログではわんちゃんの体臭の原因についてお話ししていこうと思います!

 

まずわんちゃんの体臭についてご説明していきます。
わんちゃんには「エクリン腺」というさらさらの汗を出す汗腺が肉球や鼻先にわずかしかないのに対し、「アポクリン腺」というじっとりとした汗を出す汗腺が全身にあるのです。人間にも「アポクリン腺」は存在するのですが脇の下など特定の部分にしかありません。なので人間で言う「脇汗」をわんちゃんは全身にかいている状態なんです💦そしてその汗と皮脂が酸化して雑菌が繁殖することで体臭が発生するのです。

 

体臭の予防のためには月に一度ほどシャンプーをして体を清潔に保つのがおすすめです!
当サロンでは薬浴コース、トリミングコースどちらも、微細な気泡で汚れを吸着し取り除ける「マイクロバブル」を導入しており、細かい皮脂汚れなども優しくしっかりと落とすことができます。

それに加えてオプションで「炭酸泉」をつけることが可能です!炭酸泉は洗浄力アップ、トリートメント効果、保湿効果、血行促進の効果があり汚れと臭いをしっかり落とし、内側からも健康をサポートしてくれる効果が期待できます!もし気になったことがあればぜひスタッフにお声がけください!

 

 

ほかにも体臭以外でわんちゃんの匂いの原因になるものがいくつかあるので紹介していきます!

 

①口のトラブル👄
口の中の水分が不足して乾燥すると唾液が濃縮され口臭の原因になることがあります。また、歯周病などの口腔内疾患がある場合も臭いが強くなります。

 

②内臓のトラブル😨
肝臓や腎臓に異常があると老廃物が毒素としてたまってしまい、アンモニア臭のような臭いがすることもあるそうです。

 

③皮膚のトラブル💆‍♀️
皮膚に関する疾患があると過剰に皮脂が生産され菌が増殖し、独特の臭いがすることがあります。

 

④耳のトラブル👂
耳が臭う主な原因は炎症や感染症によるものです。特に垂れ耳のわんちゃんは通気性が悪く湿気がたまりやすいので耳のトラブルが発生することが多いようです!

 

もしお家のわんちゃんのにおいが気になるようでしたらご気軽に当院のスタッフにご相談ください!

2021.10.15

TOMARIGI

美しさを保つ秘訣

皆さんこんにちは。獣医師の三浦です。

秋🍁になって穏やかな陽気の日が増えてきましたね。

読書📖、芸術🎨、スポーツ🏌️‍♂️、食欲😋の秋と言われますが、今年最後に何か新しいことにチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

緊急事態宣言も解除され、今後世の中がもっと明るく元気になることを願う今日この頃です。

今回のTOMARIGIブログは、「ワンちゃんの美しさを保つ秘訣✨」についてです。

私は普段の診療で皮膚疾患に悩むワンちゃんを診ることはありますが、健康なワンちゃんをより美しくすることに関して深く考えることは正直なところ少ないです。

そこで、この機会にワンちゃんをより美しくする方法について学んでみたので、皆さんにその一部をお教えしたいと思います。

我々もより美しくありたいと願うように、ワンちゃんにも健康かつ美しくあってほしいですね。

美しさと言っても様々ですが、今回は皮膚と被毛の美しさに絞ってお話ししたいと思います。

 

 

美しい皮膚と被毛を作り出すために重要な要素の一つが、『栄養』です。

ヒトもワンちゃんも、皮膚と被毛はタンパク質からできています。ワンちゃんは体重の約1520%が皮膚でできていると言われており、しかもそれは定期的に生まれ変わっています(ターンオーバー=皮膚の新陳代謝)。

そのためワンちゃんは、多くのタンパク質を食事から摂取する必要があります。

タンパク質の中でも皮膚や被毛を作るのに必要なのが、ケラチンです。

このケラチンはメチオニンシスチンというアミノ酸から構成されています。

さらにそのアミノ酸からケラチンを合成するためには、ビタミンやミネラル(亜鉛など)が必要となります。

必要な栄養素を十分に摂取するためには必ず『総合栄養食』と表記されているフードを選びましょう。当院では総合栄養食以外にも皮膚トラブルに特化した療法食も取り扱っております。どんなフードを与えれば良いかお悩みの方は獣医師へご相談にください。

以上が美しい皮膚と被毛を生み出す秘訣の一つとなりますが、それを満たしていながらも皮膚や被毛のトラブルに見舞われてしまうこともあります。

アレルギー性皮膚炎や内分泌疾患が代表的な原因として挙げられますが、それ以外にも様々な病気により毛並みが悪くなることも少なくありません。

 

当院では秋の健康診断を101日〜31日の期間限定で行っております。ワンちゃんの美容の悩みをお持ちの方も、是非この機会に健康診断を受けられてはいかがでしょうか。

詳しくは当院スタッフへお気軽にお尋ね下さい。

 

TOMARIGIでは引き続き皆様の大切なワンちゃんの美容のお手伝いをさせていただいております。大変ご好評いただいており、ご予約が取りづらい状況となっておりますが、最大限ご希望にお応えできるようスタッフ一同努力して参りますので、よろしくお願いいたします!

2021.09.19

TOMARIGI

上手なお家でのシャンプー

こんにちは!メディカルトリマーの長谷川です!

いつもTOMARIGIをご利用いただきまして、ありがとうございます!

 

現在ご好評につき多くのオーナー様にご予約いただいております。

その為、ご予約が取りづらい状況になっており大変申し訳ございません。

お早めのご予約や、日付を指定したキャンセル待ちも出来ますので、ご希望の方はお問い合わせ下さい!

 

ご利用頂いているオーナー様から、散歩や旅行などでわんちゃんが汚れてしまった際に自宅でシャンプーをする際、コツなどを相談される事がよくあります。

なので、今回は自宅での上手なシャンプー方法について改めてお話しようと思います。

 

🛁シャンプーの頻度🛁

わんちゃんのシャンプーの頻度は基本的に月に12回が良いとされています。わんちゃんの皮膚は人間の1/3ほどの厚さしかなく、非常にデリケートなため、シャンプーをし過ぎてしまうと必要な皮脂を過剰に落としてしまうため気を付けましょう。

 

🧴用意する物🧽

シャンプー、洗面器、タオル(吸水性の良いものを何枚か)、ドライヤー、ブラシなど、

タオルはシャンプー直後にすぐに拭ける様な場所に置いておき、乾かす台や床にあらかじめ敷いておくと良いです。

 

 

🛀洗う時のポイント🛀

 

①お湯の温度🌡

温度は暑すぎず、冷たすぎない37.0°くらいがちょうど良いと言われています。

 

②濡らし🚿

シャンプー前に体全体を十分に濡らします。

シャワーの際は体からかける様にするとわんちゃんが怖がりにくくなります。声を掛けながら行うとより落ち着いてくれると思います。

 

③泡で洗う🧼

シャンプー剤を洗面器などに移ししっかり泡立ててから洗うと汚れがしっかり落ちてくれます。

目や鼻にシャンプーが入らない様にスポンジなどを使って洗うこともオススメです。

 

④すすぎ🚿

シャンプー剤が体に残ったままだと、皮膚病の原因になってしまいます。すすぎはしっかりと行うようにしましょう。

顔に水がかかるのが苦手な子は蛇口の水を手で優しくかけてあげましょう。

 

 

🧺乾かす時のポイント🧺

①タオルドライ

濡れたまま乾かすと時間がかかってしまいます。まずタオルドライをしっかりしてからドライヤーで乾かしましょう。

 

②乾かす時は2人で

わんちゃんが動いてしまうと上手に乾かせず時間がかかり、よりストレスになってしまいます。

1人がドライヤーを当て、もう1人がブラシを使って乾かしましょう。

 

③ドライヤーの距離

わんちゃんの皮膚にダメージを与えないようにドライヤーを近づけすぎないよう気を付けましょう。わんちゃんとドライヤーを30cm以上離すと良いです。

 

まとめ

 

シャンプーが終わった後はたくさん褒めてあげましょう。シャンプーは日頃のケアには欠かせないものなので、わんちゃんにとって楽しい時間にしていける様に仔犬の頃から習慣をつけていきましょう。

 

わんちゃんがあまりに嫌がる場合は無理をせず、トリミングサロンにお任せください。

 

TOMARIGIではわんちゃんに負担をかけない様に心がけて施術しております。爪切りや肛門線絞りなど、お家では難しい事もぜひお任せ下さい!

 

また、当院では様々な種類のシャンプーを待合室に用意しております。診察無しでもお求め頂けますのでお気軽にお申し付けください。

2021.08.15

TOMARIGI

病気は体だけではない。

こんにちは!!

はじめまして。4月からTOMARIGIに加わりました、トリマーの大西です!✨
実家ではチワワを飼っています。
わんちゃんをキレイ✨に、可愛く💕してオーナー様に喜んでいただけるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします!!😆

 

今回のブログは、わんちゃんの『分離不安症』についてお話ししたいと思います。
みなさん分離不安症という言葉はご存知ですか?

「分離不安症」とは、わんちゃんがオーナー様と離れた時に起こるストレス反応のことです。
多くが3歳頃までに症状を示すようになると言われていますが、高齢犬でも加齢に伴い不安傾向が強くなることでストレス反応を示すようになることもあります。

分離不安症の症状には、

・吠え続ける
・物を壊す
・不適切な排泄
・嘔吐や下痢
・震える
・過剰な舐めやグルーミング
などがあります。

このような症状はオーナー様が外出することに気付いた時点から出ることが多く、外出後徐々に落ち着く場合もあれば、持続してしまうこともあります。
分離不安症は、わんちゃんだけでなくオーナー様にとっても辛いものです😥

〈分離不安症の改善方法〉
分離不安症はトレーニングを繰り返すことによって改善できる場合があります。

①わんちゃんからの要求や注目に敢えて応じない。
→わんちゃんが自立して落ち着いて過ごしている状況に対してご褒美を与える。

②オーナー様が外出することに慣れさせる。
→不安にならない程度の短時間の外出から始めていく。
→外出する準備だけして実際は出掛けない。

③外出時、帰宅時の対応を変える。
→外出する時にたくさん声掛けをしたり、帰宅した時に褒めたりするのを控える。

直ぐには改善が難しいこともありますが、根気よく続けることが大切です。
トリミングのためのお預かりに対してストレスをより強く感じてしまうわんちゃんも稀にいるため、そういった子はお家で少しずつトレーニングができると良いですね。

症状があまりにも強い場合は、精神安定剤やサプリメントなどによる治療が必要になることもあります。

たくさんのわんちゃんとオーナー様に、より快適にご利用いただけるお手伝いができればと思います。
困ったことがあれば当院スタッフまでお気軽にご相談ください😊

2021.07.14

TOMARIGI

薄毛が気になる…

暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。副院長の三浦です。

健康診断(自分の)を受けたところ、体重とウエストが以前より増加しており、非常にショックでした😱

この暑い季節ではありますが、休日に外へ出てウォーキング☀️🚶🏻をするよう心掛けています。

コロナ禍によりお家時間が増えていますが、皆様も運動不足にはご注意ください。

さて、今回は「脱毛」についてです。

犬種にもよりますが、ワンちゃんには元々よく毛が抜ける時期があります。『換毛期』というものですね。

換毛期は春🌸と秋🍁の年2回あり、それぞれの時期に夏毛(密度が低い)と冬毛(密度が高く保温性がある)に生え変わることで季節の変化に対応しています。

ダブルコート(上毛+下毛)の犬種にのみ換毛期は存在します(チワワ、ポメラニアン、M・ダックスフンド、柴犬、シーズー、G・レトリバーなど)。

シングルコート(上毛のみ)の犬種にはこれがなく、1年を通して少しずつ毛が生え変わっていきます(トイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズなど)。

温度や日照時間の変化に反応して換毛期がやってくるので、あまり外に出ない生活だとうまく換毛しないこともあるのでご注意ください。

 

このようにワンちゃんは正常でも脱毛が起きるわけですが、病気による脱毛の場合もあります。しかもそれは症状の一部で、体の中にはもっとたくさんの異常が起きているかもしれません。

いくつか代表的な病気を以下に挙げます。

 

“クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)”

・体が左右対称に脱毛する。

・水を飲む量が増えたり、お腹が膨らんでくることもある。

・糖尿病、高脂血症、感染症などへの罹患リスクが高くなる。

 

“甲状腺機能低下症”

・全身や尻尾の先が脱毛する。

・元気や食欲の低下、肥満といった症状の他にも、徐脈、低体温、神経症状を引き起こすこともある。

 

“膿皮症”

・細菌による皮膚感染症。原因は皮膚の常在菌であることが多い。周囲にフケを伴う円形の脱毛(表皮小環)が特徴的。

・食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、ホルモン性疾患(クッシング症候群、甲状腺機能低下症など)が関連していることが多い。

 

「毛が伸びていて気が付かなかったけど、トリミングして短くなったら毛が薄くなっていた!」

「お風呂に入れたら毛がごっそり抜けてしまった!」

こんなことも珍しくありません。

変化に気付いたらお気軽にトリミングスタッフへご相談ください。

TOMARIGIでは、美容の前後に獣医師の診察を予約無しで優先的に受けることが出来ます。是非ご利用ください!

2021.06.17

TOMARIGI

夏の強敵!?

こんにちは!
TOMARIGIの市川です!

 

最近、日中は暑くなって半袖になる人も多いと思います。
皆さんは暑くなってきた時何に気をつけていますか??
私は日差しが強いと肌が痛くなってしまうので長袖を着たり日焼け止めを塗ったりしています!!

 

そして、日差しで気になるのが紫外線!

 

特に女性が気にしている方が多いと思いますが最近では男性でも気にする方が増えて来ていると思います。

 

人は日焼け止めを塗ったり日傘を使ったり対策が出来ますが犬の紫外線対策はどうすればいいの?と思う方が多いと思います。

 

なので、今回は「犬の紫外線対策」についてお話します!!

 

 

紫外線のわんちゃんへの影響について

 

犬は人間と同じように、どの部位も同じように紫外線を浴び、日焼けするわけではありません。
そして犬種によっても差があります。

 

紫外線の影響を受けやすい所は、目、耳の先、鼻や口周りなどは日光があたりやすく、特に鼻は紫外線の影響を最も受けやすい部位です。

 

また、下腹部や太ももの内側は、地面からの照り返しもあり、皮膚が弱くデリケートなので、少量の紫外線でも影響を受けやすい部位となります。

 

紫外線の影響を受けやすい犬種は、シングルコートの犬種です。
(プードル、マルチーズ、パピヨン、シュナウザーなど)

 

特にマルチーズやヨークシャテリアなど、毛が細く密集度が低い犬、または短毛種は、皮膚が日光にさらされやすいので、紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。

 

強い紫外線を多く浴びて、皮膚にダメージを受けると、シミや皮膚炎などの皮膚トラブルを起こしやすくなります。

 

犬も人と同じように、皮膚がんの原因の1つが紫外線の影響だと言われています。

 

サマーカットの注意点

 

 

暑くなってくるとサマーカットをするオーナー様が多いと思います。
サマーカットは毛を短くしてしまうので紫外線が皮膚に当たりやすくなってしまいます。

 

サマーカットは熱がこもらなかったり手入れがしやすいなどの理由でわんちゃんにとっていいものだけど、紫外線には注意しましょう。

 

対策として、オーナー様が出来るわんちゃんへの皮膚に直接日光が当たらないように服を着せたり、犬用の日焼け止めを使ったりしてあげましょう!

 

2021.06.06

TOMARIGI

毛玉注意報

こんにちは!もりやま犬と猫の病院TOMARIGI

メディカルトリマーの長谷川です😄
いつもご利用頂きありがとうございます!!
トリミングサロンでは毎日たくさんのワンちゃんが来てくれています。そんな中で毛玉が出来てしまった!そんな相談をされる事が少なくありません。
なので今回は【ワンちゃんの毛玉】についてお話ししていこうと思います♫
毛玉が出来る原因と注意点💡
もやもや毛玉の主な原因もやもや
毛玉の主な原因は汚れ毛と毛が擦れ合う事シャンプー後の乾かし不足ブラッシング不足などが考えられます💦
毛玉が出来やすい場所◎
耳の裏や胸の下、お腹、脇の下、内股などは毛玉が出来やすい場所です。
いずれも毛と毛が擦れやすい場所で、毎日のブラッシングが難しい場所なので、毛玉が出来やすいと考えられます。
 
◎お家でのシャンプー◎
シャンプー後の濡れた被毛を十分に乾かさないと毛玉が出来てしまう事があります、すでに毛玉がある状態で水に毛玉を濡らすと、毛玉がさらに硬く固まり悪化する恐れが有るので注意が必要です⚠️
 
毛玉による悪影響
毛玉は痛みを伴います◎
毛玉が出来ると毛に皮膚が引っ張られ、犬は痛みを感じていると言われています。
また、毛玉をブラシなどで無理に取ろうとすると、痛みでブラシを嫌がったり、痛みで人や物を噛んでしまう子になってしまう恐れもあります💦
不衛生になり、皮膚疾患に繋がる◎
毛玉が出来てしまうと、通気性が悪くなり蒸れて不衛生な状態になります。その為、毛玉の周囲で皮膚疾患を起こしてしまう事があります。
 
 
🌟毛玉を作らない為には🌟
毛玉が出来ない為の対策で1番大切なのは犬とのスキンシップです!
1日の中で犬と遊びながら身体を触ったり、お手入れの時間を作る事で、愛犬の健康状態を常に把握しましょう♫
毎日のブラッシングは犬と飼い主との大切なスキンシップであり、絆を深める事に繋がります。
正しいブラッシングを身につけて正しくブラッシングをする事で毛玉を対策する事が出来ます✨
⚡️毛玉が出来てしまった場合⚡️
毎日ブラッシングしていても、どうしても毛玉が出来てしまう子もいるかと思います。
軽度の毛玉の場合は優しく根元からブラッシングをして少しずつ丁寧に解いてあげましょう。
また、重度の毛玉が出来てしまった場合は無理にブラシやコームなどで解かそうとせず、トリミングサロンにご相談下さい!!✨✨

2021.06.06

TOMARIGI

犬の花粉症

こんにちは!獣医師の三浦ですキラキラ

 

桜もあっという間に散ってしまいましたが、暖かく過ごしやすい日が続きますね。

 

しかし!

この時期なると憂鬱になってくる方もいるのではないでしょうか。

 

 

そう・・・花粉症です。

この写真を見るだけでムズムズする方もいるのではないでしょうか。

 

くしゃみ、鼻水、目が痒い・・・。

大きなストレスになると思います。

 

この時期に診察しているとよく聞かれるのが、

「ワンちゃんも花粉症になるのか?」という質問です。

 

 

答えは、イエスです。

ワンちゃんにも花粉症と言えるようなものがあります。

ただ、人のそれとはやや異なります。

 

 

ワンちゃんの花粉症とは、いわゆる環境中のアレルゲンに反応して体が痒くなるアトピー性皮膚炎です。

アトピー性皮膚炎の多くはダニ(=”ハウスダストマイト”)に反応しますが、特にスギやブタクサの花粉に対して症状を示す場合は花粉症の可能性が考えられます。

 

症状は、顔、脇の下、股、足の先などの痒みです。

たまに結膜炎やくしゃみ、鼻水といった人と同じような症状が出るワンちゃんもいます。

 

「この時期になると毎年痒くなる!」というワンちゃんは、

もしかしたら花粉症かもしれません。注意

 

 

そんなワンちゃんへはどうしてあげたら良いのでしょうか?

いくつか対策をお教えします!

 

 

 

まずは散歩から帰ってきた後の対策です。

お外に行くと体に花粉を付けて帰ってきてしまいます。

 

それをブラッシングで落としてあげましょう!毛並みに沿って優しくやってあげてください♪

(さらにブラッシングについて知りたい方は、前回のブログをチェックしてみてください!)

 

固く絞ったタオルで優しく拭いてあげるのも効果的なので試してみてください♪

 

 

 

次はシャンプーです。

アトピー性皮膚炎のワンちゃんは皮膚バリア機能が低下しているので、湿疹ができやすいです。

痒みが出やすい時期は普段よりシャンプーの頻度を増やしてあげると症状が落ち着くかもしれません。

 

 

 

すでにアトピー性皮膚炎の治療を受けているというワンちゃんは、痒くなる時期が近づいてきたら早めにお薬を開始しましょう。

ひどくなってからだと、お薬をたくさん飲まなくてはいけなくなるすることもあります。

症状が軽いうちに獣医師へご相談ください。

 

 

 

 

4月は花粉症だけではなく、フィラリア予防の時期でもあります!!

TOMARIGIご利用時には予約無しで優先的に診察を受けることができますので、フィラリア予防がまだの方はご利用の際にお気軽にスタッフへお声がけください😄

 

また、当院では今年から完全時間予約制の予防診療を行なっています(月、水、金、土日祝)。

オーナー様とワンちゃんをお待たせすることなく診察を受けられるシステムとなっておりますので是非ご利用ください!!

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