TOPICS
2023.04.15
TOMARIGI
初めまして!こんにちは。
4月よりTOMARIGIに加わりましたメディカルトリマーの庄田あかねと申します。
オーナー様とワンちゃんに寄り添ったトリマーを目指して頑張って参ります!
もりやま犬と猫の病院にお越しくださる皆さま、これからどうぞよろしくお願い致します!
早速ですが、我が家の愛猫を紹介します。
たこやきちゃんです!(名前の由来は不明です(^_^;))
毎日楽しく過ごしております!
さて、皆様は猫ちゃんのグルーミングはどうしていますか?
私のお家では爪切りを頑張っています。
今回は猫ちゃんのグルーミングと私たちが行うグルーミングについてお話していこうと思います!
『猫ちゃん自身が行うグルーミング』
一般的に猫ちゃんは毛づくろいをすることでグルーミングをしていると言われています。
毛づくろいの主な理由は、
・身体を清潔に保つ
・体温の調節
・においをつける、消す
・リラックス効果
などがあります。猫ちゃんは起きている3割から5割程度の時間をグルーミングに費やしていると言われています。
猫ちゃんにとってグルーミングは健康を守るための大切な行動になります。
過度なグルーミングをしていないか見守ってあげてくださいね!
『人が行うグルーミング』
・ブラッシング
・シャンプー
・爪切り
・耳掃除
・目やに拭き
などがあります。
室内で過ごしている子やしっかりグルーミングしている子であれば、身体が濡れることでストレスとなってしまうことがあるため、基本的にはシャンプーの必要はありません。
しかし長毛種の猫ちゃんは毛玉ができやすいためブラッシングをしてあげる必要があります。
お家でのグルーミングは、猫ちゃん自身がケアできないところをケアしてあげることで、スキンシップが取れたり、皮膚の状態や病気の早期発見などの健康管理にも繋がります。
こちらも過度になりすぎないように気をつけて、猫ちゃんとの素敵な時間を過ごしてみてください!
ただ、爪切りや耳掃除は嫌がってしまうことも多く、オーナー様自身で行うこと難しいこともあると思いますので、当院では診察やホテルご利用の際などに「グルーミングサービス」を実施しておりますので、是非お気軽にご相談ください!
また皆様にお会いできることを楽しみにTOMARIGIでお待ちしております!
今後ともよろしくお願い致します!
2023.03.15
TOMARIGI
初めまして!
1月よりケアセンターからTOMARIGIでトリマーとなりました、トリマーの山田と申します!
今後ともよろしくお願いします!
最近オーナー様から、お家でのシャンプーってどうすればいいの?とよく聞かれます。
今回はお家で上手に出来るシャンプーの仕方についてお話したいと思います!
わんちゃんをシャンプーする頻度は月1~2回が基本になります。
ただ、犬種や年齢によっては洗い過ぎになったり、体に負担がかかったりしてしまうので、わんちゃんの状態に合わせて回数を調整することが大切になります!
【用意する物】
・犬猫用シャンプー コンディショナー
・スポンジ
・タオル
・ドライヤー
・ブラシ
【洗い方 】
①全身を濡らす
シャワーの適温は35~37度くらいのぬるま湯で時間をかけてわんちゃんの体を濡らしてあげます。
シャワーの音にビックリしてしまうわんちゃんも居るため、おしりの方からシャワーをかけて慣れさせてあげましょう!
シャワーの音が苦手で興奮してしまうわんちゃんの場合は、洗面器などに入れたお湯をゆっくりとかけてあげたり、タオルやスポンジなどを利用して、少しずつ濡らしてあげたりするといいと思います!
②シャンプーでわんちゃんの体を洗う
わんちゃんの皮膚は刺激に弱いため、シャンプーは薄めてスポンジやネットなどを使って泡立ててから優しく洗ってあげましょう。
順番としておしり、足先、背中、頭の順番で洗うとスムーズに洗えます!
指の腹を使ってマッサージするように体を洗いましょう。
③シャンプーを洗い流す
最初は顔を流します。
顔まわりはやさしく洗い流しましょう。
スポンジにお湯を含ませて洗い流しても大丈夫です。
洗い流す際には、シャンプーのぬるぬるが残らなくなるまでしっかり流しましょう。シャンプー液が毛や皮膚に残ると、皮膚トラブルを起こす原因になります。
わきの下・お腹・股・足の裏は、洗い残しが起こりやすい所ですので念入りに!!
体のぬるぬるが無くなり、少しキュッという手触りになったら、しっかりすすげているサインになります!
④体を乾かす
しっかりタオルで水気を切り乾かしていきます。
ドライヤーは、体から30cmほど離して風を当てて、わんちゃんの毛をブラシでとかしながら乾かしていきます。
動いてしまうので2人で行った方が早く乾かすことが出来ます!
乾かす際には、熱風を目に直接当てないよう注意して下さい!!
毛の根元からしっかりと風を当て、乾かしたあとに冷風を当てて毛の分かれ方を見ます。
きれいに毛が散ったらしっかりと乾いている証拠です!
乾かしたら、クシで毛並みを整えながら、乾かし残しや毛が絡まっている部分がないかチェックしましょう!
最後に お風呂好きなわんちゃんもいれば、お風呂が苦手でストレスになってしまうわんちゃんもいます。
ドライヤーまで終わった後は沢山褒めてあげたり、お気に入りのおやつをあげたりしてわんちゃんとコミュニケーションを取ってあげて下さい!
わんちゃんがお家のシャンプーで嫌がってしまう場合は無理をせずトリマーにお任せ下さい!
TOMARGIではわんちゃんに負担をかけない様に施術を心がけグルーミングやトリミングをしております!
グルーミングサービスも無料で実施しておりますので爪切りや耳掃除などが、ご自身で難しい場合もお気軽にご相談して下さい!
TOMARIGIでは、みなさまの快適なペットライフを精一杯サポート致します。引き続きよろしくお願い致します!!
2023.02.12
TOMARIGI
こんにちは。メディカルトリマーの田邊です!
最近少しずつですが寒さも和らいできましたね。春が近づいているなぁと実感しています。
でも我が家の愛犬でんでんちゃんはまだ毛布でぬくぬくしております笑^^
さて本日は「春に行うワンちゃんのケア方法」についてお話していきます!
季節ごとにワンちゃんに対する様々なケアがあります。
ではさっそく参りましょう!
◎抜け毛のケア
春になると気温も上昇し換毛期があります。
暑い夏に備えて、冬毛から夏毛へと被毛を減らすため抜け毛が多くなります。
シングルコートの、トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどは抜け毛があまり多くありませんが、
ダブルコートである、ポメラニアン、コーギー、柴犬などは抜け毛が多いので特にケアが必要です。
では抜け毛はどうすればいいのでしょうか?
→こまめにブラッシングをしましょう!
抜け毛を放置したままだと、皮膚疾患を引き起こす原因となったり、毛が絡み毛玉ができてしまいます。また、ワンちゃんの体温調節も上手くいかず熱中症になってしまうリスクもあります。
このようにならないように、実は日々のブラッシングケアは非常に大切なのです!
◎花粉
ワンちゃんも人と同じように花粉症を起こします。
人の場合、くしゃみや鼻水、目が痒かったりといった症状が見られます。
犬の花粉症はどうでしょうか、、
→皮膚に痒みが出る
→身体のあちこちを舐めてしまう
→目の周りが赤くめをかゆがる
などの症状があります。
痒がって舐めちゃうと刺激で炎症が広がってしまうため悪化しないよう、早めに治療してあげましょう。
花粉症どうすればいいの??
→ブラッシングやシャンプーをして、体に着いた花粉や汚れを落としましょう!
お肌を清潔に保つことで痒みやアレルギーなど抑えることが出来ます!
◎誤食
春になると気温も暖かくお散歩しやすいですよね^ ^
そんな中、道端には危険なものがいっぱい潜んでいることをご存知ですか??
【ワンちゃんが食べたら危険な物〜道端にあるもの〜】
○スイセン
→嘔吐や下痢、大量摂取の場合けいれんや低血糖、不整脈の原因となることがあるので注意です!
○ チューリップ
→下痢や嘔吐、球根部分がもっとも毒性が強いため、誤食しないように注意が必要です!
○ムカデ、ハチ、ヘビ
春になりこのような生物も活発になってきます。ワンちゃんは茂みや草木などの場所があまり得意ではない子が多いので特に気をつけましょう!
TOMARIGIでは、薬浴コースがあり花粉やハウスダストなどの汚れを落とすこともできます!
その子にあったシャンプーでお肌を整えているので、皮膚が気になったり抜け毛やブラッシングなど気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
季節によっての特徴や変化を飼い主様がご理解していることで、ワンちゃんの健康や長生きのためになると思います!
愛犬の様子をしっかりと見てあげてポカポカ暖かく素敵な春を一緒に迎えましょう^ ^!
2023.01.15
TOMARIGI
皆さんこんにちは。副院長の三浦です。
最近は寒いだけでなく、乾燥がひどいですね。
私はお風呂から上がった後はすぐに保湿の化粧水で顔をパシャパシャしています。
将来のしわを増やさないよう今から対策という感じです。
冬は乾燥するだけでなく、寒さにより飲水量も減りやすいので、体は脱水しやすいです。
汗をかかないので、自分が脱水していることにも気が付きにくいのでさらに注意が必要です。
12月の看護師さんのブログにもありますが、冬はおしっこトラブルがとても増えます。
喉も乾燥するので咳が増えることが多いです。
皮膚が乾燥して痒みやフケが出ることも。
これらの原因は『乾燥』と『脱水』です。
寒さから生じるこの2つの現象への対策は冬の健康維持にはとても大切です。
このうちの『乾燥』への対策といえばなんといっても“加湿器”です。
やや電化製品オタクのような話になってしまいますが、今回は加湿器の選び方について紹介します。
電気屋さんに行くと、いろんなタイプの加湿器が販売されていると思います。「〜式」であったり、サイズ、デザインなど様々です。
以下にタイプ毎のメリット、デメリットを紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてください。
①超音波式
メリット:超音波でミストを発生させるので、熱が発生せず安全性があります。価格も比較的安く、コンパクトなものもあるので、置き場所に合わせてデザインを選べます。
デメリット:熱を使わないので、雑菌が繁殖することがあります。そのため手入れを欠かさないようにしなくてはいけません。
②加熱式
メリット:加湿能力が高いので、お部屋が広い場合でも対応できます。熱のおかげで雑菌の繁殖も抑えることができます。
デメリット:ヒーターを使用しているので、蒸気に近くで触れたりすると火傷をする可能性があります。電気代も超音波式と比べるとやや高くはなります。
③加熱気化式(ハイブリッドタイプ)
(→温風により水を水蒸気に変えて加湿する)
メリット:熱により雑菌が繁殖しにくいので衛生的。加湿スピードもgood。
デメリット:本体価格、電気代共に高め。
④気化式
(→ただの風を水に当てて水蒸気を作る)
メリット:電気代が安い。ヒーターを使っていないので安全面も安心。
デメリット:風だけで水蒸気を作るために風量は多め。場合によっては音が気になるかも?
動物にとって適度な湿度は『40〜60%』と言われています。
温度計だけでなく湿度計も見てお部屋の湿度管理をしてみてください!
加湿器のタイプは、動物の安全性を考えると「超音波式」が良さそうですが、衛生管理をきちんと行うようにしましょう。
繁殖した雑菌がミストと一緒にお部屋にばらまかれてしまうかもしれません!
また加湿器の電源コードにも気を付けてください。ワンちゃんが電源コードを噛んでしまい、感電してしまう可能性もあります。
100円ショップにも販売しているケーブルカバーなどを利用するといいでしょう。
加湿は冬における人と動物の健康維持に大切です。コロナで忘れてしまいそうになりますが、インフルエンザも流行る季節です。お肌の乾燥も大敵です。
上手に加湿して、乾燥する冬を乗り越えていきましょう!
最後に、寒い季節ですが私の中で最近あった熱い話題を少し。
ボクシングの井上尚弥選手がバンダム級の4つのベルトを全て返上しましたね。次はスーパーバンダム級です。非常にワクワクします。本人もワクワクしますと言っていました。今後も目が離せません。
寒い日が続きますが、心は熱くいきたいですね。診察の際に皆さんの熱い話題があれば是非お聞かせください。共有できることがあれば最高ですね。
2022.12.15
TOMARIGI
こんにちは!メディカルトリマーの大西です!いつもトマリギをご利用いただきありがとうございます。
最近、すっかり寒くなりましたがいかがお過ごしでしょうか。
我が家の愛犬こりんちゃんは新しいベッドを買ってもらっておうちでぬくぬくしています💭
みなさんは愛犬が甘えてきたときに鼻が当たってヒヤっと冷たく感じたことはありませんか??
それはわんちゃんのお鼻がいつも“濡れている“からなんです!
わんちゃんは鼻が湿っていることで匂いの分子が吸着して、匂いを感知しやすくなっていると言われています。
ですが、わんちゃんのお鼻が乾いている、、なんてことがたまにがあります。
当サロンでもオーナー様から朝から鼻が乾いているけどなにか病気??と相談されることもあります。
そこで今日はわんちゃんの鼻が乾く原因とその対処法についてお話ししていきます!
☆鼻が乾く原因☆
①生理的なもの
わんちゃんは眠いときや加齢によって鼻が乾くことがあります。眠さによって体温が上がる際に鼻が乾いているように感じたり、加齢によって皮膚の水分量が減ってかさついたりします。
これらが原因である場合は、病気の可能性は低く生理的なものなのでさほど心配する必要はありません。
②病気によるもの
発熱や脱水、皮膚疾患によって鼻が乾く可能性があります。発熱したときは、熱を放出させるための分泌液が不足して鼻が乾きます。鼻の乾燥とともに下痢や嘔吐など他の症状がないかも見てあげてください。またひび割れやかさぶたができていた場合は皮膚疾患も考えられます。このような場合は獣医さんへ相談しましょう。
☆鼻が乾燥していたときの対処法☆
①水分や好物のおやつをあげる
脱水が原因の場合はたっぷりとお水を飲ませてあげましょう。水を飲んでくれない時は水分が多めのおやつをあげたり、いつものごはんをお湯でふやかしてから食べさせてあげるのも効果的です。
②体を冷やす
発熱が原因の場合は体温を下げてあげることが重要なので、涼しい場所に連れて行ったり濡れたタオルを体にかけてあげたりしてください。
③こんな時は動物病院へ
鼻の乾燥と共に、咳やくしゃみ、下痢や嘔吐、元気がないなどの場合は当院へお越しください。原因を調べ治療が必要となることもあります。
昔、我が家のこりんちゃんもお鼻がカサカサしてひび割れてしまうことがありました。
元々あまりお水を飲まない子なので、水分が摂れるよう普段のドライフードにウェットフードを混ぜて与えるようにしたところ良くなりました!
普段から愛犬のお鼻を観察することで、ちょっとした体調の変化にも気が付けるかもしれません。
わんちゃんとふれあう際は、お鼻の様子も見てあげてくださいね!
2022.11.17
TOMARIGI
こんにちは!
メディカルトリマーの田邊です!
最近さらに寒くなり、冬が近づいてきているなと実感しますね!紅葉も綺麗になってきました!
私は愛犬を連れて、一緒に景色を眺めに行こうと思います^^
さて、そんな寒い中トリミングの時に毛はいつもより長くした方が暖かくていいのかな?
と質問されることもあり、気になる方も多いと思います。
今日はわんちゃんの寒さ対策について、トリミングの視点からお話ししましょう!
まず、わんちゃんももちろん寒さを感じます。あまりに寒いとわんちゃんには以下のような影響が考えられます。
・水をあまり飲まないようになり泌尿器系の病気にかかりやすくなる。
・免疫力が低下して感染症にかかりやすくなる。
など
このように寒さはわんちゃんの健康に良くないこともあるので、注意しましょう。
ここで、冬のカットで注意が必要な場合を紹介します。
↓
①幼犬、高齢犬、病気中の子
寒さに弱いと言われています。
冬はあまり毛を短くしすぎないようにしましょう!
②小型犬
小型犬は大型犬に比べて寒さを感じやすいといわれます。小型犬でダブルコートの犬種の場合も、冬の間はなるべく長めに被毛を残してあげるといいかもしれません。
最近ではわんちゃんの寒さ対策として、
・犬用こたつ
・ペット用のヒーター
・湯たんぽ
などがあります。
暖房ももちろんヒトにもわんちゃんにも一般的なものですが、
わんちゃんにとっての適温は「25℃くらい」です。
暖房の温度設定はなるべく25℃を超えないよう設定しましょう。
私のオススメの寒さ対策は「服を着せること」です!
お散歩の際に着たり、お家でも着たりしてその子に合った寒さ対策を考えてあげましょう。また、ファッションも一緒に楽しめるのが良いですね(^^)♪
さらに、冬にオススメのカットを紹介します(^^)
この子は体はすっきりバリカンですが足ふんわりのブーツカットになってます!
顔は、アフロカットで頭と耳を繋げてカットしまん丸なのが特徴です^^
前胸に毛を残し、まん丸もこもこに!
さっきの子みたいにアフロカットですね!
少し体はスッキリして尻尾はぽんぽん丸く!
暖かそうですね^^
生活しやすく、ふわふわめに!
バリカンのミリ数は長めであしはハサミカットになってます!
顔は丸く!毛玉の心配いらないようなちょうどいい長さですね^^
他にも羊カットで体モコモコにしたり、ブレスカットと言った足の下元にポンポンを作ったり色々なカットがあります!
カットは長めの方が暖かいかもしれませんが、毛玉になったり短い方が好みなど色々な悩みがあるかもしれません。
そんな時はTOMARIGIスタッフに是非ご相談ください!
その子に1番合ったカットを一緒に考えていきましょう!
ここでお知らせです。
実は、TOMARIGIにはInstagramのアカウントがあります!
予約情報や、利用してくださった可愛いわんちゃん達を載せています₍ᐢ‥ᐢ₎ ♡
覗いて見て、是非フォローしてください(^-^)たくさんの可愛いが溢れています!
最後に、
私のお家にいる12歳のマロンちゃん(チワワ)はいつもモコモコの服を着てます!かわいい^^♪
2022.10.15
TOMARIGI
こんにちは!
副院長の三浦です。
暑い季節から一気に肌寒い季節へと移り変わりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私にとって『秋』は2番目に好きな季節です。
(1番好きなのは『夏』です!☀️)
秋といえば…食欲・読書・運動・芸術の秋ですね。
今回は犬猫の『食欲』と『運動』に関して、私の専門分野である『循環器』と『整形外科』に焦点を当ててお話ししようと思います。
『食欲』
少し言い換えて“太る”と“痩せる”とします。
循環器疾患に関しては『体重を維持する』という事が大切です。病気が進行するにつれて、食欲の低下、活動性の低下が起こります。
循環器疾患の診察の時には、心音の聴診、血液検査、レントゲン検査、超音波検査など必要に応じて行いますが、1番最初に行う体重測定は非常に重要です。
体重が減っていれば、十分に食事が取れていなかったり体力を消耗していることが考えられます。
逆に突然の体重増加は浮腫やうっ血の可能性があるため注意が必要です。
体重が維持されていることは、その子の状態が維持できているという事を意味します。毎回何気なく測るものですが、大切にしていきましょう。
整形外科に関しては、太る、すなわち体重増加が明らかなマイナスとなります。関節への負担が大きくなるためです。
痩せることももちろん大切ですが、まず太らせないことも重要です。ヒトも同じですが、一度太ってしまうと痩せるのはとても大変です(私自身最近とても痛感しています…)。
お家で定期的に体重測定をして、知らない間に太ってしまっていた!を防ぎましょう。
『運動』
心臓病があったら運動してはいけないのだろうか?そんなことはありません。非常に激しい運動でなければ全く問題はありません(病気の重い子の場合は運動制限が必要となりますので、ご相談ください)。適度な運動は脳にも体にも良いので、お散歩は毎日欠かさず行ってあげてください。
整形外科に関しても運動は必要ですが、具合を考えなくてはいけません。関節が弱い子が痩せるために頑張って運動しすぎてしまうと、余計に痛めてしまうことがあるので気を付けましょう。まずは食事管理です!
この場ではこのくらいにしたいと思います(本当はもっともっともっとお話ししたいことがありますが…)。
今回の内容に関してその他ご相談などございましたら、いつでもご指名にてご来院ください。
TOMARIGIご利用前後の診察でも構いませんので、スタッフまでお気軽にお申し付けください。
また循環器疾患、整形外科疾患のワンちゃんでも負担をかけないよう優しく丁寧に対応いたします。
病院併設のサロンとしてお役に立てるよう、今後もスタッフ一同努力して参ります。
写真は我が家の猫達です。
くるみ(1枚目奥から2番目)、ゆべし(1枚目奧)、そばこ(1枚目手前、2枚目)です。
こんな話をしておいて末っ子のそばこちゃんはぽっちゃりむちむちです。ダイエット頑張ります!
猫ちゃんのことも何でもご相談くださいね(^ ^)
2022.09.15
TOMARIGI
こんにちは!メディカルトリマーの大西です。いつもTOMARIGIをご利用いただきありがとうございます!
最近、我が家の愛犬こりんちゃんが咳をするようになり、病院に通っていました。
先生たちにいろいろな治療をしていただき良くなってきたのですが、今日はそんな〈咳〉についてお話ししていこうと思います!
咳と一言でいっても、カハっとなにか吐き出すような咳やガーガーと長く続く咳など様々です。
TOMARIGIでもお風呂に入ったり、風を当てたりしていると咳が出てしまう子がいたりします。
その原因は何なのでしょうか??
ワンちゃんの咳には、生理的に起こるものと病気が原因で起こるものがあります。
リードを強く引っ張った時や水を一気に飲んだ後、興奮した時などに数回、咳をする場合は生理的なものの可能性が高いです。
咳が続く、食欲や元気がない、チアノーゼや失神などの症状がみられる場合は様々な病気が考えられます。
〈咳が症状である代表的な病気〉
・ケンネルコフ(いわゆる風邪)
・気管虚脱
・心臓病
・気管支炎、肺炎 などなど
また、咳とともにこんな症状が現れたら要注意です!
・運動後でもないのに呼吸が荒い
・ぐったりしている
・舌の色が青紫色になっている
・呼吸が苦しそうで横になることもできない
咳と一緒にこのような症状がある場合は緊急性が高いので、夜間でもすぐに当院へご連絡ください。
おうちの子が、咳が続いてかわいそう、、、と思うことがあれば一度獣医師にご相談ください!
ちなみにこりんちゃんは〈ネブライジング〉という治療をしてもらいました!
〈ネブライジング〉とは咳やくしゃみが出る子に行われるもので、液体の薬を細かい霧状にして鼻や口から吸入する治療法です。
実際はお部屋の中にお薬を充満させてその中に入ってもらって行いますが、お薬を飲むのが苦手なワンちゃんでもできる治療法になっています!
トマリギでは体調面で不安があるワンちゃんでも安心して預けていただけるよう、シャンプー前の獣医師による診察や時短でのトリミングも行っておりますのでお電話お待ちしております!
また、当院ではわんちゃんの気管に優しいハーネス〈ハーネスト〉も販売しております。ハーネスがY字になっていて首を締め付けづらい構造になっているので、お散歩の時にリードを引っ張ってしまう子や首輪をつけると咳が出てしまう子にはおすすめのハーネスです。気になる方はお気軽にスタッフにお声がけください!
2022.08.15
TOMARIGI
はじめまして!
4月からTOMARIGIに加わりました、メディカルトリマーの田邊です!
オーナー様のご要望にしっかりとお応えし、ワンちゃんを綺麗に可愛くしていきます✨また、いつもと違う変化や皮膚の状態などにもオーナー様に伝えていけるよう日々努力して参ります💪✨これからよろしくお願い致します!
さて、8月になり猛暑🔥が続く日が増えました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、アイスが大好きで毎日一本食べてる気がします。。。
また、暑さで汗が止まらず外にいる時はタオルが手放せず握って歩いてます!
そんな暑い中!
ワンちゃんって汗かくの?どうやって体温調節しているの?
今日は、そんな疑問に触れていこうと思います!
《結論を言うとワンちゃんでも汗をかきます!》
人とワンちゃんも汗をかきますが、汗の種類が2種類あります。
①エクリン腺
体温調節をする汗腺と知られています。
人は全身から出る汗と同様。ワンちゃんにはエクリン腺が肉球と鼻先にしか無いです。
②アポクリン腺
人では脇や股のなど一部の場所に出ます。
ワンちゃんには全身にあり体臭にも影響があると考えられてます。
《汗の役割について》
人…体温の調節機能として、とっても重要!
犬…《体温を調節する》もありますが『社会的、性的なコミュニケーションのツール』としての役割もあります!
~体温調節の方法~
ワンちゃんが体温を調節する方法は主に『呼吸』にあります。暑い時にはハーハーと呼吸をするパンティング回数を増やし熱を逃してます。
また、体温調節が苦手なのでお散歩の時間や冷却グッツ、サマーカットなど飼い主様が手助けしてあげましょう!
ところで!
なぜ体温調節が苦手なのか?!
人間には皮膚に汗腺があるため、汗をかくことで体温調節をすることができますが、犬の皮膚にはその汗を出してくれる汗腺がないためです。
サマーカットについて過去のブログに紹介させていただいます。ぜひチェックしてみてくださいね!
さて!いかがでしたか?
人が汗をかいた時にお風呂でサッパリするのと一緒で、ぜひワンちゃんもTOMARIGIでサッパリしてみてはどうですか?
TOMARIGIではシャンプーをする際のオプションで炭酸泉というものがあります。
炭酸泉は、血流を促進してくれるので新陳代謝の向上また、被毛のツヤや皮膚に良い影響を与えてくれます。
ポカポカしてリラックス効果もあるので怖がりさんにもオススメですね!
アポクリン腺での匂いや汚れ炭酸泉を使って落としてみませんか?
他にも匂いやベタつきが気になるなどお気軽にご相談ください!
スタッフ一同お待ちしております!
最後に私の愛犬を紹介します。
ポメラニアンのでんでん!
チワワのマロン!
猫のニャジラ!の3匹です!
3匹とも保護した子達です!
でんでんちゃんは肥満で少し痩せなきゃねと言われちゃいました!ダイエット頑張ろうね^ ^
この子達も暑さに気をつけていきます!
一緒にこの暑い夏を楽しみつつ乗り越えていきましょうね😆✨
2022.07.15
TOMARIGI
こんにちは!副院長の三浦です。
暑いと思えば大雨が降ったり、不安定な天気が続きますね。
こんな時こそ規則正しい生活を心がけ、心身共に健康でありたいものです。
わんちゃんに関しても規則正しい生活が日々の健康維持には大切なものとなります。
今回は、私が診察の中でよく話す規則正しい生活を送ることのメリットをお伝えしようと思います。
「下痢をしてしまった」、「吐いてしまった」といった消化器症状。
「体を痒がる」、「皮膚が赤い」といった皮膚症状。
これらは動物病院に来る理由としてとても多いものです。
問診では様々なことを飼い主様に聞いていきますが、消化器症状、皮膚症状に関して重要なのが「食生活」です。
どんな食事を与えているかはもちろんのこと、
・何かいつもと違うものを食べたか。
・ドッグフードの種類を変えたか。
・拾い食いをしたりしないか。
などを聞きます。
ここでいつもと違う所があれば、そこが原因の可能性が出てきます。
ところが…
「おやつはこれとあれとそれと…」
「今ドッグフードはこれだけど、前はあれでその前は…」
「今日はこれを与えたけど、昨日あれで一昨日は…」
このような場合、原因となり得るものが多くなってしまい、絞り込むことがむずかしくなります。
「規則正しい生活」というより「シンプルな生活」がわんちゃんの体調不良の原因を分かりやすくしてくれることもあるわけですね。
食生活以外にも散歩に行ったり、遊んだり、寝たりする時間や場所も「規則正しく(=いつも同じに)」することで、変化に気が付きやすくなります。
特に!季節の変わり目には規則正しい生活をより心がけていただくと良いと思います。
季節の変化が体調に影響することも珍しくないため、普段の生活を規則正しくしておくことがより重要となります。
季節で症状が変化する「アトピー性皮膚炎」の場合はさらに重要性が増します。
今の時期は皮膚症状が悪化しやすいため、痒みや皮膚の赤みに変化がありましたらお早めに受診下さい。
わんちゃんにいろんなフードやおやつをあげたいという気持ちは、同じいち飼い主である私にもよく分かります。
もちろん与えてはいけないわけでは全くありません!
ただ、あまり多くを与え過ぎないよう気を付けていただくことで、日々の健康管理に役立ちますので参考にしてみて下さい。
近頃の私自身はというと、20代の頃にはなかった悩みが増えてきました。
お肌のハリやシミ、余計なお肉、翌朝の胃もたれなど。。。
規則正しい生活の大切さを、このブログを書きながらしみじみと感じています。
「医者の不養生」にならぬよう気を付けたいものです。
そんな私が食生活で気を付けていることは、
「お肉と野菜をしっかり食べる」、「炭水化物を控える」、「食べ過ぎない」です(最後の「食べ過ぎない」は正直出来ていませんw)。
好きな音楽を聞きながら、お酒を嗜みながら料理をするのがマイブームで、最高のリラックスタイムです。
(恥ずかしながら、私が作ったものです。飼い主様に頂いたズッキーニを使いました🔪)
夏は一番好きな季節なので、暑さに負けず健康第一で頑張っていこうと思います!
暑い日が続きますので、飼い主様もわんちゃんも熱中症にはお気を付け下さい。
前回のTOMARIGIブログで紹介させていただいたサマーカットも熱中症対策としておすすめですので、スタッフまでご相談下さい。
TOMARIGIは大切なワンちゃんが健康で美しくいられるようお手伝いさせていただきます。
引き続きご愛用頂けますようスタッフ一同努力して参ります!!
年中無休・夜間対応